データのリストア・回復

AvePoint Cloud Backup for IaaS + PaaS は、さまざまな Azure および Amazon サービスのバックアップ データを迅速に回復またはエクスポートできる堅牢なソリューションを提供します。Azure VMMicrosoft Entra IDAzure ストレージ、管理ポータル設定、Azure SQLAzure DevOpsAmazon EC2Azure AD B2C などをカバーしています。

Azure VM および Azure ストレージ

    バックアップ データを元の場所または別の場所にリストアすることを選択できます。

    Azure VM および Azure ストレージ内のフォルダーおよびファイルのバックアップ データをエクスポートすることも選択できます。詳細については、データのエクスポート・ダウンロード を参照してください。

    Azure VM のディスク スナップショットが存在する場合、Azure VM の元の場所へのリストア ジョブと別の場所へのリストア ジョブで、スナップショットからデータをリストアすることができます。詳細については、Azure 仮想マシン を参照してください。

Amazon EC2

    Amazon EC2 の場合、インスタンスとデバイスの元の場所へのリストアおよび別の場所へのリストアがサポートされています。詳細については、インスタンスのリストア および デバイスのリストア を参照してください。

Microsoft Entra ID

    Microsoft Entra ID データ回復の場合、グループおよびユーザーに対して元の場所へのリストアおよび別の場所へのリストアを実行することができます。ただし、その他のデータ タイプの場合、元の場所へのリストアのみがサポートされています。

    アプリの登録、エンタープライズ アプリケーション、グループ、ユーザー、管理単位、ロールと管理者をリストアすることができます。リストア ジョブは、まだ完全に削除されていないユーザーまたはグループのオブジェクト ID を保持することができます。上書きするマージするスキップする は、リストア中の競合解決に使用できるオプションです。

    特定の復旧ポイントにおける Microsoft Entra ユーザーのプロパティをローカル場所にダウンロードし、ダウンロードされたスクリプトを使用して、ダウンロードされたプロパティでユーザーをインポートすることができます。

    バックアップから BitLocker キーをコピーすることができます。詳細については、BitLocker 回復キーのコピー を参照してください。

    サインイン ログおよび監査ログのバックアップ データをエクスポートすることができます。詳細については、データのエクスポート・ダウンロード を参照してください。

管理ポータル設定

    管理ポータル設定では、コンポーネントのバックアップ データを JSON ファイルにエクスポートすること以外に、一部の設定を元の場所にリストアすることもできます。エクスポートまたはリストアできる設定については、管理ポータル設定 を参照してください。データのエクスポートに関する詳細については、データのエクスポート・ダウンロード を参照してください。

Azure SQL

    Azure SQL データベースの場合、監視対象データベースおよびバックアップ データベースのリストアがサポートされています。

データベースの取得した Azure ネイティブ バックアップをリストアするには、監視されているデータベースのリストア を参照してください。

直接バックアップ データベースをリストアするには、バックアップ データベースのリストア を参照してください。

    バックアップ データを使用して既存のデータベースを置き換えるか、新しい名前でデータベースを作成して同じ SQL サーバーにデータベースをリストアすることを選択できます。

Azure DevOps

    Azure DevOps 組織の場合、アイテムを元の場所にリストア・バックアップすることができます。

Azure AD B2C

    Azure AD B2C データの場合、データを元の場所にリストア・バックアップすることができます。

リストア ウィザードでリストアするデータを検索するには、クラシック 復旧ポイント 方法を使用してリストアするデータのバックアップ ジョブを検索するか、比較 方法を使用して、2 件の復旧ポイントを比較またはバックアップ データと本番環境内のデータと比較して相違点を確認することができます。比較 方法は、Microsoft Entra ID サービスおよび 管理ポータル設定 サービスでのみ利用できます。Microsoft Entra ユーザーおよびグループ、管理ポータル設定 内の Intune Microsoft Entra ID モジュールに対して、比較方法を使用できます。

    復旧ポイント 方法を使用する場合、リストアするサービスを選択すると、このサービスのすべてのデータ復旧ポイントを表示するカレンダーが表示されます。復旧ポイントの表示を ビューと ビューの間で切り替えることができます。バックアップ データが一部のみ存在するジョブを含める オプションを選択することで、完了したが例外が発生したジョブまたは失敗したジョブをカレンダーに表示するかどうかを選択できます。

データ復旧ポイントにマウス カーソルを移動すると、ジョブの詳細 (バックアップ範囲名、範囲 ID、ジョブ状態、ジョブ終了日時、ジョブ ID、バックアップ サイズ、バックアップ オブジェクト数) が表示されます。

    比較 方法は現在、2 件の復旧ポイントを比較すること、およびバックアップ データを Microsoft Entra ID 本番環境内のデータと比較することに対応しています。テナント名、比較するデータ タイプなどの比較条件を提供して、比較する復旧ポイントを選択する必要があります。その後、比較レポートを生成します。比較結果の表示 タイルに移動して、比較ジョブの進行状況を確認し、比較レポートを使用してリストアを続行することができます。詳細については、比較方法の使用 を参照してください。