ストレージ、フォルダー、ファイル、VM ファイル、Microsoft Entra 監査ログ / サインイン ログ、管理ポータル設定のバックアップ データをエクスポートしてダウンロードすることができます。エクスポート ジョブの実行後、ジョブ モニター に移動してエクスポートされたデータをローカル場所へダウンロードすることができます。エクスポートされたデータを 7 日間以内にダウンロードする必要があります。7 日間以内にダウンロードしない場合、データが失効してダウンロードできなくなります。
エクスポートされたデータの保護にパスワードが使用されています。データが正常にエクスポートされた後、ジョブ モニターに移動して、エクスポートされたデータを ZIP でダウンロードし、エクスポートされたデータを解凍するためのパスワードを取得します。
Azure VM と Azure ストレージで個別にエクスポートできるコンテンツには、500 GB の月単位制限が存在します。その制限に達すると、エクスポート ボタンは無効になります。
*注意: 管理ポータル設定の場合、コンポーネントのバックアップ データを JSON ファイルにエクスポートすることができます。
*注意: バックアップとは別に、リストアおよびエクスポート ジョブに一連のメール通知設定を構成することができます。詳細については、通知の構成 を参照してください。
*注意: Azure VM ファイル レベルのエクスポート ジョブは、Linux システムおよび Windows システムの VM をサポートします。Azure VM バックアップ データのファイル レベル データのエクスポートを実行する場合、バックアップ データに対してインデックスが既に生成されている必要があります。バックアップ範囲を構成する際にバックアップ中にインデックスの生成を有効化するか、エクスポートを実行する前にリストア ウィザードから直接インデックスを生成することができます。サイズが 4 TB 以上のディスクのインデックスの生成に対応していますが、サイズが 8 TB 以上のディスクのインデックスの生成に対応しません。
*注意: UFS – BSD default fs、ZFS – BSD alternative fs、BitLocker – Windows encrypted fs、LUKS – Linux encrypted fs、ReFS – Windows new fsファイル システムのインデックス生成がサポートされていません。これらのファイル システムでインデックス生成を実行すると、復旧ポイントにインデックスのないフォルダーが作成されます。
フォルダーまたはファイルのバックアップ データをエクスポートするには、以下の説明を参照してください。
1. カレンダーでデータ復旧ポイントをクリックすると、リストア先となる復旧ポイント ページが表示されます。選択したバックアップ ジョブでバックアップされたオブジェクトがテーブルに表示されます。
2. テナント フィルター、サブスクリプション フィルター、リソース グループ フィルターを使用して、特定プロパティのオブジェクトを検索するか、検索 ボックスを使用して名前のキーワードでオブジェクトを検索することができます。
3. エクスポートするデータが存在する VM、BLOB コンテナー、ファイル共有、Microsoft Entra テナントを検索してドリルダウンします。
*注意: 2023 年 12 月リリースから、Microsoft Entra テナントの監査ログおよびサインイン ログをエクスポートすることが可能になりました。Microsoft Entra ID リストア サービスに移動して、フィルターから 監査ログ または サインイン ログ を選択してエクスポートするデータを検索して、エクスポート ジョブを開始します。
4. エクスポートするストレージ、フォルダー、ファイル、ログ ファイル、管理ポータル設定を選択します。
*注意: Azure VM バックアップのファイル レベル エクスポートを実行するには、インデックスが既に生成されている必要があります。バックアップ範囲でバックアップ ジョブ中にインデックスの生成が有効化されていない場合、リストア ウィザードで [インデックスの生成] ボタンをクリックしてインデックスを生成することができます。サイズが 4 TB 以上のディスクのインデックスの生成に対応していますが、サイズが 8 TB 以上のディスクのインデックスの生成に対応しません。ジョブ モニター に移動して、インデックス ジョブの進行状況を確認して、ジョブ レポートをダウンロードすることができます。インデックスの生成が完了すると、ファイル レベルのエクスポートを実行することができます。
5. [エクスポート] をクリックして、エクスポート ジョブを実行します。エクスポートされたデータを 7 日間以内にダウンロードする必要があります。7 日間以内にダウンロードしない場合、データが失効してダウンロードできなくなります。