プロジェクトを作成した後、移行元と移行先のオブジェクトを定義するための移行マッピングを作成します。
プロジェクトのマッピングを作成するには 2 つの方法があります。
•プロジェクトの作成後に以下の方法のいずれかを使用してマッピングを直接作成することができます。
o マッピングの追加
o マッピングのインポート
o 自動マッピング (SharePoint Online から SharePoint Online への移行でのみ利用可能)
•左画面の [プロジェクト] をクリックして プロジェクト ページにアクセスし、マッピングを作成するプロジェクトのプロジェクト名をクリックします。
プロジェクト マッピング ページで、[マッピングの作成] を直接クリックして、マッピングを 1 件ずつ追加するか、マッピングを一括でインポートできます。SharePoint Online から SharePoint Online への移行プロジェクトの場合、[マッピングの作成] の横にある下向き矢印をクリックして、[マッピングの追加 / インポート] または [自動マッピング] を選択してマッピングを作成することもできます。
マッピングの追加:
手動でマッピングを追加するには、以下の説明を参照してください。
1. マッピングの追加 / インポート ページで [追加] をクリックします。
2. SharePoint Online から SharePoint Online への移行オブジェクトでは、以下のスクリーンショットのように移行元および移行先のオブジェクトの完全 URL を入力します。
(プレビュー) SharePoint Online から Google ドライブへの移行の場合、以下のスクリーンショットのように移行元と移行先を入力します。
注意事項が以下の通りです。
•移行先が共有ドライブの場合、共有ドライブが移行先に存在することを確認してください。存在する場合、移行ジョブは失敗します。
•移行先に同一名のユーザー ドライブまたは共有ドライブが複数存在する場合、移行ジョブが失敗します。
•移行先に同一名のユーザー ドライブと共有ドライブが複数存在する場合、オブジェクトは移行先の共有ドライブに移行されます。
3. 移行元オブジェクトのオブジェクト レベルを選択します。移行先が SharePoint Online の場合、移行先オブジェクトのオブジェクト レベルも選択する必要があります。
4. マッピングの移行 方法 を選択し、移行元オブジェクトを移行する方法を定義します。
•マージする – 移行元オブジェクトのすべてのコンテンツを移行先オブジェクトに移行します。
•添付する – 移行元オブジェクトを、移行先オブジェクト配下の子ノードに移行します。
5. プロジェクトにマッピングを追加した後、[保存] をクリックします。
既に別のプロジェクトに存在するマッピングがある場合、警告 パネルが表示されます。現在のプロジェクトから重複マッピングを削除するか、他のプロジェクトで検出された重複マッピングを現在のプロジェクトに移動します。[保存] をクリックして、更新を保存します。
マッピングのインポート:
構成した Excel ファイルをインポートしてマッピングを一括インポートするには、以下の説明を参照してください。
1. マッピングの追加 / インポート ページで [インポート] をクリックします。
2. インポート パネルで、マッピング例のテンプレートをダウンロードしてファイルでマッピングを直接構成することができます。または、マッピングの追加 / インポート ページで [エクスポート] をクリックしてマッピング ファイルをエクスポートして変更することができます。
3. SharePoint Online から SharePoint Online への移行の場合、各マッピングの情報を 1 行で構成してファイルを保存します。マッピングの構成方法については、以下の表を参照してください。
列 |
値 |
ソースURL |
移行元サイト コレクション / サイト / リスト/ ライブラリ / フォルダーの完全 URL です。 |
移行元オブジェクト レベル |
移行元ノードを示す以下の値をいずれか選択します。 サイト コレクション サイト リスト フォルダー |
移行先 URL |
移行先サイト コレクション / サイト / リスト / ライブラリ / フォルダーの完全 URL です。 |
移行先オブジェクト レベル |
移行先ノードを示す以下の値をいずれか選択します。 サイト コレクション サイト リスト フォルダー |
方法 |
マージする 添付する |
各オブジェクト レベルで対応している方法については、以下の表を参照してください。
方法 |
移行先のオブジェクト レベル | ||||
サイト コレクション |
サイト |
リスト |
フォルダー | ||
移行元のオブジェクト レベル |
サイト コレクション |
マージする / 添付する |
マージする / 添付する |
- |
- |
サイト |
マージする / 添付する |
マージする / 添付する |
- |
- | |
リスト |
添付する |
添付する |
マージする |
- | |
フォルダー |
- |
- |
マージする / 添付する |
マージする / 添付する |
SharePoint Online から Google ドライブへの移行の場合、各マッピングの情報を 1 行内で構成してファイルを保存します。マッピングの構成方法については、以下の表を参照してください。
注意事項が以下の通りです。
•移行先が共有ドライブの場合、共有ドライブが移行先に存在することを確認してください。存在する場合、移行ジョブは失敗します。
•移行先に同一名のユーザー ドライブまたは共有ドライブが複数存在する場合、移行ジョブが失敗します。
•移行先に同一名のユーザー ドライブと共有ドライブが複数存在する場合、オブジェクトは移行先の共有ドライブに移行されます。
列 |
値 |
移行元 |
移行元ライブラリ / フォルダーの完全 URL |
移行元オブジェクト レベル |
移行元ノードを示す以下の値をいずれか選択します。 ライブラリ フォルダー |
移行先 |
ライブラリ / フォルダーの完全 URL |
移行先オブジェクト レベル |
フォルダー |
方法 |
マージする 添付する |
各オブジェクト レベルで対応している方法については、以下の表を参照してください。
方法 |
移行先のオブジェクト レベル | |
フォルダー | ||
移行元のオブジェクト レベル |
ライブラリ |
マージする / 添付する |
フォルダー |
マージする / 添付する |
4. 構成後、ローカル場所からファイルをドラッグするか、参照してマッピング ファイルをインポートします。[保存] をクリックしてマッピング ファイルをプロジェクトに保存します。
5. プロジェクトにマッピングを追加した後、[保存] をクリックします。
自動マッピング (SharePoint Online から SharePoint Online への移行でのみ利用可能):
サイト コレクションを自動マッピングするには、スキャン プロファイル を構成し、AvePoint Online Services でオブジェクトをスキャンしていることを確認します。
[自動マッピング] のクリック後、移行元および移行先のサイト コレクションは URL に基づいて自動的にマッピングされます。[再スキャン] をクリックして、移行元および移行先のサイト コレクションを再度マッピングすることができます。移行先にマップされた URL が存在しない場合は、フィールドに URL を入力します。
移行元サイト コレクションと同じ相対 URL の移行先サイト コレクションが存在しない場合は、表示する 通知 ウィンドウが表示されます。Fly で移行元サイト コレクション情報を使用して、移行先サイト コレクション URL を自動的に追加する場合は、ウィンドウで [はい] をクリックします。または、[いいえ] をクリックして、移行元サイト コレクションの目的の移行先サイト コレクション URL を構成できます。移行先のサービス アカウントまたはアプリ プロファイルのドメインは、SharePoint 管理センターの URL と一致する必要があります。移行先ドメインが SharePoint 管理センターの URL と一致しない場合、ウィンドウ内の [AvePoint Online Services] をクリックして URL を編集することができます。
プロジェクトにマッピングを追加した後、[保存] をクリックします。
プロジェクトで移行マッピングを管理するには、以下のアクションを実行することもできます。
•ステージ状態の更新 – [更新] をクリックして、マッピングのステージの最新状態を取得します。
•マッピング
ジョブの優先順位付け – 移行 ステージのキューで待機状態のマッピングを選択し、その他
() ボタンをクリックし、[マッピング ジョブの優先順位付け] をクリックしてマッピングをキューの先頭に移動します。リソースが利用可能である場合に、これらのマッピングの実行中の移行ジョブが優先されます。
•マッピングの編集
– マッピングを選択し、その他 () ボタンをクリックし、[マッピングの編集] をクリックしてマッピングを更新します。
*注意: マッピングに正常に移行されたデータが含まれているか、マッピングが実行中の場合、編集することはできません。
•マッピング
レポートのクリア – マッピングの移行詳細をクリアするには、マッピングを選択して
その他 () ボタンをクリックして マッピング レポートのクリア を選択します。終了すると、選択したマッピングの
移行元データ スキャン レポート・移行データ レポート・移行エラー レポート がクリアされます。
•マッピングの移動
– 現在のプロジェクトから別のプロジェクトにマッピングを移動するには、マッピングを選択して
その他 () ボタンをクリックして、マッピングの移動
を選択します。マッピングの移動
パネルでプロジェクトを選択して
[移動]
をクリックします。プロジェクトを検索
テキスト ボックスにプロジェクトのキーワードを入力し、検索
(
) ボタンをクリックしてプロジェクトを検索することができます。
•マッピングの削除
– 必要ではないマッピングを削除するには、マッピングを選択して
その他 () ボタンをクリックして、マッピングの削除
を選択します。
•移行レポートの生成 – 移行ジョブが完了される場合、選択したマッピングの概要レポートおよびオブジェクトの詳細レポートを生成することができます。詳細については、レポートの生成 を参照してください。
•色で分類 – 希望の色でマッピングを分類することができます。適用される色の意味は、組織によって決定されます。
o マウス カーソルをマッピングに移動させ、色の適用
() ボタンをクリックします。色の選択 ウィンドウで、マッピングに適用する色を選択します。
o マッピングを選択し (複数選択可能)、その他 () ボタンをクリックして、色で分類 を選択することもできます。色の選択
ウィンドウで色を選択し、[適用] をクリックします。
•マッピングのエクスポート – プロジェクトのマッピングを Excel ファイルにエクスポートするには、マッピングを選択して
その他 () ボタンをクリックし、マッピングのエクスポート
を選択します。
•列の管理 – [列] をクリックしてページに表示する列を選択し、[適用] をクリックして表示条件を適用します。移行元 列を選択解除することはできません。
•マッピングのフィルター – [フィルター] をクリックして、条件でマッピングをフィルターします。
•個人用ビューの作成 – 今後使用のため、フィルターの構成や表示されている列を個人用ビューとして保存することができます。フィルター の横にある システム ビュー ドロップダウン リストをクリックし、[名前を付けて保存] をクリックします。名前を付けて保存 ウィンドウで、ビューの名前を入力します。このビューを自分だけが利用できるようにするには、このビューをプライベート ビューにする スイッチをオンにして、プライベート ビューとして保存します。このビューを AOS テナントのすべてのアカウントが利用できるようにするには、このビューをプライベート ビューにする スイッチをオフのまま保持して、パブリック ビューとして保存します。
作成後、プライベート ビューまたはパブリック ビューを既定に設定したり、名前変更したり、削除したりすることができます。プライベート ビューをパブリック ビューに変換することもできます。
•マッピングの検索 – 検索ボックスで移行元 / 移行先のキーワードを入力することでマッピングを検索します。