AvePoint Cloud Index は AvePoint Online Services と統合されています。AvePoint Cloud Index アカウントの登録前に、AvePoint Online Services アカウントを登録しておく必要があります。AvePoint Online Services アカウントを登録する方法は以下のとおりです。
•AvePoint Online Services Web サイトで登録します。
•AvePoint オフィシャル Web サイトの AvePoint Online Services ページまたは AvePoint Cloud Index ページにアクセスします。
AvePoint Cloud Index にアクセスするには、上記いずれかの方法で AvePoint Online Services にサインインしてください。AvePoint Online Services へのサインインおよび登録方法の詳細については、AvePoint Online Services ユーザー ガイド を参照してください。
AvePoint Cloud Index の任意のページから、AvePoint Online
Services または別の AvePoint
サービスにアクセスするための新しいタブを開くことができます。画面右上の別のサービスに変更する
() ボタンをクリックして、AvePoint Online
Services または別のサービスを選択します。
AvePoint Online Services へのサインイン後、まず以下の設定を構成する必要があります。
•管理 > アプリ管理 で Microsoft Azure AD 用アプリ プロファイルを作成します。
*注意: Cloud Index コネクションの構成で 詳細設定 の プライベート を使用する場合にのみ、このアプリ プロファイルが必要です。これにより、AvePoint Online Services Azure AD アプリでユーザー選択ウィンドウを使用することが可能になります。
•管理 > アプリ管理 で、Microsoft 365 用アプリ プロファイルを作成します。
*注意: AvePoint Cloud Index を SharePoint Online 環境と統合する場合にのみ、このアプリ プロファイルが必要です。
•管理 > アプリ管理 で、カスタム Azure アプリ 用アプリ プロファイルを作成します。
*注意: Cloud Index を使用して Azure File Storage 内のファイルを管理し、Azure ロールベースのアクセス制御 (Azure RBAC) に基づいてアクセス権を管理する場合にのみ、このアプリ プロファイルが必要です。
•管理 > ユーザー管理 でユーザー (ローカル ユーザーおよび Microsoft 365 ユーザー / グループ) を追加します。
*注意: AvePoint Cloud Index ユーザー ロールは、AvePoint Online Services テナント ユーザー ロールと統合されています。AvePoint Online Services テナント ユーザー ロールは、アプリケーション管理者と標準ユーザーから構成されます。
o アプリケーション管理者 – アプリケーション管理者は AvePoint Cloud Index 管理者の役割を果たします。管理者は、データ ソースと Microsoft 365 の間の接続を構築し、ドメイン マッピング、列の表示設定などの全体設定を設定することができます。
o 標準ユーザー – 標準ユーザーは AvePoint Cloud Index エンド ユーザーの役割を果たします。エンド ユーザーは、アプリケーション管理者によって構成されたコネクション内のファイル リストを表示し、ファイルに対してアクションを実行することができます。
設定の構成方法の詳細については、AvePoint Online Services ユーザー ガイド を参照してください。
AvePoint Cloud Index に必要な権限については、以下のシナリオを参照してください。
AvePoint Online Services で Microsoft 365 または Microsoft Azure AD アプリを Azure Active Directory に自動作成する場合、アプリ承認の権限 を参照して、アプリを承認する際に承諾する必要な API 権限を確認することができます。
Azure Active Directory でアプリを手動で作成する場合は、以下の表に一覧表示されているアクセス許可を参照して、AvePoint Cloud Index が要求する API アクセス許可をカスタム アプリに追加してください。
Cloud Index 機能 |
API 名 |
アクセス許可 |
タイプ |
必要となる理由 |
ゲートウェイ設定 > 既存ドメインの読み込み |
SharePoint |
User.Read.All (Read user profiles) |
アプリケーション |
ドメイン情報を取得します。 |
コネクション > 詳細設定 > プライベート |
Azure Active Directory Graph |
Directory.Read.All (Read all directory data) |
アプリケーション |
Microsoft 365 テナント情報を取得します。 |
コネクション > ストレージ タイプ > Azure File Storage > Azure ロールベースのアクセス制御 (Azure RBAC) に基づいてアクセス権を管理する |
Azure Service Management |
user_impersonation (Access Azure Service Management as organization users) |
委任済み |
Azure File Storage のアクセス制御リストを取得します。 |
AvePoint Online Services でカスタム Azure アプリ プロファイルを作成する際に、以下の点に注意してください。
•ゲートウェイ設定 > 既存ドメインの読み込み 機能を使用する場合、アプリに付与する権限 フィールドで Microsoft 365 (SharePoint Online 権限) を選択します。
•コネクション > 詳細設定 > プライベート または コネクション > ストレージ タイプ > Azure File Storage > Azure ロールベースのアクセス制御 (Azure RBAC) に基づいてアクセス権を管理する 機能を使用する場合、アプリに付与する権限 フィールドで Azure AD を選択します。