すべての移行ワークスペースにカスタム機能が提供されています。機能を使用するには、以下の情報を参照してください。
IgnoredErrorList カスタマイズ機能はインターフェイスのマッピング レポートでエラー コードとエラー コメントを無視するかどうかを定義します。
既定では、移行でエラーが発生した場合、Fly はマッピング レポートでエラー コードとエラー コメントを報告します。
特定のエラーを無視したい場合は、カスタム機能 セクションに IgnoredErrorList=" " 文字列を追加し、そのエラー コードまたはコメントを値として入力することができます。例えば、IgnoredErrorList=EX-MailboxQuotaIsNotEnough または IgnoredErrorList=移行先メールボックスに、移行に使用できるクォータがありません。クォータ問題を解決するには、Exchange 管理者に連絡してください。
*注意: 入力したエラー コードは、Fly インターフェイスのマッピング レポートで報告されたコードと一致する必要があります。
*注意: 入力したコメントには、コメントの末尾にピリオド (.) が含まれている必要があります。コメントにパラメーターが含まれている場合は、各パラメーターの値を順番に {0}、{1}... に置き換えます。例えば、コメントが サービス アカウント "user@contoso.com" には、秘密度ラベルを管理するための "スーパー ユーザー" ロールが存在しない 場合、IgnoredErrorList=サービス アカウント "{0}" には、秘密度ラベルを管理する "スーパー ユーザー" ロールが割り当てられていません。と入力することができます。
複数のエラー コードまたはエラー コメントを追加するには、各エラー コードまたはエラー コメントをセミコロン (;) で区切ります。例えば、IgnoredErrorList=EX-FailedAddLabel;EX-UserNotInMapping;オブジェクト "{0}" の移行に失敗しました。オブジェクトが存在しません。;フォルダーの移行に失敗しました。親フォルダーは移行できませんでした。