AvePoint Cloud Backup for Salesforce® サービスは、初回ログイン後の現地時間 00:00 にすべての Salesforce レコードを自動バックアップし、毎日 4 回のバックアップ ジョブを実行します。バックアップ ファイル / 添付ファイルは暗号化されて Azure BLOB ストレージに保存され、その他のバックアップ データは暗号化されて Azure データベースに保存されます。
組織のバックアップ ジョブを初めて実行する場合、バックアップ サイクルが開始されます。バックアップ サイクルは 1 年間です。サイクル中の最初のバックアップ ジョブは完全ジョブで、それ以降のバックアップ ジョブは前回のジョブ以降に変更されたデータのみをバックアップします。増分バックアップ ジョブは完全バックアップ中に続行されるため、Salesforce 環境をさらに包括的な保護を提供できます。
バックアップ ページでは、すべての組織を表示することができます。各組織には、前回のバックアップ ジョブの状態および次回のバックアップ ジョブの開始日時を個別のタイルに表示されます。
バックアップ ページは 10 分ごとに自動的に更新され、バックアップ
ページに戻るたびに更新されます。更新
() ボタンをクリックして、組織の最新のバックアップ状態を手動で取得することもできます。
組織のバックアップを管理するには、以下のアクションを実行することができます。
•初回ログイン後、組織タイルの右上にある その他のコマンド () ボタンをクリックし、ドロップダウン リストから [ただちにバックアップ] をクリックし、パネルの すべてのオブジェクト を選択して組織全体を初めてバックアップするか、AvePoint
Cloud Backup for Salesforce® が現地時間の 00:00 に自動的に最初のバックアップ ジョブを実行させることができます。カスタム バックアップ範囲を選択し、ただちにバックアップ
パネルで必要なオブジェクトを選択して、オンデマンド
バックアップ ジョブを実行することもできます。
*注意: 完全バックアップが存在する場合にのみ、特定のオブジェクトのオンデマンド バックアップ ジョブを実行できます。
ただちにバックアップ ボタンは、管理者および ただちにバックアップ 権限を持っているユーザー グループのみが使用できます。組織用のストレージ場所が構成されていない場合、警告が表示されます。ストレージ場所をただちに構成するか、後で構成するかを選択することができます。ストレージ場所を構成するには、カスタム ストレージ場所とデータベースの構成 の説明を参照してください。
•認証ユーザーのスケジュールされた権限確認は既定で有効になっています。スケジュールされた権限確認を有効化するか、権限確認設定を構成するには、組織タイルの右上にある
その他のコマンド () ボタンをクリックして 権限確認設定の構成 を選択します。以下の設定を構成することができます。
o 開始日時 – スケジュールの開始日時を選択すると、初回の権限確認はその開始日時に自動実行されます。既定では、開始日時は Salesforce 組織が接続された日付です。
o 間隔 – スケジュール権限確認の間隔を構成します。既定では、間隔は 1 か月です。
ただちに権限確認を実行するには、組織タイルの右上にある
その他のコマンド () ボタンをクリックして 権限をただちに確認 を選択します。権限レポートは管理者に送信されます。
以下の 3 件のリストが権限レポートに含まれます。権限が不足している場合は、認証ユーザーに必要な権限を付与し、AvePoint サポートに連絡して、保護されていないオブジェクトに対する完全バックアップの実行を依頼してください。
o FieldPermission: このリストには、認証ユーザーが各フィールドに対して 読み取り 権限を持っているかどうかが表示されます。Field Permission 列には、フィールド名とそれが所属するオブジェクト名の両方が表示されます。認証ユーザーに 読み取り 権限が付与されていないフィールド値は保護できないことに注意してください。
o ObjectPermissions: 認証ユーザーに 読み取り 権限が付与されていないオブジェクトは、このリストに含まれず、保護できません。保護するオブジェクトがリストに含まれているかどうかを確認できます。
o UserPermission: このリストには、認証ユーザーがバックアップおよびリストアに必要な権限が表示されます。各権限が認証ユーザーに付与されているかどうかを確認することができます。また、割り当てられていない権限の用途に関する情報を確認することもできます。
•管理者は、自動バックアップのバックアップ範囲および頻度を構成することができます。組織タイルの右上にある
その他のコマンド () ボタンをクリックして、ドロップダウン リストから [バックアップ設定の構成] をクリックします。詳細については、バックアップ設定の構成 を参照してください。
•多数の組織を管理しており、バックアップ
ページから特定の組織カードを非表示にする場合は、組織タイルの右上隅にある
その他のコマンド () ボタンをクリックし、ドロップダウン リストから [組織の非表示] をクリックすると、その組織が 非表示の組織 セクションに移動されます。右上隅にある
[非表示]
をクリックして、組織カードが非表示にすることもできます。
非表示の組織を表示する場合は、[非表示の組織を表示] をクリックします。組織を常に表示する場合は、組織タイルの右上隅にある
その他のコマンド () ボタンをクリックして、ドロップダウン リストから [組織の表示] をクリックします。
•組織のタイルをクリックして、該当する組織のバックアップの詳細を確認することができます。組織タイルの右上にある
その他のコマンド () ボタンをクリックして、ドロップダウン リストから [詳細の表示] をクリックして、バックアップの詳細を表示することもできます。詳細については、バックアップの監視・管理 を参照してください。
バックアップについては、以下の点に注意してください。
•組織のすべてのファイルを保護するには、Salesforce アプリ プロファイルを作成するユーザーは、すべてのファイルのクエリ権限を持っている必要があります。Salesforce 組織への接続詳細については、テナントの AvePoint Online Services への接続 を参照してください。
•サブスクリプションの有効期限が切れると、バックアップのスケジュールは停止されます。
•バックアップ ジョブは、前回のバックアップ ジョブで例外があるオブジェクトを自動的にバックアップします。
•24 時間以内に、異なるサブスクリプション タイプの組織に対して、異なる数のバックアップ ジョブを実行することができます。詳細については、付録 E – AvePoint Cloud Backup for Salesforce® サブスクリプション保持情報 を参照してください。スキップした・失敗したジョブは、ジョブの制限数に含まれていません。
•AvePoint Online Services が Salesforce のアクティブ ユーザー数が AvePoint Cloud Backup for Salesforce® の購入済みユーザー シート数を超過することが検出した場合、AvePoint Cloud Backup for Salesforce® はバックアップ機能を停止します。以前のバックアップを使用してデータをリストアまたは比較することができます。
Salesforce では、Sandbox ユーザー数はアクティブ ユーザー数にカウントされません。