データベース設定 ページには、テナントの Azure Cosmos DB の選択が表示されます。このページで、スキャン結果の保存に使用するデータベースを編集することができます。AvePoint 提供の Cosmos データベースを使用する場合は 既存の Cosmos データベース を選択します。独自の Cosmos データベースを使用する場合は、独自の Cosmos データベース を選択します。
独自の Cosmos データベースを使用する場合は、既存の Cosmos データベースに格納された Insights データはすべて独自の Cosmos データベースに移行されます。データ移行を完了するためにメールの受信者をカスタマイズする チェックボックスを選択して、データ移行完了時に構成済みユーザーに通知するメールの受信者を定義することも可能です。既定の Cosmos データベースに格納されたデータは、データ移行から 30 日後に自動削除されます。
*注意: Cosmos データベースを変更すると、実行中のスキャン ジョブに影響を与え、既存データの移行にさらに時間がかかる場合があります。
独自の Cosmos データベース を選択する場合は、以下のデータベース設定を構成します。
•接続文字列 – Azure Cosmos DB のプライマリまたはセカンダリ接続文字列を入力します。接続文字列の検索方法は、以下の説明を参照してください。
i. Azure ポータル にログインします。
ii. スキャン結果の格納に使用する Azure Cosmos DB を選択します。
iii. 設定 > キー > 読み取り/書き込みキー に移動して、プライマリまたはセカンダリ接続文字列を確認できます。
•データベース名 – データベース名は自動で入力されます。既存の Cosmos データベースに変更することも可能です。
•コンテナー名 – コンテナー名は自動で入力されます。
•データベース内に同じ名前を持つコンテナーが既に作成されている場合は、パーティション キーが /scopeid で構成されていることを確認してください。
•スループット – ワークロードに必要なスループット (1 秒あたりの要求ユニット (RU/秒)) です。必要となるスループットの目安については、推奨スループット を参照してください。
コンテナーのスループット設定を変更する場合は、以下の説明を参照してください。
i. Azure ポータル にログインします。
ii. Azure Cosmos DB アカウントに移動し、データ エクスプローラー タブを開きます。
iii. SQL API 配下のデータベース設定で構成した Cosmos データベースをクリックし、すべてのコンテナーをロードします。
iv. データベース設定で構成したコンテナーをクリックし、[スケールと設定] をクリックします。
v. 設定 タブの スケール でコンテナーのスループット設定を構成することができます。
•Microsoft 365 アクティビティ フィードの保持 – 独自の Cosmos データベースでアクティビティ フィード データの保持ポリシーを–構成します。既定値は 3 か月です。Insights は Cosmos データベースの過去 90 日間のアクティビティ フィードを保持します。
*注意: 独自の Cosmos データベースの使用を選択した場合、データベースの Microsoft 365 アクティビティ フィード データは上記で構成した保持期間内に保持されます。AvePoint によって提供されている既定の Cosmos データベースを選択した場合、保持期間はお使いのサブスクリプション タイプによって異なります。詳細については、AvePoint サポートまでお問い合わせください。