チャネル ポリシーを作成するには、以下の説明を参照してください。
1. ポリシー > アビエイター ポリシー > Microsoft Teams をクリックします。
2. [チャネル ポリシー] タブをクリックします。
3. [アビエイター ポリシーの作成] をクリックします。アビエイター ポリシーの作成 パネルが表示されます。
4. ポリシーの名前と説明 (必須ではありません) を入力して、[次へ] をクリックします。
5. フィルター & 競合解決 ステップで、以下の設定を構成します。
•Teams チャネル – コピーまたはマージする移行元チャネルのオブジェクトを選択します。
•チャネルのコピー: 移行先での会話形式 (既定設定であり、変更することはできません。)– チャネルをコピーする際に、メッセージは移行先で再作成され、メッセージの移行元階層は移行先に保持されます。
日付を選択し、指定した日付以降のメッセージのみをコピーすることができます。
•チャネルのマージ: 移行先での会話形式 (既定設定であり、変更することはできません。)– チャネルをマージする際に、メッセージは HTML ファイルとしてアーカイブされ、移行先チャネル フォルダーに保存されます。HTML ファイルは、移行先チャネルの ファイル タブに存在します。HTML ファイルの名前の形式は チーム メール アドレス サフィックス_移行元チャネル名_ConversationHistory.html です。例: Team01_Channel01_ConversationHistory.html。
•メッセージのタイム ゾーンの定義 – 移行先にコピーまたはマージされたメッセージのタイム ゾーンを選択します。
•競合解決 – マージ プロセス中に移行元ファイルが移行先の既存のファイルと競合する場合の解決方法を指定します。
解決方法 |
競合 |
競合なし |
スキップする |
競合ファイルを無視し、移行先では何も行いません。 |
新しいファイルが作成されます。 |
上書きする |
移行先で競合ファイルを削除した後に移行元コンテンツで上書きします。 |
新しいファイルが作成されます。 |
最終更新日時に従って上書きする |
最新の更新日時を持っている競合ファイルは移行先に保持されます。 |
新しいファイルが作成されます。 |
追加する |
移行競合ファイルが削除されず、ファイル名にサフィックス (_1、_2、...) がついた形式で移行先に転送されます。 |
新しいファイルが作成されます。 |
6. [次へ] をクリックして続行します。
7. 追加のオプション & マッピング ステップで、秘密度ラベルや IRM 制限の管理方法を定義し、アビエイター ジョブのユーザー マッピングを構成します。
•移行中にファイルの秘密度ラベルを管理するには、以下のオプションを選択します。
*注意: 移行元に Microsoft Information Protection (MIP) サービスが実装されていない場合、または移行元ファイルに秘密度ラベルが適用されていない場合、移行ジョブを確実に成功させるには、1 番目のオプションを選択してください。
o 移行元にラベルが存在しないか、移行元ラベルを持つファイルを移行先に移行する (ファイルに暗号化用のラベルが適用されている場合、そのファイルは移行先でアクセスできません) – 移行元ファイルに秘密度ラベルが適用されていない場合、またはファイルの移行元秘密度ラベルを移行先に保持する場合は、このオプションを選択します。
移行後、ラベルが暗号化されている移行されたファイルは移行先でアクセスできない可能性があります。
o ラベルが存在する場合、移行中にラベルを削除する (移行元ラベルが残され、移行先のファイルから削除されます) – ファイルから移行元秘密度ラベルを削除する場合は、このオプションを選択します。
移行後、移行されたファイルに秘密度ラベルが存在せず、移行先でアクセスすることができます。
o 移行先に移行元と同じラベルを適用する (同じ名前のラベルは移行先に存在する必要があります) – このオプションを選択すると、移行中に移行されたファイルから移行元の秘密度ラベルを削除し、移行先で移行されたファイルに同じ表示名の既存の移行先秘密度ラベルを適用することができます。移行元ファイルに適用された移行元秘密度ラベルは移行元テナントから削除されません。
o ラベル マッピングに基づき、移行先にラベルを適用する (ラベルは移行元と移行先の両方に存在する必要があります) – このオプションを選択する場合、秘密度ラベル マッピングを構成し、移行されたファイルに適用された移行元秘密度ラベルを既存の移行先秘密度ラベルを置き換えることができます。
ラベル マッピングに基づいて、Fly は移行中に移行されたファイルから移行元秘密度ラベルを削除し、移行先で移行先の秘密度ラベルを移行されたファイルに適用します。移行元ファイルに適用された移行元秘密度ラベルは移行元テナントから削除されません。
追加 () ボタンをクリックして 秘密度ラベル マッピングの作成 を行い、移行元および移行先の表示名に基づいてそれらのラベルをマッピングします。ドロップダウン
リストから事前作成されたラベル マッピングを選択して使用することもできます。([詳細の表示] をクリックして、選択したラベル マッピングの詳細情報を表示・編集することができます。)
•Information Rights Management – 移行中に移行元 IRM 制限を削除する場合、ファイルから移行元 IRM 制限を削除する チェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択解除する場合、移行元 IRM 制限は移行先に保持され、移行されたファイルは移行先でアクセスできない可能性があります。
•ユーザー
マッピング – ユーザー マッピングを使用すると、移行元ユーザーを移行先ユーザーにマッピングすることができます。移行元のドメインを移行先のドメインにマッピングすることもできます。ユーザー、セキュリティ、ユーザー関連のメタデータは、ユーザー
マッピングに基づいて移行することができます。フィールドの右に
追加 () ボタンをクリックして、新しいユーザー マッピングを作成します。ユーザー マッピングの作成方法を表示するには、ユーザー マッピングの作成 セクションを参照してください。
ドロップダウン リストから作成済みのユーザー マッピングを選択し、[詳細の表示] をクリックして選択したユーザー マッピングの詳細情報を表示することができます。ユーザー マッピングを検索 テキスト ボックスにユーザー マッピングのキーワードを入力し、キーボードで Enter キーを押してユーザー マッピング検索することができます。
*注意: ユーザー マッピングで構成されていないユーザーについては、ユーザー プリンシパル名のプレフィックス、表示名、メール アドレスのプレフィックス に基づいてユーザーをマッピングすることが可能です。(メール アドレスのプレフィックス はチーム サイトのユーザーのみをサポートします。) プロパティの例については、以下の表を参照してください。
プロパティ |
ユーザー プリンシパル名 |
ユーザー プリンシパル名プレフィックス |
表示名 |
メール アドレス |
メール アドレス プレフィックス |
プロパティの例 |
JohnSimon@onmicrosoft.com |
JohnSimon@ |
JohnSimon |
JohnSimon@onmicrosoft.com |
JohnSimon@ |
o 各プロパティのボタンのオン / オフを切り替えて、そのプロパティに基づいてユーザーをマッピングするかどうかを構成します。
o ユーザーのマッピング時に使用するプロパティの順序を構成するには、プロパティの 上矢印 または 下矢印 ボタンをクリックします。
*注意: すべてのプロパティを無効にする場合は、ユーザー マッピングの構成が必須になります。
8. [保存] をクリックしてポリシーを保存します。ポリシーの作成後、[既定に設定] をクリックして、ポリシーを既定ポリシーとして設定することができます。
アビエイター ポリシー ページで、既存のポリシーを管理することができます。
•既定に設定 – ポリシーを選択し、[既定に設定] をクリックして既定のポリシーに設定します。アビエイター ジョブを作成する際に、既定のポリシーは自動選択されます。
•編集 – ポリシー名リンクをクリックしてポリシーを編集します。
*注意: システムの既定ポリシーは編集できません。
•削除 – ポリシーを選択し (複数選択可能)、[削除] をクリックしてポリシーを削除します。
*注意: システムの既定テンプレートは削除できません。
•コピー – 以下の手順を完了して、同様な構成で新しいポリシーを迅速に作成することができます。
i. 対象ポリシーを選択し、[コピーの作成] をクリックします。
対象ポリシーを開き、移行ポリシーの編集 ページで [コピーの作成] をクリックすることもできます。
ii. 移行ポリシーのコピー ページで設定を確認し、必要に応じて更新を実行します。
iii. [保存] をクリックします。