動的ワークフローの作成

現在、EnPower でイベント リガー ワークフローとオブジェクト条件トリガー ワークフローの2種類の動的ワークフローが存在します。

イベント リガー ワークフローは事前定義済みトリガー イベントでトリガーされます。トリガー イベントが検出されると、ワークフロー内のアクションが自動的に実行されます。

オブジェクト条件トリガー ワークフローは、スケジュール スキャン ジョブによってトリガーされます。ワークフローのトリガーとなる一連の条件およびスキャン スケジュールを構成することができます。条件を満たすオブジェクトがスキャン ジョブによって検出された場合に、ワークフローがトリガーします。

イベント トリガー動的ワークフローの作成

新しいワークフローを作成するには、以下の説明を参照してください。

1.   ワークフロー > ワークフロー ページで [作成] をクリックします。

2.   ワークフロー タイプとして 動的ワークフロー を選択します。

3.   [次へ] をクリックして 基本設定 ページに移動するか、[キャンセル] をクリックして変更を保存せずに終了します。

4.   以下のワークフローの基本情報を入力します。

    名前 ワークフローの名前です。

    説明 ワークフローの説明です (必須ではありません)

    トリガー別 イベント トリガー ワークフローを作成する場合は、トリガー イベントを選択します。

    トリガー イベントの構成 このワークフローをトリガーするトリガー イベントを選択します。

    トリガー範囲の構成 トリガー イベントの条件を追加し、トリガーの範囲を構成します。選択したトリガー イベントが構成された範囲に該当する場合のみ、自動化フローがトリガーされます。対応しているイベントおよび範囲については、対応している動的ワークフローの範囲およびアクションの一覧 を参照してください。

    このワークフローの作成後にアクティブ化する スイッチをオンにすると、このワークフローがワークフローの作成完了後にアクティブ化されます。

    メール通知 スイッチをオンにすると、ワークフローがトリガーされた後、メールが指定された受信者に送信されます。以下の内容を構成することができます。以下の設定を構成することができます。

通知の受信者 メール通知の受信者を自分に通知を送信する 特定の受信者に通知を送信する から選択できます。特定の受信者に通知を送信する を選択する場合、メール アドレスを入力して受信者を指定できます。

メール テンプレート このワークフローがトリガーされ、アクションが実行される際に、メール通知の送信に使用するメール テンプレートを指定します。[メールのプレビュー] をクリックして、サンプル データでメール通知をプレビューすることができます。メール テンプレートの詳細については、設定 を参照してください。

5.   [次へ] をクリックして ワークフローの設定 ページに移動します。

6.   ワークフローの自動アクションを設定します。(Button: Add) をクリックして アクション ライブラリ を開きします。アクションをワークフローに追加することができます。指定されたトリガー イベントが検出された場合、選択されたアクションが自動的に実行されます。また、ワークフローに If/Then 分岐を追加し、詳細な条件に対するアクションを追加することも可能です。

対応するアクションの詳細については、対応しているイベント トリガー ワークフロー アクションの一覧表 を参照してください。

7.   [保存] をクリックして、ワークフローを作成します。

オブジェクト条件でトリガーされる動的ワークフローの作成

1.   ワークフロー > ワークフロー ページで [作成] をクリックします。

2.   ワークフロー タイプとして 動的ワークフロー を選択します。

3.   [次へ] をクリックして 基本設定 ページに移動します。

4.   以下のワークフローの基本情報を入力します。

    名前 ワークフローの名前です。

    説明 ワークフローの説明です (必須ではありません)

    トリガー別 オブジェクト条件 を選択して、オブジェクト条件トリガー動的ワークフローを作成します。

    オブジェクト タイプ ワークフローをトリガーするオブジェクト タイプを選択します。

    スキャン スケジュール 以下のスキャン スケジュールを構成します。

最初のスキャン 最初のスキャン ジョブの開始日時を選択します。

頻度 以下のスキャン ジョブのスキャン頻度および開始日時を構成します。

    トリガー範囲の構成 トリガー範囲としてオブジェクト条件を追加します。構成された条件に該当するオブジェクトがスキャン ジョブによって検出されると、ワークフローがトリガーされます。

オブジェクト タイプが ユーザー である場合、ユーザーの ライセンスの重複 状態はトリガー条件として選択することができます。EnPower でのライセンスの重複の識別については、付録 E 重複する Microsoft ライセンスの一覧 を参照してください。

    このワークフローの作成後にアクティブ化する スイッチをオンにすると、このワークフローがワークフローの作成完了後にアクティブ化されます。

    メール通知 スイッチをオンにすると、ワークフローがトリガーされた後、メールが指定された受信者に送信されます。以下の内容を構成することができます。以下の設定を構成することができます。

通知の受信者 メール通知の受信者を自分に通知を送信する 特定の受信者に通知を送信する から選択できます。特定の受信者に通知を送信する を選択する場合、メール アドレスを入力して受信者を指定できます。

メール テンプレート このワークフローがトリガーされ、アクションが実行される際に、メール通知の送信に使用するメール テンプレートを指定します。[メールのプレビュー] をクリックして、サンプル データでメール通知をプレビューすることができます。メール テンプレートの詳細については、設定 を参照してください。

5.   [次へ] をクリックして ワークフローの設定 ページに移動するか、[戻る] をクリックして ワークフロー タイプ ページに戻るか、[キャンセル] をクリックして変更を保存せずに終了します。

6.   ワークフローの自動アクションを設定します。(Button: Add) をクリックして アクション ライブラリ を開きします。アクションをワークフローに追加することができます。指定した条件を満たすオブジェクトが検出された場合、選択されたアクションが自動的に実行されます。

対応するアクションの詳細については、対応しているオブジェクト条件トリガー アクションの一覧 を参照してください。

7.   [保存] をクリックして、ワークフローを作成します。