自動エスカレーション プロファイルでは、非アクティブしきい値タスクまたはリース失効タスクのグループ ライフサイクル タスクが指定の時間内に完了しない場合、Microsoft 365 グループの管理方法を定義することができます。未完了のライフサイクル タスクのエスカレーションを 1 つまたは 2 つのステージに定義して、各ステージに異なるエスカレーションを指定することができます。グループの自動エスカレーション プロファイルを構成するには、設定 > 要求の管理 グループの [Microsoft 365 グループの自動エスカレーション プロファイル] をクリックします。リボン上で [作成] をクリックして、以下の手順を構成してください。
1. 名前と説明 – グループの自動エスカレーション プロファイルの 名前 と 説明 (説明は必須ではありません) を指定します。
2. ステージ 1 – グループのライフサイクル タスクが指定した期間内に完了しなかった場合、グループの管理方法を構成します。ステージ 1 エスカレーションとして、ドロップダウン リストから以下 2 件のエスカレーション アクションのいずれかを選択します。
•グループに対するアクセスを制限する – このオプションを選択する場合、テキスト ボックスに数値を入力し、時間単位として 日間、週間、か月間、年間 を選択します。指定された期間が経過し、グループのライフサイクル タスクが完了されていない場合、グループへのアクセスは制限されます。グループ アクセスが制限されている場合、グループのメンバーシップおよびグループ チーム サイト権限を管理するには、以下の設定を構成してください。
o すべてのグループ メンバーを削除する – グループへのアクセスが制限される際、すべてのグループ メンバーを削除します。
o グループの所有者を変更する – グループへのアクセスが制限される際、すべてのグループ所有者を削除する または すべてのグループ所有者をグループのメンバーに降格する を選択します。
グループ所有者の変更を選択する場合、グループの所有者ロールを引き受けるユーザーを指定するために、テキスト ボックスに 1 件以上のユーザー名を入力する必要があります。指定したユーザーが Microsoft 365 テナントで見つからない場合、Microsoft Entra ID アプリ プロファイルの作成に使用されるアカウント、サービス アカウント プール内のアカウント、サービス アカウントがグループの所有者になります。
o グループ チーム サイトの権限を変更する – グループ チーム サイトの権限の変更を選択する場合、グループへのアクセスが制限される際に、以下からいずれかの結果を選択します。アクセス制限されたグループは、モタン Cloud Governance 管理センターで有効化されることができます。グループ チーム サイト権限の変更を選択する場合、グループ チーム サイトの対応するリストア結果に注意してください。
§ グループ メンバーに対して、サイトを読み取り専用にする – アクセス制限されたグループがアクティブ化されると、グループ メンバーの権限がリストアされます。
§ グループの所有者以外のユーザーに対して、サイトを読み取り専用にする – アクセス制限されたグループがアクティブ化されると、ユーザーのグループ チーム サイトに対する権限がリストアされません。
§ グループの所有者以外のユーザーからすべてのサイト権限を削除する – アクセス制限されたグループがアクティブ化されると、ユーザーのチーム サイトに対する権限はリストアされません。
§ グループ チーム サイトをロックする – サイトを [アクセスなし] 状態としてロックする または サイトを [読み取り専用] 状態としてロックする を選択します。アクセス制限されたグループがアクティブ化されると、グループ チーム サイトのロックが解除されます。
o エスカレーションの実行前に、タスクの割り当て先に通知メールを送信する を選択して、ドロップダウン リストから通知プロファイルを選択するか、既存のプロファイルが存在しない場合は [新規作成] をクリックして新しい通知プロファイルを作成することができます。
o エスカレーション アクションが実行された場合に以下のユーザーに通知する を選択して、ユーザーをメール通知の受信者として指定することができます。$ を入力して、利用可能なユーザー ロールから選択することもできます。ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択して、エスカレーション通知メールが選択したメール テンプレートで送信されます。
*注意: エスカレーション アクションとして グループに対するアクセスを制限する を選択する場合、ステージ 2 エスカレーションを構成することができます。
•グループを削除する – このオプションを選択する場合、テキスト ボックスに数値を入力し、時間単位として 日間、週間、か月間、年間 を選択します。指定された期間が経過し、グループのライフサイクル タスクが完了されていない場合、グループは削除されます。その後、以下の設定を構成します。
o この自動アクション固有の承認プロセスを使用する を選択して、ドロップダウン リストから承認プロセスを選択するか、既存の承認プロセスが存在しない場合は [新規作成] をクリックして新しい承認プロセスを作成することができます。
o エスカレーションの実行前に、タスクの割り当て先に通知メールを送信する を選択して、ドロップダウン リストから通知プロファイルを選択するか、既存のプロファイルが存在しない場合は [新規作成] をクリックして新しい通知プロファイルを作成することができます。
o エスカレーション アクションが実行された場合に以下のユーザーに通知する を選択して、ユーザーをメール通知の受信者として指定することができます。$ を入力して、利用可能なユーザー ロールから選択することもできます。ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択して、エスカレーション通知メールが選択したメール テンプレートで送信されます。
*注意: エスカレーションとしてグループの自動削除が選択される場合、Built-in グループ / チーム ライフサイクル管理 – 削除サービス をアクティブ化する必要があります。
3. ステージ 2 – 未完了グループ ライフサイクル タスクのステージ 1 エスカレーションとして グループに対するアクセスを制限する を選択する場合、ステージ 2 エスカレーションとして グループを削除する を選択するか、ステージ 1 エスカレーションの実行後に追加のアクションを実行しないことを選択することができます。グループを削除する を選択する場合は、以下の設定を構成してください。
•テキスト ボックスに数値を入力し、時間単位として 日間、週間、か月間、年間 を選択します。指定された期間が経過し、ステージ 1 エスカレーション アクションの完了後、グループは削除されます。
•この自動アクション固有の承認プロセスを使用する を選択して、ドロップダウン リストから承認プロセスを選択するか、既存の承認プロセスが存在しない場合は [新規作成] をクリックして新しい承認プロセスを作成することができます。
•エスカレーションの実行前に、タスクの割り当て先に通知メールを送信する を選択して、ドロップダウン リストから通知プロファイルを選択するか、既存のプロファイルが存在しない場合に [新規作成] をクリックして新しい通知プロファイルを作成することができます。
•エスカレーション アクションが実行された場合に以下のユーザーに通知する を選択して、ユーザーをメール通知の受信者として指定することができます。$ を入力して、利用可能なユーザー ロールから選択することもできます。ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択して、エスカレーション通知メールが選択したメール テンプレートで送信されます。
*注意: エスカレーションとしてグループの自動削除が選択される場合、Built-in グループ / チーム ライフサイクル管理 – 削除サービス をアクティブ化する必要があります。
4. [保存] をクリックしてすべての構成を保存します。