本バージョンの新機能

インサイダー リリース日: 2025 7 25

マーケット リリース日: 2025 8 11

一般的な更新

    システム管理 > セキュリティ ローカル アカウントの MFA ポリシー が有効になっている組織の場合、管理 > ユーザー管理 に移動して、個々のローカル ユーザーの MFA をリセットすることが可能になりました。状態が アクティブ であるローカル ユーザーを選択し、[MFA のリセット] をクリックします。MFA がリセットされたローカル ユーザーは、自分のデバイスで MFA 設定を再構成することができます。

    サポートの招待 フォームを構成し、既存の問題 を解決するために AvePoint サポートを招待する際に、15日後に自動的に削除される一時アカウントを作成し、組織の AvePoint Online Services 環境内の管理および自動検出機能へのアクセス権をアカウントに付与するオプションを選択することが可能になりました。

    Cloud Backup for Dynamics 365 または Opus を使用している組織は、以下の方法で監査レコードを取得することが可能になりました。

AvePoint Online Services で、システム管理 > 全般設定 に移動して、Microsoft Azure Event Hubs との統合 を構成します。

AvePoint Online Services で、システム管理 > アプリの登録 に移動して、audit.read.all 権限を持つアプリを登録します。その後、AvePoint Online Services Graph API を使用して詳細を取得します。

アプリ管理の新機能

    Microsoft の従来の Yammer アプリケーション登録に関するお知らせ (英語) に従い、AvePoint Online Services はカスタム Viva Engage アプリ プロファイルの作成または承認に対応しなくなりました。Cloud GovernanceCloud Backup for Microsoft 365、または tyGraph を使用している組織のテナントでカスタム Viva Engage アプリが構成されている場合、特定のアクションを実行する必要があります。詳細について、弊社営業担当まで問い合わせてください。

    以下のアプリに対して API 権限の更新が実施されました。

ファイルに秘密度ラベルを適用する新しいルールに対応するため、Policies for Microsoft 365 サービス アプリに、Azure Rights Management Services のアプリケーション権限 Content.SuperUser および Content.Writer が追加されました。

移行元ユーザーが共有メールボックスであるかどうかを確認するため、Fly for Entra ID (移行元) および Fly for Entra ID (移行元と移行先) サービス アプリに、Microsoft Graph のアプリケーション権限 MailboxSettings.Read が追加されました。

ユーザーの MFA 設定と状態を取得するため、Cense サービス アプリに、Microsoft Graph のアプリケーション権限 UserAuthenticationMethod.Read.All および Policy.Read.All が追加されました。

組織で以上のいずれかのサービス アプリ用のアプリ プロファイルが構成されている場合、AvePoint Online Services > 構成 > 管理 > アプリ管理 に移動し、対応するアプリ プロファイルを再承認することで、新しい API 権限を適用し、関連する機能へのアクセスを可能にすることができます。

*注意: 再承認は、新しい機能を使用する場合にのみ必要です。再承認を実行しない場合、既存の機能は引き続き利用できます。

    プロビジョニング プロファイルの現在の状態をより正確に反映させるため、アプリ プロファイル状態の用語が 期限切れ から 無効 に更新されました。

    アプリ管理アプリへの同意、および アプリ プロファイルの詳細 ページで、委任されたアクセス許可を持つアプリの特定を容易にするため、関連する AvePoint 既定アプリは、以下のアイコンでマークされるように変更されました。

アプリケーション API 権限と委任 API 権限の両方を持つアプリは、(Icon: hybrid) アイコンでマークされます。

委任 API 権限のみを利用しているアプリは、 (Icon: purebred) アイコンでマークされます。

    Microsoft 365 オブジェクトの管理に以下のアプリを使用している組織は、管理者の同意 ユーザーの同意 から同意方法を選択することが可能になりました。

サービス

アプリ タイプ

Insights

Insights for Microsoft 365

Insights for Power Platform

Cloud Governance

Cloud Governance 委任アプリ

Viva Engage

MyHub

MyHub

委任されたアクセス許可を持つカスタム アプリ

tyGraph

tyGraph スイート

tyGraph for Viva Engage

委任されたアクセス許可を持つカスタム アプリ

Cloud Backup for Microsoft 365

Cloud Backup Express

Viva Engage

AvePoint Portal Manager

AvePoint Portal Manager

会議室端末インターフェイス ビュー用の AvePoint Portal Manager

委任されたアクセス許可を持つカスタム アプリ

Document Management System Online

DMS Online

 

    組織が tyGraph を使用している場合、サービスを選択してアプリ プロファイルを構成する際に、tyGraph スイート オプションの横にある 情報 (Icon: information)アイコンにマウス カーソルを移動させると、tyGraph スイート オプションには tyGraph のすべてのモジュールが含まれていることを示すツールチップが表示されるように変更されました。この tyGraph スイート オプションを選択すると、他のモジュールを選択する必要はないことに注意してください。

自動検出の新機能

    自動検出 > スキャン プロファイル で、詳細モード スキャン プロファイルを構成し、指定した Microsoft 365 オブジェクトを 1 件のコンテナーにフィルターする場合、次のいずれかの値に等しい および 次のいずれの値にも等しくない 条件を使用して、以下の基準に対して複数の値を設定することが可能になりました

Exchange メールボックス

§ 部署

§ 表示名

§ メール アドレス

§ グループ メンバーシップ

OneDrive

§ サイト コレクション プロパティ: プライマリ管理者、URL

§ ユーザー基本情報: 部署、グループ メンバーシップ、ユーザー名

§ ユーザー プロファイル プロパティ: メール、URL

SharePoint サイト

§ 作成者: 部署、グループ メンバーシップ

§ プライマリ管理者

§ タイトル

§ URL

§ ハブ サイト名

Microsoft 365 グループ / Microsoft チーム / Viva Engage コミュニティ

§ グループ / チーム / Viva Engage コミュニティのプロパティ: 表示名; 作成者: 部署、プライマリ メール アドレス、所有者、メンバー

§ グループ チーム サイト プロパティ: タイトル、URL

Project サイト

§ プライマリ管理者

§ タイトル

§ URL

Exchange パブリック フォルダー: 表示名

Microsoft 365 ユーザー

§ 部署

§ 表示名

§ メール アドレス

§ グループ メンバーシップ

§ プライマリ メール ドメイン

§ ユーザー ID

セキュリティ グループと配布グループ

§ 表示名

§ 所有者

§ メンバー

§ プライマリ メール アドレス

*注意: 次のいずれかの値に等しい または 次のいずれの値にも等しくない の条件に複数の値を設定する場合、値をセミコロン (;) で区切ってください。

    自動検出 > スキャン プロファイル で、詳細モード スキャン プロアイルを構成し、SharePoint サイトMicrosoft 365 グループ / Microsoft チーム / Viva Engage コミュニティ、または Project サイト オブジェクトを指定したコンテナーにスキャンする場合、アーカイブ状態 基準を使用して、次の値に等しい 条件を設定し、アーカイブ済み または 未アーカイブ 状態でサイトをフィルターすることが可能になりました。

    自動検出 > コンテナー で、選択したコンテナーに SharePoint サイト オブジェクトをバッチ インポートするための設定を構成する際に、以下の設定を定義することが可能になりました。

自動検出スキャン ジョブでインポートされたオブジェクトの処理方法を選択します。

バッチ インポート ジョブでインポートされたオブジェクトの処理方法を選択します。

    自動検出 で、セキュリティ グループと配布グループ オブジェクト タイプに会議室リストが含まれるように変更されました。会議室リストは、標準の配布グループと同様に機能する特定の配布グループです。

    組織が EnPower を使用しており、Active Directory オブジェクトを自動検出できるエージェントをインストールしている場合、Active Directory メールボックス オブジェクトのスキャン プロファイルを構成することが可能になりました。

    自動検出スキャン ジョブのバックエンド ロジックが強化され、Microsoft 365 グループがサイトに接続されていないことによって発生したエラーが無視されるように変更されました。スキャン中に識別されたそれらのグループはジョブ レポートで 一部追加 とマークされ、関連するコメントは追加されます。ただし、これらのエラーはジョブ全体の状態に影響を与えません。

ユーザー ガイドの更新

本バージョンのユーザー ガイドの更新は以下のとおりです。

    Google Cloud Platform セクションを更新しました。

    ローカル アカウントでサインイン セクションを更新しました。

    適切な条件の選択方法 セクションを更新しました。

    アプリ プロファイルの管理 セクションを更新しました。

    カスタム Google アプリへの同意 セクションを更新しました。

    アプリ プロファイルの再承認 セクションを更新しました。

    CensePolicies for Microsoft 365Fly for Entra ID (移行元)Fly for Entra ID (移行元と移行先)Document Management System Online のセクションの API 権限を更新しました。

    サービス アカウント プロファイルの管理 セクションを更新しました。

    Google Cloud サービス アカウント プロファイルの管理 セクションを追加しました。

    Google Workspace の自動検出 セクションを更新しました。

    オブジェクトのバッチ インポート セクションを更新しました。

    ユーザーの管理 セクションを更新しました。

    セキュリティ設定の構成 セクションを更新しました。

    認証通知 セクションを更新しました。

    Microsoft Azure Event Hubs との統合 セクションを更新しました。

    サポートの招待 セクションを更新しました。

    対応する自動検出ルールの条件で次のセクションを更新しました:

Exchange メールボックス

OneDrive

SharePoint Online サイト

Microsoft 365 グループ / Microsoft チーム / Viva Engage コミュニティ

Project サイト

Exchange パブリック フォルダー

Microsoft 365 ユーザー

セキュリティ グループと配布グループ

Google グループ

Active Directory メールボックス

    Windows PowerShell を使用する証明書の準備 セクションを更新しました。

本バージョンの新機能の技術情報と既知の問題については、リリース ノート を参照してください。