SharePoint Online ドキュメントをメタデータと共に国立公文書館記録管理局 (NARA) に準拠した形式でエクスポートする前に、NARA Configuration File.xml ファイルを構成して、エクスポートされるドキュメントの列と、エクスポートされる CSV ファイル内の表示名を定義することができます。
NARA Configuration File.xml ファイルを構成する方法については、以下の説明を参照してください。
1. NARA Configuration File.xml ファイルをメモ帳で開きます。
2. 各 <ColumnMapping DisplayName=" " ... /> ノードで次のパラメーターと値を編集します。
•DisplayName – 列値としてエクスポートする値を含む列の表示名を入力するか、処分権限 ルール プロパティの表示名を入力します。入力した表示名の列が CSV ファイルに作成されます。
•MappedKey – 列値をエクスポートする SharePoint Online 内のドキュメントの列名を入力します。
*注意: 構成ファイルには、MappedKey が Disposition Authority である <... Mapped Key ="Disposition Authority"... /> ノードがあります。処分権限 ルール プロパティをエクスポートするには、パラメーターの値を変更しないでください。
•Default Value – MappedKey パラメーターに値が構成されていない場合、または構成された値がルール アクションの強制ジョブで識別できない場合、このパラメーターに構成された値は、CSV ファイルの DisplayName パラメーターで定義された列値としてエクスポートされます。
•Prefix – このパラメーターは、エクスポートされたドキュメントの保存先を示すために使用されます。保存先の完全パスを使用して Prefix を構成します。ここで構成された完全パスと、FilePath 列に記録された相対パスは結合され、CSV ファイルの DisplayName パラメーターで定義された列値としてエクスポートされます。
*注意: このパラメーターは、FilePath を Mappedkey パラメーターの値として入力した場合にのみ有効です。FilePath 列は SharePoint Online 内ドキュメントの相対パスを記録します。
•AdditionalMetadata – このパラメーターを使用して、CSV ファイルの列の表示名にタグを付けるかどうかを定義します。パラメーター値を true に設定すると、上記で構成した DisplayName パラメーター値が、AdditionalMetadata<DisplayName> の形式で CSV ファイルに表示されます。
3. このファイルへの変更を保存して閉じます。