Microsoft 365 グループ移行

Fly Server は、移行元データの移行方法を定義するために、Microsoft 365 グループ移行用の複数のカスタム機能を提供します。機能を使用するには、以下の情報を参照してください。

    EnsureGroupWaitTimes 移行における移行先グループを取得するための再試行回数を定義します。

既定では、移行先グループを最初に取得できない場合、10 回再試行します。既定の 10 回の取得回数が要求を満たさない場合、EnsureGroupWaitTimes=" " 文字列を追加し、カスタムの整数を文字列値として構成します。例: EnsureGroupWaitTimes=20

また、Fly Server は毎回、既定間隔に従って、移行先のグループを取得します。1 回目の間隔は 10 秒、2 回目の間隔は 20 秒、その後の各間隔は 10 秒ずつ増加します。取得間隔をカスタマイズするには、RetryIntervalTime=" " 文字列を追加し、カスタムの整数を文字列値として構成します。例: RetryIntervalTime=201 回目の間隔は 20 秒、2 回目の間隔は 40 秒、その後の各間隔は 20 秒ずつ増加することを意味します。

    EnsureUserWithLogonName 既定では、すべてのユーザー プロパティ オプションガ無効になっている場合、正常に移行するために Fly Server はユーザー プリンシパル名を使用して、ユーザー マッピングにふくまれていないユーザーをマッピングします。ユーザー プリンシパル名を使用してユーザーをマッピングしない場合、EnsureUserWithLogonName=false 文字列を追加して、この機能を無効にすることができます。

この機能を有効化するには、文字列の値を true に変更するか、機能文字列を削除します。

    MergeTaskComments 移行におけるタスクの移行元コメントをすべて移行先の 1 件のコメントにマージするかどうかを定義します。

既定では、タスクのコメントを 1 件のコメントにマージしません。コメントをマージする場合、MergeTaskComments=true 文字列を追加します。

この機能を無効化するには、文字列の値を false に変更するか、機能文字列を削除します

    PauseJobTime 移行を中断する時間範囲を定義します。

PauseJobTime=" " 文字列を追加して、希望する時間範囲を値として入力することができます。時間は 24 時間表示です。例: PauseJobTime=9-17移行ジョブは毎日の午前 9 時から午後 17 時まで中断され、午後 17 時から翌日の午前 9 時まで実行されます。

SharePoint データの移行方法を定義するには、SharePoint サイトへの移行 のカスタム機能を参照してください。