AvePoint Cloud Backup では、パブリック フォルダー バックアップ データを元の場所にリストアすることができます。
パブリック フォルダー データをリストアする方法については、以下の説明を参照してください。
1. AvePoint Cloud Backup > リストア ページに移動して、[パブリック フォルダー] タイルをクリックします。
2. リストアするデータを選択します。リストアするデータを検索するには、以下の方法が利用可能です。
•検索モード – パブリック フォルダーを検索範囲として定義し、プロパティを使用して範囲内のアイテムを検索します。以下の説明を参照してください。
i. 名前 フィールドで、パブリック フォルダーを入力または選択します。既定の検索条件は、最新バックアップ サイクル内の指定したパブリック フォルダーのバックアップ データを検索します。
ii. バックアップ期間 フィールドに、既定では最新バックアップ サイクルの期間が表示されます。カレンダー
() ボタンをクリックしてバックアップ期間をカスタマイズします。開始日は終了日より前に設定する必要があります。設定をリセットする場合、[リセット] をクリックします。[OK] をクリックしてカスタマイズを保存します。
iii. レベル リストからアイテムを検索するレベルを選択します。選択可能なオプションは フォルダー と メールボックス アイテム です。選択したパブリック フォルダー内のすべてのアイテムを検索する場合は、検索条件を空白のままにすることができます。特定のメールボックス アイテムを検索するには、検索条件件名、送信元、送信先、送信日 を構成することができます。
iv. [検索] をクリックし、構成した条件に従ってアイテムを検索します。検索条件および検索結果が表示されます。検索結果表に表示できるアイテムの最大数は 2000 件です。検索条件を編集し、[検索] をクリックして検索結果を調整することができます。
v. 検索結果からリストアするアイテムを検索して選択します。復旧ポイント
列で、カレンダー () ボタンをクリックして、リストアしたい状態でこのアイテムをバックアップしたバックアップ
ジョブを選択し、[適用] をクリックします。メタデータ復旧ポイント
ドロップダウン リストから、メタデータをバックアップした日時を選択してバックアップ
データで現在のメタデータを上書きするか、なし
を選択して現在のメタデータを上書きしません。検索結果の表の上にある
[リストア]
ボタンをクリックして、選択したアイテムをすべてリストアします。
*注意: パブリック フォルダー メタデータは、自動検出にサービス アカウント認証を使用している場合にのみ対応します。
vi. ステップ 3 に移動して、リストア設定の構成を続行します。
•カレンダー モード – 回復したい状態の時点にアイテムをバックアップしたバックアップ ジョブを検索し、そのバックアップ ジョブのバックアップ データからアイテムを検索して選択します。
i. カレンダーに、パブリック フォルダーのバックアップ ジョブがすべて表示されます。バックアップ データが一部のみ存在するジョブを含む オプションを選択することで、カレンダーに完了 (実行中に例外あり) または失敗状態のジョブを表示するかどうかを選択することができます。これらのジョブのデータは完全でない可能性があることに注意してください。バックアップ ジョブの上にマウス カーソルを移動させると、バックアップ ジョブの詳細が表示されます。
ii. バックアップ ジョブを選択すると、パブリック フォルダーのすべてのバックアップ データは、最大 2000 件のアイテムまで表に表示されます。このバックアップからのデータのみを表示する (この範囲に存在する、以前バックアップされた過去データを除外します) オプションを選択することで、選択したバックアップ ジョブでバックアップしたデータのみを表示します。
iii. キーワードを入力してアイテムを検索するか、バックアップ データをクリックしてリストアするアイテムを参照することができます。
iv. アイテムの隣にある [リストア] をクリックして特定のアイテムをリストアするか、リストアするアイテムを選択し、表の上にある [リストア] ボタンをクリックして選択したアイテムをすべてリストアすることができます。
*注意: 複数のアイテムを選択して同時にリストアする場合、リストア先として選択できるのは同一レベルのアイテムのみです。
v. ステップ 3 に移動して、リストア設定の構成を続行します。
3. 必要に応じて、このリストア ジョブについての説明を 説明 テキスト ボックスに入力することができます。
4. バックアップ データのリストア先を選択します。パブリック フォルダー データは元の場所にのみリストアできます。データを元の場所にリストアする オプションを選択して、選択したデータを元の場所にリストアします。
5. リストア ジョブ内の競合を処理する方法を選択します。
*注意: スキップする – リストア先競合のコンテナー設定は変更されません。
•コンテンツ レベルの競合を処理する方法を選択します。
o スキップする – リストア先の競合コンテンツは変更されず、競合コンテンツのバックアップ データはリストアされません。
o 上書きする – リストア先の競合コンテンツは削除され、競合コンテンツの、バックアップ データはリストアされます。
•権限の競合を処理する方法を選択します。
o スキップする – リストア先の競合権限は変更されません。
o 上書きする – リストア先の競合権限はバックアップ内の権限に置き換えられます。
6. バックアップ データが Azure アーカイブ ストレージ層に保存されている場合、リストア ジョブがデータ セットを自動的に復元することを許可するかどうかについて、はい または いいえ を選択します。このフィールドは BYOS サブスクリプション タイプでのみ機能します。AvePoint 既定のストレージを使用する場合、リストア ジョブはデータを自動的に復元します。
*注意: インデックス データベースを Azure アーカイブ ストレージ層に保存しないことをお勧めします。
7. [次へ] をクリックしてリストアの概要を表示します。
8. [リストア] をクリックして選択したアイテムをリストアします。