監視レポートにアクセスする前に、アプリケーション管理者およびサービス管理者は初期設定を完了する必要があります。
設定で、スキャン範囲を構成して、監視する Azure リソースのテナントを選択することができます。スナップショットを撮る頻度の決定および通知の管理を実行することもできます。
Microsoft Azure 構成の管理 > 設定 に移動して、以下のセクションで利用可能な設定および管理説明を参照してください。
範囲 で、ドロップダウン リストから変更認識および権限分析のために監視する Azure リソースの対象テナントを選択します。変更用のスナップショットは選択したテナントに基づいて作成されます。
*注意: Microsoft Azure リソースを認証して取得するには、AvePoint Online Services で必要なアプリ プロファイルを作成し、そのアプリに閲覧者ロールを付与する必要があります。アプリの要件については、アプリ プロファイルの作成 内のテーブルを参照してください。アプリに十分な権限を付与するには、Azure リソース監視用の閲覧者ロールの付与 内の説明を参照してください。
頻度 で、Microsoft Azure リソースに対して、Microsoft Azure 権限分析 モジュールの権限分析レポートの更新ジョブおよび Microsoft Azure 構成の管理 モジュールのスナップショットの生成ジョブの頻度を構成することができます。
スナップショットは、変更の監視とレポートに使用されます。既定では、スナップショットは自動的に 12 か月間保存されます。最初のスナップショットが作成されると、権限の変更やセキュリティに関連する設定の変更などの変更が自動的に追跡されます。
通知 で、Azure リソースで新しい変更が検出された際に通知を送信するかどうかを構成することができます。
通知を送信するには、新しい変更が検出されたときに通知する チェックボックスを選択して、これらの通知の受信者を選択します。受信者は、権限が付与されているデータの詳細な変更レポートのみを表示することができます。詳細については、権限 を参照してください。
選択した場合、スキャン ジョブが完了した後に、ベースライン スナップショットと比較してAzure リソースで変更が検出された際にメール通知が送信されます。
*注意: 既定では、最初のスナップショットがベースラインに設定されます。スナップショットの詳細 ページでベースラインをリセットすることができます。