Power Automate フローのインポート

既存の Power Automate フローをインポートするには、以下の説明を参照してください。

*注意: クラウド フローのみをインポートできます。削除されたフローはインポートできません。

1.テンプレート ファイルへのフロー情報のエクスポート

Power Automate フロー情報を含むテンプレート ファイルをエクスポートするには、以下の手順を参照してください。

1.   モダン Cloud Governance 管理センターで、プロファイル & テンプレート > 手動インポート に移動し、リボン上の [テンプレートのエクスポート] をクリックします。

2.   テンプレートのエクスポート パネルで、以下の設定を構成します。

a.   エクスポート ジョブ名 エクスポート ジョブの名前を入力します。

b.   説明 必要に応じて説明を入力します。

c.    オブジェクト タイプ Power Automate フロー を選択します。

d.   範囲 エクスポートするフローの範囲を定義します。[追加] をクリックすると、コンテナーの追加 パネルが開きます。AvePoint Online Services で構成されたコンテナーを選択し (複数選択可能)[追加] をクリックします。現在 AvePoint Cloud Governance で管理されていないコンテナー内のフローが、テンプレート ファイルにエクスポートされます。

*注意: フローが既に適切な AvePoint Online Services コンテナーに検出されて追加されていることを確認してください。

e.   メタデータ エクスポートするテンプレート ファイルに含まれるメタデータを追加します。その後、フローのメタデータ値を確認・編集することができます。[追加] をクリックします。メタデータの追加 ウィンドウで、メタデータを選択して [リストに追加] をクリックします。

3.   [エクスポート] をクリックしてテンプレート ファイルをエクスポートします。エクスポート ジョブの完了後、ジョブ モニター に移動します。エクスポート ジョブを選択し、リボン上の [ダウンロード] をクリックしてテンプレート ファイルをエクスポートします。

2.ガバナンス詳細を提供するためのテンプレート ファイルの構成

エクスポートされた Power Automate フロー テンプレート ファイルを構成する方法については、以下の説明を参照してください。

1.   エクスポートされたテンプレート ファイルの保存先に移動します。

2.   テンプレート ファイルを開き、各フローの以下の情報を表示・構成します。

*注意: テンプレート ファイルの第 1 行に列見出しが含まれています。これらの見出しは必須です。スペースおよび大文字 / 小文字の設定を含め、入力する情報が正確である必要があります。

    テナント ID フローのテナント ID を表示します。

    環境 ID Power Platform 環境の ID を表示します。

    フロー名 フローの名前を表示します。

    フロー ID フローの ID を表示します。

*注意: Power Automate フローは、フロー ID と環境 ID の組み合わせで一意的に識別することが可能になりました。

    メイン連絡先 フローのメイン連絡先となるユーザーのメール アドレスを入力します。

    サブ連絡先 (必須ではありません) フローのサブ連絡先となるユーザーのメール アドレスを入力します。

    連絡先の指名プロファイル (必須ではありません) フローに適用する Power Automate フロー連絡先の指名プロファイルの名前を入力します。

    内容の変更プロファイル (必須ではありません) フローに適用する Power Automate フローの内容変更プロファイルの名前を入力します。

    メタデータ エクスポート ジョブでメタデータを選択した場合、メタデータはテンプレート ファイルに含まれます。各フローのメタデータ値を編集するか、フローに適用したくないメタデータを削除することができます。

以下の点に注意してください。

メタデータのタイプが ハイパーリンク である場合、メタデータ値が指定のテキストであり、かつハイパーリンク アドレスがセミコロンで区切られている必要があります。

メタデータ タイプが 参照 である場合、メタデータ値として取得される SharePoint ライブラリ / リスト列値の形式を変更しないことをお勧めします。メタデータ値のタイプがはい / いいえ日付と時刻ユーザーまたはグループ のいずれかであることを確認します。

Microsoft Entra プロパティ タイプのメタデータの場合、メタデータ値はユーザー メール アドレスである必要があります。

3.   構成の終了後、テンプレート ファイルを保存します。

3.テンプレート ファイルのインポート

構成済みテンプレート ファイルをインポートする方法については、以下の説明を参照してください。

1.   プロファイル & テンプレート > 手動インポート で、以下の設定を完了します。

a.   インポート ジョブ名 インポー ジョブの名前を入力します。

b.   説明 必要に応じて説明を入力します。

c.    オブジェクト タイプ Power Automate フロー を選択します。

d.   テンプレート ファイル (.xlsx) のインポート [参照] をクリックして、構成済みテンプレート ファイルを検索します。

2.   [インポート] をクリックすると、インポート ジョブおよびガバナンス詳細の適用が開始されます。

4.インポート結果の表示

インポート ジョブの開始後、ジョブ モニター に移動します。インポート ジョブの状態が完了 (Icon: The Completed status) に変更すると、テンプレート ファイルに含まれる Power Automate フローが AvePoint Cloud Governance に正常にインポートされたことを示します。

インポート ジョブの状態が完了 (実行中に例外あり) (Icon: The Completed with Exception status) に変更すると、フロー (複数可能) が正常にインポートされなかったことを示します。インポート結果を表示するには、以下の説明を参照してください。

1.   インポート ジョブを選択して、リボン上で [ダウンロード] をクリックしてジョブ レポートをダウンロードします。

2.   インポート結果のファイルの保存先に移動し、ファイルを開きます。

3.   結果 列はインポート結果を表示します。

    成功 はフローが正常にインポートされたことを示します。

    失敗 はフローがインポートされなかったことを示します。コメント 列の詳細を参照し、トラブルシューティングしてテンプレート ファイルを変更します。

テンプレート ファイルを変更する場合、正常にインポートされたフローの行を削除し、インポートに失敗したフローのみを保留します。テンプレート ファイルの変更が完了したら、テンプレート ファイルをインポートして、失敗したフローを再度インポートできます。

    スキップ はフローのインポートがスキップされたことを示します。スキップの原因については、コメント 列の詳細を参照してください。