管理ポータル設定をリストアするには、以下のことに注意してください。
•リストアできる設定については、管理ポータル設定 を参照してください。
•設定に暗号化されているデータまたはファイルが含まれている場合、暗号化されているデータおよびファイルをリストアすることはできません。バックアップ データをエクスポートして設定を確認することができます。
•条件付きポリシーの状態がオンである場合、リストア ジョブはその状態をオフにします。また、ジョブ レポート コメントとドライ ラン レポートでこのことがアラートとして記録されます。
管理ポータル設定をリストアする方法については、以下の説明を参照してください。
1. リストア ページに移動し、[管理ポータル設定] タイルをクリックします。
2. リストア ウィザードでは、カレンダーにすべてのデータ復旧ポイントが表示されます。バックアップ データが一部のみ存在するジョブを含める オプションを選択することで、カレンダーに完了 (実行中に例外あり) 状態のジョブを表示するかどうかを選択することができます。
3. データ復旧ポイントにマウス カーソルを移動すると、ジョブの詳細 (ジョブ状態、ジョブ終了日時、範囲名、範囲 ID、ジョブ ID、バックアップ サイズ、バックアップ オブジェクト数) が表示されます。
4. カレンダーで使用するデータ復旧ポイントをクリックします。
5. 以下のフィルターを使用してバックアップ データの表示を更新することができます。
•モジュール フィルターを使用して、Microsoft Entra ID・Microsoft 365 Defender・Intune・Exchange の設定を検索します。
•リストアできる設定のみを表示する オプションを選択して、リストアするバックアップ データをフィルターすることができます。
•リストアまたはエクスポートのために PowerShell ルールのバックアップ データを含める場合、テーブルの上部にある PowerShell によって作成されたルールを含める オプションを選択します。
•列を管理して設定の表示を調整することもできます。
6. リストアする設定を選択し、[リストア] ボタンをクリックします。
7. リストア オプション ステップで、直接リストア ジョブを実行するか、先に ドライ ラン を実行してレポートで影響した設定を確認するかを選択できます。
8. 競合解決方法として マージする、上書きする、スキップする を選択します。
*注意: 競合が発生した際に、マージする が選択されている場合、バックアップ データが新しいアイテムの追加をサポートするプロパティのリストア先に追加されます。固有値を持つ既存のプロパティは、バックアップ データに置き換えられます。例えば、チェックボックス フィールド タイプで構成された安全なリンク ポリシーの保護設定は、リストアされた後にバックアップ データによって上書きされます。上書きする が選択されている場合は、競合するオブジェクトがリストア先から削除され、バックアップ データがリストアされます。スキップする が選択されている場合、バックアップ データのリストアがスキップされ、リストア先オブジェクトがそのまま保持されます。
9. 今後参照のため、このリストア ジョブの説明を入力することができます。
10. [リストア] をクリックして、リストア ジョブを実行します。