エージェントの登録

エージェント管理 ページでは、AvePoint Opus とオンプレミスのコンテンツ ソース (ファイル システム サーバーと SharePoint オンプレミス) を接続し、コンテンツへのアクセスや管理を実行するためのエージェントを登録することができます。

ガイダンス (Icon: Guidance) アイコンをクリックすると、AvePoint Opus をオンプレミスのコンテンツ ソースに接続する手順が表示されます。

新しいエージェント バージョンが利用可能になると、通知が 通知 (Button: Notifications) に表示されます。パフォーマンス向上および新機能へのアクセスを確保するため、エージェントを最新バージョンに更新することを推奨します。

証明書の生成とダウンロード

AvePoint Opus は、秘密キーと公開キーのペア証明書をサポートしており、秘密キーと公開キーのペア証明書は両方とも AvePoint Opus によって自動生成されます。

証明書を準備する方法については、以下の説明を参照してください。

1.   [証明書] をクリックします。

2.   [証明書の生成] をクリックして、新しい証明書が自動生成されます。

*注意: 新しく生成された証明書はすべての新規登録されるエージェントの既定証明書となります。

3.   ダウンロード (Button: Download) ボタンをクリックして公開キーの証明書をダウンロードし、その証明書を使用して AvePoint Online Services > システム管理 > アプリの登録 AvePoint API アプリを登録します。

4.   新規に登録されたすべてのエージェントが使用する既定の証明書を変更するには、証明書の横にある既定のオプションを選択します。

5.   既定の証明書をシステム内のすべてのアクティブなエージェントにアップロードするには、[すべてのエージェントにアップロード] をクリックします。

*注意: 非アクティブなエージェントについては、コンテンツ ソースに接続するためにエージェントを再登録する必要があります。

6.   証明書の有効期限が切れているか、不要となった場合は、証明書の横にある 削除(Button: Delete) ボタンをクリックして、[OK] をクリックして削除を確認します。

アプリケーション (クライアント) ID の取得

AvePoint Online Services API アプリを登録した後、アプリのアプリケーション (クライアント) ID をコピーして、[クライアント ID] をクリックしてクライアント ID を指定します。

エージェントの登録

AvePoint Opus をオンプレミスのコンテンツ ソースに接続するエージェントを登録するには、以下の説明を参照してください。

1.   [エージェントの登録] をクリックします。

2.   エージェント名および説明 (説明は必須ではありません) を入力します。

3.   AvePoint Opus を接続するコンテンツ ソースを選択します。

*注意: 1 件のサーバーに複数のエージェントをインストールすることはできません。ファイル システム サーバーが SharePoint Web フロントエンド サーバーでもある場合、ここで 2 件のコンテンツ ソースを選択することができます。それ以外の場合は、異なるコンテンツ ソースを個別に接続するには、複数のエージェントを登録してください。

    ファイル システム

    SharePoint オンプレミス

4.   [保存] をクリックして、エージェントを登録します。

エージェント状態およびエージェントに実行可能な操作の詳細は以下のとおりです。

    未インストール この状態は、AvePoint Opus でエージェントを登録した後に表示されます。

エージェントを削除するには、[削除] をクリックします。

    アクティブ この状態は、ファイル システム サーバーでエージェントをインストールして構成した後に表示されます。

エージェントを無効化するには、[エージェントの無効化] をクリックします。

    無効 この状態は、エージェントを無効化した後に表示されます。

エージェントを削除するには [削除] をクリックし、有効化するには [エージェントの有効化] をクリックします。

    要更新 この状態は、異なるメジャー リリース識別子を持つ新バージョンが利用可能な場合に表示されます。例えば、エージェント バージョンが 13.x.x.x で、新しく利用可能になったバージョンが 14.x.x.x です。エージェントを最新のバージョンに更新するために、インストーラーをダウンロードする必要があります。エージェントの更新中に、実行中のジョブが存在しないことを確認します。

マイナー リリースまたは識別子の更新が異なる新バージョンが利用可能な場合、エージェントを更新するかどうかを選択することができます。

    アクティブ (例外あり) この状態は、エージェントがインストールされているサーバーが SharePoint Web フロントエンド サーバーでない場合に表示されます。そのため、AvePoint Opus SharePoint オンプレミス環境に接続することができません。

構成ファイルの生成とダウンロード

エージェントの登録後、エージェントの隣にある [構成ファイルのダウンロード] をクリックします。インストール コードをコピーし、[ダウンロード] をクリックして構成ファイルをダウンロードして、ローカルに保存します。構成ファイルは、エージェント毎に自動生成されます。この構成ファイルとインストール コードは、エージェントのインストールと構成の際に必要となります。

インストーラーのダウンロード

[インストーラーのダウンロード] をクリックして、エージェント パッケージをダウンロードし、エージェントのインストールおよび構成を実行します。

ファイル システムのエージェント サーバー システム要件については、以下の表を参照してください。

コンポーネント

要件 / AvePoint の推奨事項

オペレーティング システム エディション

Windows Server 2012 R2 Datacenter

Windows Server 2016 Standard

Windows Server 2016 Datacenter

Windows Server 2019 Datacenter

CPU コア数

64 ビット、4 コア

使用可能な物理メモリー

推奨: 8 GB 以上

使用可能なディスク容量

推奨: 60 GB 以上

ネットワーク

エージェント サーバーは AvePoint Online Service AvePoint Opus にネットワーク接続があり、UNC パスでファイルシステムに接続できます。

.NET Framework バージョン

.NET Framework 4.8 以上

トランスポート層セキュリティ (TLS) バージョン

TLS 1.2 の使用

 

エージェントのインストールおよび構成の方法については、以下の説明を参照してください。

1.   ファイル システム / SharePoint オンプレミス レコード管理用の AvePoint Opus を接続するサーバーにエージェント パッケージをコピーします。

2.   [CloudAgentDownloader.exe] ファイルをクリックします。

3.   エージェント インストール ウィザードへようこそ 画面で、[開始] をクリックします。

4.   ソフトウェア ライセンス契約 画面で、[ソフトウェア ライセンス契約の条項に同意します] チェックボックスを選択し[次へ] をクリックします。

5.   インストール場所 画面で、エージェントをインストールする場所を選択し、[次へ] をクリックします。既定のインストール場所は C:\Program Files\AvePoint です。別のインストール場所を選択するには、[変更] をクリックすることができます。

6.   前提条件の確認 画面で、前提条件の確認の完了後、[エージェントのダウンロード] をクリックします。

7.   エージェント インストール パッケージのダウンロードの完了後、[インストール] をクリックしてエージェントをインストールします。

8.   エージェントのインストール後、[構成の開始] をクリックしてエージェントの構成を開始します。

9.   [エージェントの構成] ステップで、プロキシ サーバーを使用して接続するかどうかを選択します。プロキシ サーバーを使用する場合は、プロキシ ホスト、プロキシ ポート、およびユーザー アカウントの資格情報を指定します。[次へ] をクリックします。

10. エージェント構成ファイル を参照し、インストール コードを入力した後、[次へ] をクリックします。

11. エージェントのアカウント名およびパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。

*注意: エージェント アカウントに必須権限が付与されていることを確認してください。詳細については、エージェント アカウントに必要な権限 を参照してください。

12. エージェントのインストールおよび構成が完了したことを示すメッセージが表示されたら、[完了] をクリックしてウィザードを終了します。

13. AvePoint Opus > エージェント管理 に移動して、[更新] をクリックします。エージェントの状態が アクティブ に更新されます。

エージェントのインストール・構成の完了後、エージェント構成ファイルまたはエージェント アカウント情報を更新することができます。エージェントがインストールされているマシンでスタート メニューを開き、Cloud Agent 構成ツールを検索し、エージェント構成ファイルまたはエージェント アカウント情報を更新します。