一般的な承認プロセスの作成 または 一般的な承認プロセスの編集 パネルで、一般的な承認プロセスを構成する方法については、以下の設定を構成してください。
1. 承認プロセス名 – 承認プロセスの名前を入力します。
2. 説明 – 承認プロセスの説明を入力します。(必須ではありません)
3. カテゴリ – 承認プロセスの整理に使用します。ドロップダウン リストから既存のカテゴリを選択するか、作成
() ボタンをクリックして カテゴリの作成 ページで新しいカテゴリを構成することで、この承認プロセスのカテゴリを新規作成します。
4. 承認方法 – 以下の承認方法のいずれかを選択し、設定を構成します。
•自動承認 – この承認プロセスを使用するサービスは、要求に応じて自動的に承認されます。
•手動承認 – 承認ステージおよび返送設定を構成することができます。
i. [ステージの追加] をクリックして、1 ステージのアクションを構成します。承認プロセスには、最大 5 ステージを追加することができます。詳細については、以下の ステージの追加 セクションを参照してください。ステージの追加後、以下のアクションを実行できます。
§ ステージ名 列配下のリンクをクリックすると、ステージの詳細が表示されます。
§ 割り当て先 列配下の [number] 件の割り当て先 リンクをクリックすると、ステージの割り当て先が表示されます。
§ アクション 列配下の 編集 () ボタンをクリックして、ステージを編集します。
§ アクション 列配下の 削除 ()
ボタンをクリックして、ステージを削除します。
§ 管理 ()
ボタンをクリックして、上に移動、下に移動、トップに移動
を選択し、ステージの順序を調整します。
ii. 返送設定 を有効にするかどうかを選択します。返送設定を有効にすると、この承認プロセスが適用される要求が却下された場合、要求を再提出のために要求者に返送することができます。
§ 要求が却下されて返送された場合に要求者に通知し、通知メールで却下者を CC する かどうかを選択します。通知を選択する場合、ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択します。
§ 要求者が要求を再提出できる期間 テキスト ボックスに数値を入力し、要求者が要求を再提出できる期間の時間単位として 日間 または 週間 を選択します。要求者は期間内に要求を再提出しない場合、要求が自動的に取り消されました。
§ 要求が自動的に取り消される前に、要求者に通知メールを送信する チェックボックスを選択して、要求者に通知メールを送信します。ドロップダウン リストから通知プロファイルを選択します。通知プロファイル構成の詳細については、近日中失効の通知プロファイルの構成 を参照してください。
§ 自動取り消し がエスカレーション アクションとして表示されます。要求者は構成された期間内に要求を再提出しない場合、要求が自動的に取り消されます。
5. 通知 – 特定のユーザーまたはグループに完了メールを送信する かどうかを選択します。メールの送信を選択する場合、ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択します。ユーザーまたはグループ (Microsoft 365 グループ、配布グループ、メールが有効なセキュリティ グループ) をメール通知の受信者として 宛先、CC、 BCC フィールドに追加 します。$ を入力して、以下のユーザー ロールから選択することもできます。ロールの詳細については、付録 F – 対応している変数ロール を参照してください。
• $要求者
• $要求者のマネージャー
• $タスクの割り当て先 – 承認タスクを受信したユーザーです
• $タスクの承認者 – 要求を承認 / 却下したユーザーです
• $承認者のマネージャー – Microsoft Entra で構成します
• $メイン連絡先
• $サブ連絡先
• $オブジェクトの管理者 – チームの所有者 / グループの所有者 / コミュニティ管理者 / サイトの管理者 / Power Apps アプリの所有者 / Power Automate フローの所有者 / Power BI ワークスペースの管理者 / 環境の管理者 / 環境のシステム管理者です
• $Power Apps アプリの共同所有者
• $新しいオブジェクト メタデータ ("メタデータ名") – この形式でロールを入力します。メタデータ名をユーザーまたはグループ、Microsoft Entra プロパティ、参照タイプのメタデータ名に置き換えます。メタデータで 承認プロセスまたは通知プロファイルで、このメタデータを変数ロールとして引用することを許可する オプションが有効になって必要があります。Microsoft Entra プロパティ メタデータが、カスタム Microsoft Entra プロパティから値を取得するように設定されている場合、プロパティ値がユーザーまたはグループであることを確認してください。
手動承認 を選択する場合、この承認プロセスに対して以下のメール通知を有効にし、対応するドロップダウン リストから各通知に使用するメール テンプレートを選択することもできます。
•要求が拒否された場合、以前の承認者全員に通知する
•要求が却下された場合に要求者に通知し、通知メールで却下者を CC する
•要求が取り消された場合に割り当て先および要求者に通知する
完了後、[保存] をクリックして構成をすべて保存します。
ステージの追加 ページで、以下の設定を構成してください。
1. ステージ名 – ステージの名前を入力します。
2. 説明 – ステージの説明を入力します。(必須ではありません)
3. このステージを実行する条件 – このステージを実行する条件を選択します。常にこのステージを実行する または 特定の条件でこのステージを自動承認する を選択することができます。
特定の条件でこのステージを自動承認することを選択する場合、[条件の追加] をクリックします。条件の追加 パネルでは、以下の条件タイプのいずれかを選択します。
•ユーザーまたはグループ – この条件タイプを選択する場合は、以下の説明を参照してください。
i. Microsoft 365 テナント – ドロップダウン リストから Microsoft 365 テナントを選択します。
ii. 条件 – 以下の条件から選択します。
§ 所属 – この条件を選択すると、要求者が ユーザーまたはグループ フィールドで指定したユーザーまたはグループの場合、このステージが自動承認されます。ユーザーまたはグループ フィールドに、ユーザーまたはグループ (Microsoft 365 グループ、配布グループ、セキュリティ グループ、メールが有効なセキュリティ グループ) の名前を入力します。$ を入力すると、タスクの割り当て先ロールを選択することもできます。
§ 所属しない – この条件を選択すると、要求者が ユーザー フィールドで指定したユーザーでない場合、このステージは自動承認されます。ユーザー フィールドにユーザーの名前を入力します。$ を入力すると、タスクの割り当て先ロールを選択することもできます。
• Microsoft Entra プロパティ – この条件タイプを選択する場合は、以下の説明を参照してください。
i. Microsoft 365 テナント – ドロップダウン リストから Microsoft 365 テナントを選択します。
ii. Microsoft Entra プロパティ – Built-in プロパティ ドロップダウン リストまたは カスタム プロパティ ドロップダウン リストからプロパティを選択します。
iii. 条件 – 以下の条件から選択します。
§ 一致する – この条件を選択すると、要求者のプロパティ値が指定した プロパティ値 と一致する場合、このステージが自動承認されます。
§ 一致しない – この条件を選択すると、要求者のプロパティ値が指定した プロパティ値 と一致しない場合、このステージが自動承認されます。
iv. プロパティ値 – 以下のオプションから 1 件を選択して、この条件のプロパティ値を定義します。
§ ユーザーのプロパティ値 – 指定するユーザーの名前を入力します。指定されたユーザーのプロパティ値が条件として取得されます。
§ 指定されたプロパティ値 – テキスト ボックスにプロパティ値を入力します。複数の値を入力する場合、セミコロンで各値を区別する必要があります。
[保存] をクリックして構成を保存すると、条件は表に追加されます。
複数の条件をテーブルに追加することができます。複数の条件を追加する場合、以下のオプションから 1 件を選択して、これら条件の論理オプションを定義します。
•条件のいずれかに一致する – このオプションを選択すると、要求者が表内のいずれかの条件に一致する場合、このステージが自動承認されます。
•すべての条件に一致する – このオプションを選択すると、要求者が表内のすべての条件に一致する場合、このステージが自動承認されます。
4. 割り当て先 – このステージの担当者を指定します。タスクは、構成されたすべてのタスク割り当て先に同時に割り当てられます。テキストボックスにユーザーまたはグループ (Microsoft 365 グループ、配布グループ、セキュリティ グループ、メールが有効なセキュリティ グループ) の名前を入力します。$ を入力すると、以下のロールから選択することもできます。ロールの詳細については、付録 F – 対応している変数ロール を参照してください。
• $要求者
• $要求者のマネージャー
• $メイン連絡先
• $サブ連絡先
• $オブジェクトの管理者 – チームの所有者 / グループの所有者 / コミュニティ管理者 / サイトの管理者 / Power Apps アプリの所有者 / Power Automate フローの所有者 / Power BI ワークスペースの管理者 / 環境の管理者 / 環境のシステム管理者です
• $新しい連絡先
• $前のステージの承認者のマネージャー
• $Power Apps アプリの共同所有者
• $サービス メタデータ ("メタデータ名")
• $オブジェクト メタデータ ("メタデータ名")
• $新しいオブジェクト メタデータ ("メタデータ名")
いずれかの承認者が要求を承認した時点で承認ステージを完了することを許可する かどうかを選択します。承認者のいずれかが要求を承認した場合、ステージはその時点で完了となります。
タスクの割り当て先に他のユーザーへのタスクの再割り当てを許可する を選択することもできます。チェックボックスを選択すると、割り当て先はタスクを他のユーザーに再割り当てすることができます。
5. 通知 – このステージに対して以下のメール通知を有効にすることができます。
•タスクが割り当てられた場合に割り当て先に通知する
•要求が承認された場合に要求者に通知する
•要求が承認された場合に同じステージの他の割り当て先に通知する – 要求が承認された場合に同じステージの他の割り当て先に通知する を選択する場合、このチェックボックスを選択して、要求が承認された場合に同じステージの他の割り当て先に通知することができます。
該当するドロップダウン リストから、各通知で使用するメール テンプレートを選択します。
6. 期間とエスカレーション – タスクがエスカレーションされる前に、このステージを完了するタスクの割り当て先の期間を指定し、エスカレーション設定を構成します。
•期間 – タスクがエスカレーションされる前に、このステージの期間を指定します。テキスト ボックスに数値を入力し、時間単位として 日間 または 週間 を選択します。
タスクがエスカレーションされる前に、タスクの割り当て先に通知メールを送信する を選択して、ドロップダウン リストから通知プロファイルを選択することができます。
•エスカレーション – ドロップダウン リストからエスカレーション後に実行されるアクションを選択します。
o 再割り当て – タスクがエスカレートされると、指定のユーザーまたはグループに再割り当てされます。テキスト ボックスにユーザーまたはグループ (Microsoft 365 グループ、配布グループ、セキュリティ グループ、メールが有効なセキュリティ グループ) の名前を入力します。$ を入力すると、以下のロールから選択することもできます。ロールの詳細については、付録 F – 対応している変数ロール を参照してください。
§ $要求者のマネージャー
§ $タスク割り当て先のマネージャー
§ $メイン連絡先
§ $サブ連絡先
タスクが再割り当てされた場合にタスクの新しい割り当て先に通知する チェックボックスを選択して、ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択することもできます。タスクが再割り当てされた場合にタスクの新しい割り当て先に通知メールが送信します。ここでグループを選択する場合、グループのメンバーのいずれかがタスクを処理すると、タスクは完了となります。
再割り当て後のタスク承認期間を指定することができます。テキスト ボックスに数字を入力し、通知が送信されて以下の期間経過後に、タスクが完了しなかった場合 セクションで 日間 または 週間 を時間の単位として選択し、アクションを選択します。
§ 自動承認 – タスクの承認が特定の期間以内に新しい割り当て先によって完了されていない場合、要求は自動的に承認されます。タスクが自動承認された場合に、タスクを完了していない現在のステージのタスク割り当て先に通知する チェックボックスを選択することもできます。
§ 自動却下 – タスクの承認が特定の期間内に新しい割り当て先によって完了されていない場合、要求は自動的に却下されます。タスクが自動却下された場合、タスクを完了していない現在のステージのタスク割り当て先に通知する チェックボックスを選択することもできます。
o 自動承認 – タスクの承認が特定の期間内にタスクは完了されていない場合、要求は自動的に承認されます。タスクが自動承認された場合に、タスクを完了していない現在のステージのタスク割り当て先に通知する チェックボックスを選択することもできます。
o 却下する – タスクの承認が特定の期間内に完了されていない場合、要求は自動的に却下されます。タスクが自動却下された場合、タスクを完了していない現在のステージのタスク割り当て先に通知する チェックボックスを選択することもできます。
o 通知する – タスクがエスカレートされると、指定のユーザーまたはグループに通知が送信されます。テキスト ボックスにユーザーまたはグループ (Microsoft 365 グループ、配布グループ、メールが有効なセキュリティ グループ) の名前を選択します。$ を入力すると、以下のロールから選択することもできます。ロールの詳細については、付録 F – 対応している変数ロール を参照してください。
§ $要求者のマネージャー
§ $タスク割り当て先のマネージャー
§ $メイン連絡先
§ $サブ連絡先
この承認タスクがエスカレートされた際に送信する通知の メール テンプレート をドロップダウン リストから選択します。
通知後のタスク承認期間を指定することができます。テキスト ボックスに数字を入力し、通知が送信されて以下の期間経過後に、タスクが完了しなかった場合 セクションで 日間 または 週間 を時間の単位として選択し、アクションを選択します。
§ 自動承認 – タスクの承認が特定の期間内にタスクは完了されていない場合、要求は自動的に承認されます。タスクが自動承認された場合に、タスクを完了していない現在のステージのタスク割り当て先に通知する チェックボックスを選択することもできます。
§ 却下する – タスクの承認が特定の期間内に完了されていない場合、要求は自動的に却下されます。タスクが自動却下された場合、タスクを完了していない現在のステージのタスク割り当て先に通知する チェックボックスを選択することもできます。
完了後、[保存] をクリックして構成をすべて保存します。