Power Automate フローの自動エスカレーション プロファイルの構成

Power Automate フロー用の自動エスカレーション プロファイルは、Power Automate フロー管理タスクが指定した時間内に完了しなかった場合に、自動エスカレーション プロセスを有効にすることができます。

自動エスカレーション プロファイル にアクセスするには、プロファイル & テンプレート ページで [自動エスカレーション プロファイル] カードをクリックします。

Power Automate フローの自動エスカレーション プロファイルを定義するには、リボン上で 作成 > Power Automate フローの自動エスカレーション プロファイル をクリックして、Power Automate フローのエスカレーション プロファイルの作成 パネルが開き、以下の設定を構成します。

1.   プロファイル名 – Power Automate フローの自動エスカレーション プロファイルの名前を入力します。

2.   説明 – Power Automate フローの自動エスカレーション プロファイルの説明を入力します。

3.   ステージ 1 – Power Automate フロー管理タスクが指定した期間内に完了されていない場合、Power Automate フローの管理用方法を構成します。ステージ 1 エスカレーションとして、ドロップダウン リストから以下 2 件のエスカレーション アクションのいずれかを選択します。

•    フローを無効にする – このオプションを選択する場合、テキスト ボックスに数値を入力し、時間単位として 日間、週間、か月間、年間 を選択します。Power Automate フロー管理タスク指定した時間内に完了されていなかったか、期限切れになった場合に、Power Automate フローは無効化されます。

o  すべての所有者を削除する を選択し、フロー所有者ロールを特定のユーザーに割り当てることができます。Power Automate フローが無効化された場合、フローの所有者および共同所有者は削除され、指定したユーザーは一時的な所有者として割り当てられます。

これにより、以前の所有者は待機中のタスクを完了せずに Power Platform からフローを直接リストアすることはできなくなります。タスクでフロー所有者の変更がない場合、以前の所有者はリストアされます。

^*注意: 指定した一時的な所有者に "環境メーカー" などの "prvWriteWorkflow" 権限を持つロールが割り当てられていることを確認してください。このオプションは、ソリューション対応フロー以外のフローに適用できません。

o  エスカレーションの実行前に、タスクの割り当て先に通知メールを送信する を選択して、ドロップダウン リストから通知プロファイルを選択することができます。

o  エスカレーション アクションが実行された場合に以下のユーザーに通知する を選択して、ユーザーまたはグループ (Microsoft 365 グループ、配布グループ、メールが有効なセキュリティ グループ) をメール通知の受信者として指定することができます。$ を入力して、利用可能なユーザー ロールから選択することもできます。$オブジェクトの管理者 ロールは Power Automate フローの所有者を指します。ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択して、エスカレーション通知メールが選択したメール テンプレートで送信されます。

^*注意: “$現在のタスク割り当て先” ロールは、現在のガバナンス詳細確認、内容の変更、連絡先指名のタスクの割り当て先を指します。

•    フローの削除 – このオプションを選択して、テキスト ボックスに数字を入力し、時間単位として 日間、週間、か月間、年間 を選択します。Power Automate フロー管理タスクは指定した時間内に完了されていなかったか、期限切れになった場合に、Power Automate フローは削除されます。

o  この自動アクション固有の承認プロセスを使用する を選択して、ドロップダウン リストから承認プロセスを選択します。[プロファイル詳細の表示] をクリックして、選択したプロファイルの詳細を表示できます。

作成 () ボタンをクリックするか、管理 > プロファイル & テンプレート > 承認プロセス に移動して、承認プロセスを作成することができます。詳細については、一般的な承認プロセスの構成 を参照してください。

^*注意: このエスカレーション プロファイルが構成されている Power Automate フローの自動インポート プロセスでは、自動削除の承認が有効になっていない場合、Power Automate フローはエスカレーションによって直接削除されます。

選択した承認プロセスでユーザー ロールが承認者として指定されている場合、自動インポート プロセスで使用できるロールは $前のステージの承認者のマネージャー または $オブジェクトの管理者 のみとなります。

o  エスカレーションの実行前に、タスクの割り当て先に通知メールを送信する を選択して、ドロップダウン リストから通知プロファイルを選択することができます。

o  エスカレーション アクションが実行された場合に以下のユーザーに通知する を選択して、ユーザーまたはグループ (Microsoft 365 グループ、配布グループ、メールが有効なセキュリティ グループ) をメール通知の受信者として指定することができます。$ を入力して、利用可能なユーザー ロールから選択することもできます。$オブジェクトの管理者 ロールは Power Automate フローの所有者を指します。ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択して、エスカレーション通知メールが選択したメール テンプレートで送信されます。

^*注意: “$現在のタスク割り当て先” ロールは、現在のガバナンス詳細確認、内容の変更、連絡先指名のタスクの割り当て先を指します。

^*注意: ステージ 1 のエスカレーション アクションとして フローを無効にする を選択する場合、ステージ 2 エスカレーションを構成することができます。

4.   ステージ 2 – ステージ 1 のエスカレーションとして フローを無効にする を選択する場合、ステージ 2 のエスカレーションとして フローを無効にする を選択するか、ステージ 1 エスカレーションの構成後に追加のアクションを実行しないことを選択することができます。Power Automate フローの削除を選択する場合は、以下の設定を構成してください。

•    テキスト ボックスに数値を入力し、ドロップダウン リストから 日間、週間、か月間、年間 を時間単位として選択します。Power Automate フロー管理タスクは指定した時間内に完了されていなかったか、期限切れになった場合に、Power Automate フローは削除されます。

•    この自動アクション固有の承認プロセスを使用する を選択して、ドロップダウン リストから承認プロセスを選択します。[プロファイル詳細の表示] をクリックして、選択したプロファイルの詳細を表示できます。

作成 () ボタンをクリックするか、管理 > プロファイル & テンプレート > 承認プロセス に移動して、承認プロセスを作成することができます。詳細については、一般的な承認プロセスの構成 を参照してください。

^*注意: このエスカレーション プロファイルが構成されている Power Automate フローの自動インポート プロセスでは、自動削除の承認が有効になっていない場合、Power Automate フローはエスカレーションによって直接削除されます。

選択した承認プロセスでユーザー ロールが承認者として指定されている場合、自動インポート プロセスで使用できるロールは $前のステージの承認者のマネージャー または $オブジェクトの管理者 のみとなります。

•    エスカレーションの実行前に、タスクの割り当て先に通知メールを送信する を選択して、ドロップダウン リストから通知プロファイルを選択することができます。

•    エスカレーション アクションが実行された場合に以下のユーザーに通知する を選択して、ユーザーまたはグループ (Microsoft 365 グループ、配布グループ、メールが有効なセキュリティ グループ) をメール通知の受信者として指定することができます。$ を入力して、利用可能なユーザー ロールから選択することもできます。$オブジェクトの管理者 ロールは Power Automate フローの所有者を指します。ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択して、エスカレーション通知メールが選択したメール テンプレートで送信されます。

^*注意: “$現在のタスク割り当て先” ロールは、現在のガバナンス詳細確認、内容の変更、連絡先指名のタスクの割り当て先を指します。

5.   [保存] をクリックしてすべての構成を保存します。