通話キューでは、レポート テーブルで組織の通話キューを表示し、通話キューを作成・更新・削除することができます。管理方法の詳細については、以下のセクションを参照してください。
通話キューを作成するには、以下の説明を参照してください。
1. 通話 > 通話キュー ページで、リボン上で [作成] をクリックして 通話キューの作成 ページに移動します。
2. 以下の基本情報を入力します。
•名前 – 通話キューの名前を入力します。
•テナント – 通話キューのテナントを選択します。
•リソース アカウント – 通話キューにリソース アカウントを追加し、リソース アカウントに電話番号を割り当てます。利用可能なリソース アカウントは、選択したテナントに従いロードされます。
•通話 ID の割り当て – エージェントにリソース アカウントを割り当て、割り当てられた電話番号を使用して発信できるようにします。
•言語 – 音声メッセージの書き起こしや、発信者へのシステム プロンプトの再生に使用される言語を設定できます。
3. 以下の通話キューの案内応答と音楽を構成します。
•応答メッセージ – 以下のオプションから選択します。
o あいさつ文なし
o 音声ファイルを再生する – あいさつ文として発信者に再生する音声ファイルをアップロードします。
o 応答メッセージを追加する – システムに発信者に読み込む応答メッセージを入力します。
•保留音 – 発信者が保留されている際に、発信者に既定の音楽を再生するか、音声ファイルを再生する音楽としてアップロードするかを選択します。
4. 以下の 通話応答 を構成します。
•ユーザーとグループ (配布グループ、Microsoft 365 グループ) を追加して、この通話キューの着信通話に応答します。
•会議モード の構成 – 有効にすると、Skype for Business クライアントを使用している通話エージェントは、通話を受信できません。
5. 以下の エージェント オプションを選択して構成します。
•ルーティング方法 – 以下の方法を選択することができます。
o 応答ルーティング – 応答ルーティングを使用する場合、キューの最初の通話がすべての通話エージェントを同時に呼び出します。呼び出しを受ける最初の通話エージェントが通話を受けます。
o シリアル ルーティング – シリアル ルーティングを使用する場合、着信通話は通話エージェント リストの先頭から始まって、通話エージェントを 1 つずつ呼び出します。
o ラウンド ロビン – ラウンド ロビン ルーティングを使用する場合、各通話エージェントがキューから同数の通話を取得します。
o 最長アイドル – 最長アイドル ルーティングを使用する場合、最も長い間プレゼンスの状態が連絡可能になっているオプトイン通話エージェントがキューの次の通話で呼び出されます。
•プレゼンスに基づくルーティング – Skype for Business クライアントを使用しているエージェントは、最長アイドルまたはプレゼンスに基づくルーティングが有効になっていると、通話を受信できません。最長アイドルがルーティング方法として選択されている場合、このオプションを構成することはできません。
•通話エージェントは通話に加わりません – この通話キューの通話エージェントは通話に加わるかどうかを構成します。
•通話エージェント警告時間 (秒) – 通話エージェントの警告時間を構成します。
6. 以下の 通話オーバーフロー処理 を構成し、キュー内の最大通話数、およびキュー内の通話が最大数に達した場合の通話の処理フローを定義します。
•キュー内の最大通話数 – 最大 200 件の通話を選択できます。呼び出しの最大数がゼロ (0) に設定されている場合、設定されたあいさつの音声ファイルは発信者に対して再生されません。
•通話の最大数に達した場合 – 以下のオプションを選択できます。
o 切断 – キュー内の通話数が最大通話数に達すると、通話が切断されます。
o この通話のリダイレクト先 – 通話を以下のエンティティにリダイレクトすることを選択できます。
§ 組織内のユーザー – 組織内のビジネス VoIP が有効になっているユーザーです。
§ 音声アプリ – 通話キューまたは自動応答です。
§ 外部の電話番号 – 外部ユーザーです。
§ ボイスメール (個人用) – ユーザーのボイスメールに直接通話を送信するユーザーです。
§ ボイスメール (共有) – グループのボイスメールに通話を送信する Microsoft 365 グループです。
7. 通話タイムアウト処理 の構成 – 最大待機時間を構成し、最大待機時間内に通話に応答がない場合、通話は切断するかリダイレクトするかを決定します。
•最大待機時間 – 最大 45 分まで選択できます。
•通話がタイムアウトした場合 – 以下のオプションから選択できます。
o 切断 – 最大待機時間に達すると、通話が切断されます。
o この通話のリダイレクト先 – 通話を以下のエンティティにリダイレクトすることを選択できます。
§ 組織内のユーザー – 組織内のビジネス VoIP が有効になっているユーザーです。
§ 音声アプリ – 通話キューまたは自動応答です。
§ 外部の電話番号 – 外部ユーザーです。
§ ボイスメール (個人用) – ユーザーのボイスメールに直接通話を送信するユーザーです。
§ ボイスメール (共有) – グループのボイスメールに通話を送信する Microsoft 365 グループです。
8. 許可されているユーザー – [追加] をクリックして、許可されているユーザー リストにユーザーを追加します。追加されたユーザーは、この通話キューに変更を加えることができます。
9. [送信] をクリックして、通話キューを作成します。
通話キューを編集するには、以下の説明を参照してください。
1. 編集する通話キューを選択します。
2. リボン上で [編集] をクリックします。
3. 通話キューの編集 パネルで、この通話キューの情報および構成を編集します。
4. [保存] をクリックして変更を保存します。
通話キューを削除するには、以下の説明を参照してください。
1. 削除する通話キューを選択します。
2. リボン上で [削除] をクリックします。
3. 確認ウィンドウで [削除] をクリックして、話キューを削除します。
ユーザーの通話キューの通話応答設定を管理するには、以下の説明を参照してください。
1. 管理する通話キューを 1 件以上選択します。
2. リボン上で [通話応答の管理] をクリックします。
3. 通話応答の管理 パネルで、通話応答リストに追加するユーザーおよびグループを選択します。
4. 通話キューに追加するユーザーまたはグループを検索して指定します。
*注意: この前に設定された通話キューの通話応答選択肢は置き換えます。
5. [保存] をクリックして、設定を更新します。