オブジェクトを移行する移行の実行

移行プロジェクト内の Microsoft 365 グループ マッピングが移行に向けて準備が整っている場合、オブジェクトを移行するマッピングの移行を実行することができます。

マッピングの移行を実行するには、以下の説明を参照してください。

1.   左画面で [プロジェクト] をクリックして プロジェクト ページにアクセスして、実行するプロジェクトのプロジェクト名をクリックします。

2.   プロジェクト マッピング ページで、移行を実行するマッピングを選択します (複数選択可能)

3.   マッピングの移行を初めて実行する場合、[移行] をクリックして、完全移行 を選択して移行元グループのすべてのオブジェクトを移行します。

完全移行 パネルで、移行に対して購入したユーザー シート / グループが十分であるかどうかを表示することができます。利用可能なユーザー シート / グループが十分である場合、パネルに サブスクリプション十分 が表示されます。利用可能なユーザー シート / グループが不十分である場合、パネルに サブスクリプション不足 の警告が表示されます。

特定の日時で移行を実行するには、パネルで移行スケジュールを構成することもできます。

4.   [実行] をクリックして移行を実行します。移行スケジュールを構成した場合、移行は構成した日時に基づいて実行されます。移行スケジュールを構成しない場合、移行はただちに実行されます。

以前にマッピングの完全移行を実行したことがある場合は、マッピングの増分移行を実行するか、エラー オブジェクトを再試行するかを選択することもできます。

    増分移行 前回の移行以降に新しく作成・変更されたオブジェクト、および以前の移行のエラー オブジェクト・警告付きオブジェクトを移行先に移行します。

*注意: 増分移行ジョブは、SharePoint Online の変更ログに基づいて、新規作成・変更された移行元データを移行します。データの変更ログの保持期間は 60 日です。保持期間以内に増分移行ジョブを実行することを推奨します。

    エラー オブジェクトの再試行 以前の移行のエラー オブジェクトのみを移行先に移行します。

*注意: 完了したが実行中に例外が発生した移行ジョブに対してこのジョブを実行して、エラー オブジェクトおよび警告付きオブジェクトの移行を再試行することができます。移行ジョブの完了後、完全または増分移行ジョブを再実行する必要があります。

マッピングの移行の開始後、移行を停止する場合、マッピングを選択して [停止] をクリックし、選択したマッピングの移行は停止されます。停止されたマッピングの別の移行を実行する場合、移行は最初から開始されます。

マッピングの ステージ [日時] に実行 リンクをクリックすることでマッピングの移行スケジュールを変更することができます。または、マッピング スケジュールが構成されたマッピングを選択することでマッピングの移行スケジュールを一括変更するには、[移行] をクリックして スケジュールの変更 を選択します。右パネルで、新しいスケジュールに基づいてマッピングを実行する新しいスケジュールを選択するか、スケジュールなし を選択してマッピングの移行を停止します。[保存] をクリックして更新を保存します。 

移行プロセス中に、データの構造を変更しないことを推奨します例えば、移行元ファイル / フォルダーを削除するか、移行元ファイルを同一チーム サイトの別のライブラリに移動します。完全移行ジョブを実行したオブジェクトに対して、追加の完全移行ジョブを実行する前にデータの構造を変更したい場合、またはオブジェクトの増分移行ジョブを実行する場合、以下のことに注意してください。

    移行元ファイルを同一チーム サイトの別のライブラリに移動する場合、これらのファイルの移行は失敗となり、以前移行先に移行されたファイルは新しいライブラリに移動されます。

    移行元ファイル / フォルダーを削除した場合、以前移行先に移行されたファイル / フォルダーは同期して削除されません。