活用事例 自動承認プロセスを使用した Microsoft チームのプロビジョニング

 

 

 

背景: 社員 200,000 名の IT 組織

中村さん

IT 管理者

鈴木さん

プロダクト マーケティング チーム リーダー

山本さん

マーケティング部マネージャー

 

シナリオ: Microsoft Teams は、Microsoft 365 内のチームワーク用ハブとして、組織内で幅広く使用されています。チームのセットアップにより、共有 Outlook 受信トレイ、共有カレンダー、ファイル共有用のドキュメント ライブラリなどの一連のリソースがチーム メンバーと共有されます。中村さんは毎日、チームを作成するメール要求を複数受信します。各メール要求者は、チーム設定に対して異なる要求を持っています。また、組織のポリシーを満たしていないプロビジョニング要求が存在する場合もあります。

 

問題: 中村さんは、各メール要求が有効であるかどうかを確認する必要があります。要求者のマネージャーに連絡して確認する場合もあります。プロビジョニングが確認された後、中村さんはチームの作成、チーム設定の構成、チーム所有者およびメンバーの追加、要求者へのメール返信を手動で実行する必要があります。このプロセスは非常に時間がかかります。

 

解決方法: 中村さんは AvePoint Cloud Governance にログインし、グループ / チーム / コミュニティの作成 サービスを作成します。ワークスペース タイプ セクションで、Microsoft チーム を選択します。ポリシー セクションで、チーム ポリシーを作成し、所属する組織のポリシーを設定します。例えば、各グループ チーム サイトで使用されるストレージの上限は 100 GB とするポリシーを設定します。その場合、グループ チーム サイトで使用されるストレージが 80 GB (100 GB 80) に達すると、通知メールがチーム所有者に送信されます。チーム メンバー アクセス許可 セクションで、チーム メンバーに対して、チャネルの作成・更新を許可し、チャネルの削除・リストアを許可しません。ゲスト アクセス許可 セクションで、ゲストに対して、チャネルの作成・更新・削除を許可しません。承認プロセス セクションで、2 ステージの承認プロセスを作成し、$要求者 および $要求者のマネージャー 動的ロールを承認者として設定します。

鈴木さんがこのチームの作成サービス経由でチームを要求する場合、中村さんによって設定された範囲内でチーム設定およびメンバーシップを構成することができます。鈴木さんがこの要求を送信した後、承認に関する通知メールを受信します。鈴木さんがチーム設定を確認して要求を承認します。承認は鈴木さんのマネージャーの山本さんに進みます。山本さんが要求を承認した後、AvePoint Cloud Governance Microsoft 365 でチームを作成します。プロビジョニングの完了後、プロビジョニングに関する通知メールは要求者および承認者に送信されます。

 

 

AvePoint Cloud Governance は、サイト コレクション / サイト / ライブラリ / リスト / Microsoft 365 ユーザー / Microsoft 365 グループ プロビジョニング用の類似したソリューションも提供します。

プロビジョニングのソリューションについては、エンド ユーザー用サービス カタログの構築 を参照してください。