AvePoint Cloud Backup は、Exchange Online、SharePoint Online、OneDrive、Microsoft 365 グループ、Project Online、パブリック フォルダー、Teams、Teams チャット、Viva Engage、Power BI、Power Automate、および Power Apps に向けてバックアップ データをエクスポート・ダウンロードすることができます。データのエクスポート後、ジョブ モニター に移動してエクスポートされたデータをローカル場所へダウンロードすることができます。必要に応じて、実行中のエクスポート ジョブを停止することができます。
購入しているユーザー シートが 100 件を超過する顧客の場合、既定ではすべてのサービスを合計して毎月最大 500 GB のデータをエクスポートすることができます。購入しているユーザー シートが 100 件以下の顧客の場合、月単位の制限は 100 GB です。エクスポートされたデータは、7 日間以内にダウンロードする必要があり、この期間を過ぎると削除されます。このクォータ制限は、BYOS サブスクリプションにも適用されます。
*注意: 一般リストおよびリスト内のフォルダー・アイテムのメタデータは CSV 形式でエクスポートされます。アイテムの添付ファイルは個別のファイルとしてエクスポートされ、リンクはエクスポートされた CSV ファイルにLinkDisplayName(WebAddress) 形式で表示されます。
なお、2020 年 11 月のリリースより、Cloud Backup 側でエクスポート ファイルのパス制限 (260 文字以上は不可) が撤廃されました。Windows に搭載されている [展開] ユーティリティでエクスポート ファイルが展開できない場合は、7-Zip などの解凍ソフトを使ってみてください。
自分の Azure BLOB ストレージ を使用している場合、エクスポート ジョブは アーカイブ層 からバックアップデータをエクスポートできないことに注意してください。
エクスポートされたデータの保護にパスワードが使用されています。データが正常にエクスポートされた後、エクスポート ジョブを実行したアカウントおよび 通知設定 (ジョブ状態に関係ない) で構成されたメール アドレスに、エクスポートされたデータの展開用のパスワードをジョブ モニターから取得する旨のメールが送信されます。
*注意: バックアップとは別に、リストアおよびエクスポート ジョブに一連のメール通知設定を構成することができます。詳細については、通知の構成 を参照してください。
バックアップ データのエクスポートに対応している各サービス タイプのオブジェクト レベルについては、リストア オプション (オブジェクト タイプ別) セクションを参照してください。