共同共有とは、自分の利便性だけでなく、同僚の各位にとって最適な場所にコンテンツを配置することを意味します。多くの組織では、共同作業やファイル コラボレーションに SharePoint および Teams の使用を推奨します。ただし、OneDrive からの過剰な共有は、共有先として指定されたユーザーのみがコンテンツにアクセスできることを意味します。
OneDrive コラボレーション レポートは、共有オプションについての理解を深め、OneDrive コラボレーションの実践を改善するために関与できる 5 種類の対象ユーザー (% または数) を示します。
•モダン共有者 – OneDrive ストレージ クォータ内で、SharePoint でコラボレーション コンテンツを頻繁に共有するユーザーです。
•OneDrive 共有が多い共有者 – 大量のコンテンツを OneDrive で共有しており、かつ使用済み OneDrive ストレージ クォータが指定したしきい値に近づいているユーザーです。
•OneDrive でのみ共有を行っているユーザー – OneDrive のみからコンテンツを共有するユーザーです。
•OneDrive ストレージ使用量が多いユーザー – OneDrive ストレージの使用量が多いユーザーです。
•共有アクティビティがないユーザー – OneDrive からのファイル共有を行わないユーザーです。
ファイル共有およびコラボレーションのレポート データを取得するには、対象ユーザーを選択して、スクロール バーを調整して、目的のデータ比較用しきい値を設定します。
•OneDrive 共有者のしきい値 – OneDrive でコラボレーション コンテンツを共有しているユーザーの数のしきい値を設定します。
•使用済み OneDrive ストレージ クォータのしきい値 – 使用済み OneDrive ストレージ クォータのしきい値を設定します。
*注意: 構成したしきい値は、組織のデータとの比較に使用されます。データ比較の詳細については、以下の説明を参照してください。
計算ルール:
•OneDrive 共有者のしきい値: OneDrive 共有者 / OneDrive 共有者と SharePoint 共有者の合計数
•使用済み OneDrive ストレージ クォータのしきい値: 使用済み OneDrive ストレージ クォータ / OneDrive ストレージ クォータの合計量
コラボレーション共有データの比較方法については、以下の表を参照してください。
対象ユーザー (% または数) |
比較方法 |
モダン共有者 |
OneDrive 共有者の割合 < 構成したしきい値; 使用済み OneDrive ストレージ クォータの割合 < 構成したしきい値 |
OneDrive 共有が多い共有者 |
OneDrive 共有者の割合 > 構成したしきい値 |
OneDrive ストレージ使用量が多いユーザー |
使用済み OneDrive ストレージ クォータの割合 > 構成したしきい値 |
特定の対象ユーザーを選択してしきい値を設定することで、組織のコラボレーション トレンドやストレージ使用状況に関する貴重な分析を提供するカスタム レポート ビジュアルを取得することができます。詳細については以下の表を参照してください。
対象ユーザー (% または数) |
レポート ビジュアル |
モダン共有者 |
モダン共有者 |
OneDrive でバランスよく共有を行っているユーザー | |
OneDrive 共有が多い共有者 |
OneDrive 共有が多い共有者 |
OneDrive 共有が多いユーザーまたは最大ストレージ クォータを持つユーザー | |
OneDrive でのみ共有を行っているユーザー |
OneDrive でのみ共有を行っているユーザー |
OneDrive でのみ共有を行っているユーザーのトレンド | |
OneDrive ストレージ使用量が多いユーザー |
OneDrive ストレージ使用量が多いユーザー |
最大ストレージ クォータを持つユーザーのトレンド | |
共有アクティビティがないユーザー |
共有アクティビティがないユーザー |
共有アクティビティがないユーザーのトレンド |