エクスポート設定 ページでは、以下のエクスポート設定を構成することができます。
1. エクスポートされたデータの既定の保存先を選択してください。– エクスポートされたデータの既定の保存先を選択します。対応しているストレージ タイプは、SFTP および Microsoft Azure BLOB ストレージ です。
エクスポートされたデータを保存するエクスポート先を選択します。エクスポートされたデータには、ルールによってエクスポートされたコンテンツ、ジョブ モニター からダウンロードされたジョブ レポート、物理レコード > エクスプローラー からエクスポートされたバーコードが含まれています。データのエクスポート後、この場所に移動してデータにアクセスすることができます。
*注意: AvePoint Opus の従来の UI と新しい UI の機能が異なります。
•従来の UI では、Cloud Archiving > コントロール パネル > エクスポート先 で構成された SFTP または Microsoft Azure BLOB ストレージ タイプのエクスポート先がここに表示されます。
•新しい UI では、Cloud Opus > 設定 > グローバル ストレージ設定 で構成された SFTP または Microsoft Azure BLOB ストレージ タイプのエクスポート先がここに表示されます。
2. 構成ファイルの作成・アップロード - コンテンツを特定の形式にエクスポートする前に、対応する構成ファイルを作成・アップロードする必要があります。
•VEO ファイル – このエクスポート形式は、SharePoint Online、OneDrive、または Exchange Online のコンテンツ ソースで使用できます
構成ファイルの作成・アップロード方法については、以下の説明を参照してください。
i. [テンプレートのダウンロード] をクリックします。VEO Configuration Files.zip ファイルが、現在のブラウザーのダウンロード先にダウンロードされます。
ii. ZIP ファイルを解凍し、解凍されたフォルダー内の構成ファイルを変更します。エクスポートする VEO ファイルのメタデータおよび値のカスタマイズについては、VEO ファイルへのコンテンツのエクスポート を参照してください。
iii. 構成ファイルの変更後、構成ファイルを 1 つの ZIP ファイルに圧縮します。
iv. [ファイルのアップロード] をクリックして ZIP ファイルを選択し、[開く] をクリックして ZIP ファイルをアップロードします。
さらに、システムが自動生成した公開鍵を使用して、VEO ファイルの署名を検証できます。
•NAA – このエクスポート形式は、SharePoint Online、OneDrive、およびExchange Online のコンテンツ ソースで使用できます。
構成ファイルの作成・アップロード方法については、以下の説明を参照してください。
i. [テンプレートのダウンロード] をクリックします。NAA Configuration File.zip ファイルが、現在のブラウザーのダウンロード先にダウンロードされます。
ii. ZIP ファイルを解凍し、解凍されたフォルダー内の構成ファイルを変更します。オーストラリア国立公文書館 (NAA) の基準に準拠した形式で、文書を列とともにエクスポートする方法については、NAA ファイルへのコンテンツのエクスポート を参照してください。
iii. 構成ファイルの変更後、構成ファイルを 1 つの ZIP ファイルに圧縮します。
iv. [ファイルのアップロード] をクリックして ZIP ファイルを選択し、[開く] をクリックして ZIP ファイルをアップロードします。
•NARA ファイル – このエクスポート形式は、SharePoint Online、OneDrive、または Exchange Online のコンテンツ ソースで使用できます。
構成ファイルの作成・アップロード方法については、以下の説明を参照してください。
i. [テンプレートのダウンロード] をクリックします。NARA Configuration File.zip ファイルが、現在のブラウザーのダウンロード先にダウンロードされます。
ii. ZIP ファイルを解凍し、解凍されたフォルダー内の構成ファイルを変更します。国立公文書館記録管理局 (NARA) の基準に準拠した形式で、文書を列とともにエクスポートする方法については、NARA ファイルへのコンテンツのエクスポート を参照してください。
iii. 構成ファイルの変更後、構成ファイルを 1 つの ZIP ファイルに圧縮します。
iv. [ファイルのアップロード] をクリックして ZIP ファイルを選択し、[開く] をクリックして ZIP ファイルをアップロードします。
また、データのチェックサムを有効にする ことができます。これにより、キーが生成され、転送中にファイルの完全性の検証に使用されます。
3. データ暗号化の有効化 – 切り替え ()
ボタンをクリックして、エクスポートされたデータの暗号化を有効にすることができます。データの暗号化・暗号化解除用のキーが自動生成されます。[コピー] をクリックして、キーをクリップボードにコピーすることができます。
新しいキーを生成する場合、[生成] をクリックします。データが暗号化されてエクスポートされた場合、データの暗号化解除に使用できるようにするため、新しいキーを生成する前に、キーを適切に保存していることを確認してください。
4. [保存] をクリックして構成を保存します。
データの暗号化を解除するには、以下のサンプル コードを参照してください。
*注意: サンプル コードでは、System.Security.Cryptography 名前空間の CryptoStream クラスと Aes クラスを使用してデータの暗号化を解除します。AvePoint Opus で生成されたキーを持っており、かつエクスポートされたファイルの完全パスを知っていることを確認してください。生成されたキーには、|: で分割されているキーおよび IV (初期化ベクトル) の 2 部分が含まれています。
using System.Security.Cryptography;
namespace ConsoleApp1
{
internal class Example
{
public void DecryptData(string aesKeyAndIV)
{
try
{
var aesKeyIVStrings = aesKeyAndIV.Split('|');
byte[] keyBytes = Encoding.UTF8.GetBytes(aesKeyIVStrings[0]);
byte[] ivBytes = Encoding.UTF8.GetBytes(aesKeyIVStrings[1]);
using (FileStream fileStream = new FileStream("TestData.txt", FileMode.Open))
{
using (Aes aes = Aes.Create())
{
aes.Mode = CipherMode.CBC;
aes.Padding = PaddingMode.PKCS7;
using (CryptoStream cryptoStream = new CryptoStream(
fileStream,
aes.CreateDecryptor(keyBytes, ivBytes),
CryptoStreamMode.Read))
{
// By default, the StreamReader uses UTF-8 encoding.
// To change the text encoding, pass the desired encoding as the second parameter.
// For example, new StreamReader(cryptoStream, Encoding.Unicode).
using (StreamReader decryptReader = new StreamReader(cryptoStream))
{
string decryptedMessage = decryptReader.ReadToEnd();
Console.WriteLine($"The decrypted original message: {decryptedMessage}");
}
}
}
}
}
catch (Exception ex)
{
Console.WriteLine($"The decryption failed.{ex}");
}
}
}
}