AvePoint tyGraph の利用を開始するには、以下のセクションを参照してください。
1. Microsoft 365 アカウントまたはローカル アカウントを使用して AvePoint tyGraph にサインインします。システムがデータの初期化を開始します。
2. データ初期化 – データ初期化プロセス中に、tyGraph は AvePoint Online Services からテナント情報を取得します。このプロセスは 10 分ほどかかります。その間にアクションを実行することはできません。初期化の完了後、テナントは自動的にハーベスター ジョブを開始し、収集されたデータは ハーベスター状態 ページに表示されます。
*注意: AvePoint tyGraph を適切に機能させるには、ワークロード全体のユーザー アクティビティをキャプチャする監査ログを有効にし、組織のプライバシー プラクティスによって許可されている場合、Microsoft 365 使用状況レポートの匿名化を無効にしてください。
データ収集および匿名化の無効化については、ハーベスター ジョブの状態 を参照してください。
3. レポート ビジュアル – ハーベスター ジョブの完了後、AvePoint tyGraph でレポートを表示することができます。レポート分析には以下の方法を提供しています。
•Web ベースのレポート – テナントがサブスクリプションで関連するレポート モジュールを購入した場合、レポート センター で Pulse、SharePoint、Copilot 導入、Viva Engage のレポートをオンラインで表示することができます。
•Power BI 埋め込みレポート – tyGraph の 分析 ページで、購入したレポート モジュールの Power BI 埋め込みレポートにアクセスするには、Power BI 埋め込みモジュールがサブスクリプションに含まれていることを確認してください。詳細については、購入済みモジュールの Power BI レポートの表示 を参照してください。
•Microsoft Power BI 内の Power BI レポート – 以下の方法で tyGraph レポート ツールをインストールすることで、Microsoft Power BI で購入したモジュールのビジュアル レポートを表示することができます。
o 組織がサブスクリプションの Power BI 埋め込みモジュールを購入しなかった場合、Power BI レポートのデータへの接続 を参照して Microsoft Power BI にレポート ツールをインストールしてください。
o 組織がサブスクリプションの Power BI 埋め込みモジュールを購入した場合、設定 > Power BI テンプレート / Web パーツ に移動して、AppSource へのリンクをクリックすることで tyGraph Power BI テンプレート アプリをインストールしてください。
•tyGraph Pages サイト分析 Web パーツ – tyGraph Pages サイト分析 Web パーツを SharePoint Online のページに追加するには、tyGraph Pages Web パーツのインストール の説明に従って、tyGraph Pages Engine および tyGraph Pages Web パーツのアプリ パッケージを SharePoint にインストールする必要があります。
4. (必須ではありません) tyGraph をカスタマイズおよび管理する設定
•ユーザー プロパティの構成 – ユーザー プロパティの構成により、レポートに表示する Microsoft Entra ID から収集されるユーザー プロパティおよび拡張属性を選択し、組織に対してデータをカスタマイズすることができます。ユーザー プロパティおよび属性の構成については、ユーザー プロパティ を参照してください。
•データ プライバシーの構成 – 既定では、AvePoint tyGraph はレポート用のすべての個人情報を収集します。レポートの機密個人情報を制御して難読化するには、データ保護の優先順位を定義する必要があります。データ保護の構成については、データ プライバシー を参照してください。
*注意: ビジネス ユーザーは、レポート用に収集されるユーザー情報を有効するかどうかを選択することができます。詳細については、個人データの保護 を参照してください。
•ユーザー管理 – ユーザーまたはグループを管理し、特定の tyGraph レポート モジュールへのアクセス権を付与するには、ユーザー セクションの説明を参照してください。
•SharePoint サイトのデータ取集 (SharePoint および Pages のレポートでのみ利用可能です) – データ収集に含めるまたはデータ収集から除外する SharePoint サイトをカスタマイズするには、データ収集 セクションの説明を参照してください。
•ベンチマーキングの有効化 (Copilot の導入レポートおよびイントラネット レポートで利用可能です) – 異なる組織間の Microsoft Copilot の実施および利用状況を比較する、および組織内のユーザーがイントラネットへのアクセス方法を評価するには、関連レポートでベンチマーキング データを表示することができます。ベンチマーキングへの登録方法およびベンチマーキング データの表示方法については、ベンチマーキング を参照してください。