違反レポート

違反レポートには、Microsoft 365 テナントで検出されたすべての違反が表示されます。更新 (Button: Refresh) ボタンをクリックすると、いつでもこのページの情報を更新することができます。

違反を迅速に特定するには、フィルター (Button: Filter) ボタンをクリックしてフィルター条件を設定し、[適用] をクリックしてフィルターを有効にします。または、検索テキスト ボックスにルール名またはオブジェクト名を入力し、キーボードの Enter を押すことで、特定のルールまたはオブジェクトを検索することもできます。

違反の修正

違反の表では、各ルール名がクリック可能です。ルール名をクリックすると、ルールの詳細パネルが開き、違反に関する具体的な情報を確認したり、ルール構成を確認したりすることができます。違反が 修正待ち とマークされると、修正 ボタンが利用可能になります。[] をクリックすると、違反を迅速に修正することができます。

複数の違反を一括で修正するには、修正待ち とマークされている違反を選択し、[修正] をクリックします。

違反を修正するジョブが開始されます。ジョブ モニター に移動してジョブ詳細を確認することができます。

違反の状態および定義については、以下の表を参照してください。

違反の状態

定義

修正不可

現在のルール構成または Microsoft 365 環境の制限により、違反を修正できません。

詳細 で、違反を修正できない理由の詳細を確認することができます。

エラー

Microsoft 365 環境の監視中に予期しないエラーが発生しました。

詳細 で、エラーに関する詳細を確認することができます。

修正に失敗

違反の修正中に予期しないエラーが発生しました。

詳細 で、失敗に関する詳細を確認することができます。

修正済み

違反が修正されました。

手動修正が必要

この状態は通常、データ削除に関連しています。

Policies for Microsoft 365 では、この違反をどのように解決すべきかを決定できません。Microsoft 365 環境内で直接、違反を手動で修正することができます。

修正不要

この状態は、Policies for Microsoft 365 が違反を修正しようとした際に、違反が既に存在しないことが判明した場合に表示されます。

スキップ

この状態は通常、Policies for Microsoft 365 が違反を修正しようとした際に、関連付けられているオブジェクトが既に Microsoft 365 テナントに存在しないことが判明した場合に表示されます。

修正待ち

違反が修正を待っています。[修正] ボタンをクリックすると、違反を迅速に修正することができます。

この状態は通常、ルール構成で自動修正違反機能が無効になっている場合に発生します。

手動修正済み

この状態は、Elements for Partners リスク管理 モジュールのために設計されており、ユーザーによる違反の解決を示しています。

一部の違反に対して、ユーザーは Elements for Partners のインターフェイスから直接修正することができます。この操作は、Policies for Microsoft 365 のバックエンドで再スキャン プロセスをトリガーします。違反が既に存在しないことが再スキャン プロセスによって確認されると、この状態が表示されます。

再スキャン中

この状態は Elements for Partners リスク管理 モジュールのために設計されており、再スキャンが現在進行中であることを示しています。

一部の違反に対して、ユーザーは Elements for Partners のインターフェイスから直接修正することができます。この操作は、Policies for Microsoft 365 のバックエンドで再スキャン プロセスをトリガーします。この状態は、再スキャン プロセスが進行中である場合に表示されます。

 

リスクの無視

ゲスト ユーザー アクセスの強制 または サイト コレクション管理者の制限 ルールの違反については、ポリシー外のユーザーが Microsoft 365 環境で意図的に許可されている場合、違反を無視することができます。この機能により、セキュリティ コンプライアンスとビジネス ニーズのバランスを柔軟にとることができます。

違反の詳細を確認するには、ルール名をクリックしてルールの詳細パネルを開きます。詳細にレポートされた各リスクを修正するか無視するかを選択できます。リスクが無視されると、無視されたリスク内のポリシー外ユーザーは、このポリシーによって違反としてレポートされなくなります。

グラフ, ウォーターフォール図

中程度の精度で自動的に生成された説明

無視されたリスクはすべて、違反レポート > 無視されたリスク タブで確認できます。ルール名をクリックすると、ルールの構成と無視されたリスクを確認できるルールの詳細パネルが開きます。

無視されたリスクを削除するには、その横にある 削除 (Button: Remove) ボタンをクリックし、[] をクリックします。ポップアップされた確認ウィンドウで [OK] をクリックして操作を確認します。無視されたリスクは削除され、次回ポリシーが強制される際に再び違反としてレポートされます。

違反のエクスポート

違反をエクスポートするには、違反を選択し (複数選択可能)[エクスポート] をクリックして選択した違反をエクスポートします。違反を選択しないと、テーブル内のすべての違反はエクスポートされます。フィルターを構成した場合、フィルターされた違反のみはエクスポートされます。

違反のエクスポート ジョブが開始されます。ジョブ モニター に移動してジョブ詳細を確認することができます。ジョブの完了後、レポートをダウンロードすることができます。