テナントに、管理されていないデバイスからのアクセスをブロックするセキュリティ ポリシーが存在する場合、先進認証を使用していない一部のサードパーティ アプリおよび以前のバージョンの Office ではデバイスベースの制限を適用できないため、先進認証を使用していないアプリからのアクセスがテナントによってブロックされます。
テナントがサービス アカウント認証方式を使用して AvePoint Online Services 自動検出のオブジェクトをスキャンする場合、既定では、Cloud Management は基本認証を使用してジョブを実行します。テナントが先進認証を使用しないアプリからのアクセスをブロックしている場合、サービス アカウントを使用する Cloud Management ジョブはデータ管理に先進認証を使用します。この場合、サービス アカウントの先進認証のデータおよび機能のサポート状態は、アプリ プロファイル認証と同じになります。詳細については、付録 A – SharePoint Online データ タイプ および 付録 B – 対応・未対応の機能 アプリ プロファイルのサポート状態 列を参照してください。
*注意: 以下の機能は、先進認証をサポートしていません。テナントが先進認証を使用しないアプリからのアクセスをブロックしており、サービス アカウントを使用してオブジェクトをスキャンする場合、以下の機能がスムーズに機能しません。
•レプリケーター モジュールでのリアルタイム レプリケーション
•アイデンティティ マネージャー モジュールの以下の機能:
o ユーザー管理 でユーザーを編集する際に、ユーザーにロールを割り当て、割り当てを解除する機能
o Policy Enforcer の Microsoft 365 グループ作成 および メールボックスアーカイブ ルール
o メールボックス管理に関連するすべての機能
•レポート ポイント モジュールの監査コントローラー
*注意: 自動検出スキャン ジョブが終了した後に、先進認証を使用しないアプリからのアクセスをブロックすると、先進認証はすぐに有効になりません。AvePoint Online Services には、認証方法用に 1 時間のキャッシュが存在します。1 時間後に Cloud Management を利用することができます。