移行先 Teams にサービス アカウント認証のみを使用している場合、そのサービス アカウントは以下の条件を満たす必要があります。
*注意: 多要素認証 (MFA) が有効なユーザーは、移行を実行するためのサービス アカウントとして使用することはできません。その代わりに、委任アプリ プロファイルを使用することができます。
また、Microsoft が Microsoft Teams 移行の API 権限を更新しました。古い権限が廃止された場合、会話およびその他の Teams データを移行するには、委任アプリ プロファイルを使用することをお勧めします。
•Exchange Online および Microsoft Teams のライセンスを持っている
*注意: サービス アカウントにライセンスを割り当てるには、Microsoft 365 管理センター > ユーザー > アクティブなユーザー に移動して、サービス アカウントの ライセンスとアプリ タブで Exchange Online および Microsoft Teams を選択します。
•移行先が Microsoft 365 Multi-Geo テナントである場合、移行先サービス アカウントが Microsoft 365 グローバル管理者、SharePoint 管理者、Exchange 管理者 である必要があります。
•移行元と移行先の両方が Microsoft Education テナントであり、移行元のクラス チームを移行する場合、移行前に移行先のサービス アカウントは Faculty ライセンスを持っており、クラス チームを作成でき、かつ ファイル タブ配下の クラス資料 フォルダーを表示できることを確認してください。
*注意: 移行先チームには管理者ロールが存在しない場合、上記のアクションが完了してから 12 時間後に移行ジョブを実行することを推奨します。12 時間以内に移行ジョブを実行すると、会話をメッセージとして移行することが失敗します。
•移行先チームのチーム所有者、移行先プライベート / 共有チャネルのチャネル所有者である
サービス アカウントをチーム / チャネルの所有者として手動追加することができます。サービス アカウントに Teams 管理者 または グローバル管理者 ロールを割り当てる場合、Fly はサービス アカウントをチーム / チャネルの所有者およびチームと関連付けられている Microsoft 365 グループの所有者とメンバーとして自動追加することができます。
*注意: 移行前に移行先チーム / チャネルが存在せず、移行中に作成する必要がある場合、サービス アカウントは Microsoft 365 ユーザーであるだけで済みます。Fly は、サービス アカウントをチーム / チャネルの所有者として自動追加します。
移行の実行後、PowerShell を使用してサービス アカウントをグループの所有者から削除するか、サービス
アカウントを直接ブロックすることができます。アカウントを削除するには、サービス アカウントの削除 を参照してください。アカウントをブロックするには、Microsoft
365 管理センター
> ユーザー に移動して、ユーザーの表示名をクリックします。サインインのブロック
() アイコンをクリックして、ユーザーによるサインインをブロックする
を選択して変更を保存します。
•サービス アカウントが SharePoint 管理者 または グローバル管理者 である場合、完全移行ジョブ中にサービス アカウントは移行先チーム / プライベート チャネル / 共有チャネルのチーム サイトの サイト コレクション管理者 として自動追加されます。移行の実行後、チーム サイトからサービス アカウントを削除することができます。
•同じテナントの移行元チーム間で移行されるタスクの数が 1500 を超過する場合、すべての移行元タスクが移行先に移行できることを保証するには、移行先で複数のサービス アカウントを使用することをお勧めします。
•サービス アカウント プールは移行で利用できなくなりました。以前移行先にサービス アカウント プールを使用したことがあり、そのサービス アカウント プールを引き続き使用したい場合、Teams 接続を作成する際に複数のサービス アカウントを選択し、選択したすべてのサービス アカウントが上記の条件を満たしていることを確認してください。
アプリ プロファイルも使用する場合の必須権限
移行先 Teams でサービス アカウント認証とアプリ プロファイル認証の両方を使用している場合、サービス アカウントは以下の条件を満たす必要があります。
*注意: 多要素認証 (MFA) が有効なユーザーは、移行を実行するためのサービス アカウントとして使用することはできません。その代わりに、委任アプリ プロファイルを使用することができます。
•Exchange Online および Microsoft Teams のライセンスを持っている
*注意: サービス アカウントにライセンスを割り当てるには、Microsoft 365 管理センター > ユーザー > アクティブなユーザー に移動して、サービス アカウントの ライセンスとアプリ タブで Exchange Online および Microsoft Teams を選択します。
•移行先が Microsoft 365 Multi-Geo テナントである場合、移行先サービス アカウントが Microsoft 365 グローバル管理者、SharePoint 管理者、Exchange 管理者 である必要があります。
•移行元と移行先の両方が Microsoft Education テナントであり、移行元のクラス チームを移行する場合、移行前に移行先のサービス アカウントはクラス チームを作成でき、かつ ファイル タブ配下の クラス資料 フォルダーを表示できることを確認してください。
*注意: 移行先チームには管理者ロールが存在しない場合、上記のアクションが完了してから 12 時間後に移行ジョブを実行することを推奨します。12 時間以内に移行ジョブを実行すると、会話をメッセージとして移行することが失敗します。
•チームおよびプライベート / 共有チャネルに移行する際に、サービス アカウントは対応するチームおよびチャネルの所有者である必要があります。
接続でアプリ プロファイルを使用している場合、チーム所有者およびチャネル所有者を手動追加する必要がありません。Fly はサービス アカウントをチーム / チャネルの所有者およびチームと関連付けられている Microsoft 365 グループの所有者とメンバーとして自動追加します。
移行の実行後、サービス アカウントを直接ブロックすることができます。アカウントをブロックするには、Microsoft
365 管理センター
> ユーザー に移動して、ユーザーの表示名をクリックします。サインインのブロック
() アイコンをクリックして、ユーザーによるサインインをブロックする
を選択して変更を保存します。
•完全移行ジョブ中に、サービス アカウントは移行先チーム / プライベート チャネル / 共有チャネルのチーム サイトの サイト コレクション管理者 として自動追加されます。移行の実行後、チーム サイトからサービス アカウントを削除することができます。
•サービス アカウント プールは移行で利用できなくなりました。以前移行先にサービス アカウント プールを使用したことがあり、そのサービス アカウント プールを引き続き使用したい場合、Teams 接続を作成する際に複数のサービス アカウントを選択し、選択したすべてのサービス アカウントが上記の条件を満たしていることを確認してください。