ライセンス レポートの表示・エクスポート 権限を持っている場合、ライセンス レポートと PSTN コスト レポートの 2 種類のレポートをエクスポートすることができます。ライセンス レポートには、ライセンス サマリーとライセンス付与済みユーザーの詳細が含まれています。PSTN コスト レポートには、各テナントの詳細な通話アクティビティとコストが含まれており、テナント名 と テナントド メイン 列で、各テナント配下の PSTN コストの詳細を迅速にフィルターすることができます。
以下の点に注意してください。
•1 シートの最大レコード数は 10,000 件です。エクスポートされるレコードが 10,000 件を超過すると、シートが追加されます。1 シートにより多くのレコードを含める必要がある場合は、AvePoint 技術サポートまでお問い合わせください。
•2021 年 9 月以降、管理センターの Microsoft 365 レポートに含まれるユーザー レベルの情報は既定で匿名化されます。以下のメールボックス関連の列をエクスポートする場合は、Microsoft 365 管理センター > 設定 > 組織の設定 > レポート 内の 非表示のユーザー、グループ、およびサイト名をすべてのレポートに表示する の選択を解除する必要があります。
o メールボックス サイズ (MB)
o メールボックスの警告クォータ (MB)
o メールボックスの送信禁止クォータ (MB)
o メールボックスの送受信禁止クォータ (MB)
アドホック レポートをローカル パスにエクスポートするか、スケジュールを設定してレポートを SharePoint ライブラリにエクスポートするには、以下の方法のいずれかを選択ことができます。
アドホック レポート エクスポート ジョブを生成してレポートをローカル パスにダウンロードするには、以下の説明を参照してください。
1. ライセンス レポート で、[今すぐエクスポート] をクリックします。
2. エクスポートするレポートを選択し、エクスポートするレポートの列と内容を構成します。詳細については、以下の表を参照してください。
レポート タイプ |
構成 |
サブスクリプション レポート |
テナント – レポートに含めるデータが所属するテナントです。 ビュー – レポートのビューです。 列 – レポートに含める列です。 レポート内容 – レポートに サブスクリプション サマリー と 非アクティブ ユーザーおよび割り当て先ユーザーを含むサブスクリプションの詳細 のいずれかまたは両方を含めます。 |
ユーザー ライセンス レポート |
テナント – レポートに含めるデータが所属するテナントです。 コンテナー コンテナー / ユーザー コンテナー グループ – コンテナーまたはコンテナー グループ内のユーザーは、エクスポートするレポートに含まれます。 列 – レポートに含める列です。既存のビューの列、特定の列、テーブル内の現在の列を選択して使用することができます。 レポート内容 – レポートの内容を選択します。ライセンス サマリー と ライセンス詳細 のいずれかまたは両方を選択できます。 ライセンス予算情報を含む – エクスポートする内容にライセンス サマリーが含まれている場合、エクスポートするレポートに含めるライセンス予算情報 (ライセンス コスト予算とライセンス プール予算) を選択します。 |
PSTN コスト レポート |
テナント – レポートに含めるデータが所属するテナントです。 |
グループ ライセンス レポート |
テナント – レポートに含めるデータが所属するテナントです。 レポート内容 – レポートに ライセンス サマリー と グループ メンバーシップを含むライセンス付与済みグループの詳細 のいずれかまたは両方を含めます。 |
3. [エクスポート] をクリックします。レポートのエクスポート ジョブが開始されます。エクスポートされたレポートをダウンロードするには、ジョブ モニター に移動してください。
4. アドホック レポートのエクスポート ジョブにマウス カーソルを移動させ、エクスポートされたレポートのダウンロード
() をクリックします。レポート ファイルはローカル ディバイスにダウンロードされます。ジョブ モニターの詳細については、ジョブ モニター を参照してください。
エクスポート スケジュールを追加して、レポートをスケジュールに従って SharePoint ライブラリにエクスポートすることができます。
1. ライセンス レポート で、[エクスポート スケジュールの管理] をクリックします。
2. [スケジュールの追加] をクリックします。
3. スケジュールの追加 ページで、以下の設定を構成してください。
•レポート タイプ – 以下のレポート タイプのいずれかを選択します。
o サブスクリプション レポート
o ユーザー ライセンス レポート
o PSTN コスト レポート
o グループ ライセンス レポート
レポート タイプごとに管理できる構成と内容については、ライセンス レポートのエクスポート を参照してください。
•スケジュール名 – スケジュールの名前を入力します。
•テナント – 1 件または複数のテナントを選択し、テナント内のユーザー コンテナー グループを取得します。
•エクスポートの開始日時 – 今すぐエクスポートする を選択してレポートを指定したライブラリにただちにエクスポートするか、レポートをエクスポートする特定の日時を選択します。
•エクスポート間隔 – エクスポート間隔を 日単位、週単位、月単位 から選択します。
•エクスポート先 – Microsoft で Cense にサインインしている場合は、スケジュールを追加する際に、エクスポート先を選択して、レポートを SharePoint ライブラリにエクスポートするか、OneDrive にエクスポートするかを決定できます。
o OneDrive が選択されている場合、スケジュールの保存後、サインインした Microsoft アカウントの OneDrive に Cense レポート フォルダーが作成され、そこにレポートがエクスポートされます。
o SharePoint ライブラリへのエクスポート が選択されている場合、以下のステップで SharePoint ライブラリの URL を指定することができます。
•SharePoint ライブラリへのエクスポート – SharePoint ライブラリの URL を入力します。レポートはそのライブラリにエクスポートされます。
*注意: SharePoint Online サイトのドメインが変更された場合、エクスポート スケジュールで SharePoint ライブラリのアドレスを更新する必要があります。
•認証方法 – 以下のいずれかの方法を選択して、AvePoint Cense サービスの SharePoint ライブラリに対するアクセス権を認証します。
o Microsoft 365 アプリ プロファイル
o カスタム Azure アプリ プロファイル
o サービス アカウント プロファイル
o Cense アプリ プロファイル
スケジュールを保存する前に、[検証] をクリックして、認証方法が有効であるかどうかを確認します。
4. [保存] をクリックして、構成を保存します。
以下のことに注意してください。
•標準ユーザーの場合は、自分のスケジュールのみを表示・編集できます。サービス管理者とアプリケーション管理者が AvePoint Online Services に追加されたすべてのスケジュールを表示・編集できます。
•Exchange Online PowerShell のリモート PowerShell (RPS) プロトコルが廃止された ため、レポート内の Exchange 関連列のデータ取得方法が Exchange Online PowerShell v3 に更新されました。更新後、以下の列のデータが取得できなくなり、対応する列はスケジュールされたレポートから削除されました。
o 管理ディスプレイ バーション
o メールボックス サーバー名
o ユーザー アカウント制御