環境連絡先の指名プロファイルの構成

環境連絡先の指名プロファイルを環境に適用して、自動連絡先指名プロセスを定義することができます。プロファイルを適用すると、元のメイン連絡先またはサブ連絡先の環境連絡先が非アクティブになった際に、環境連絡先を決定する自動連絡先指名プロセスがトリガーされます。

連絡先の指名プロファイル にアクセスするには、プロファイル & テンプレート ページで [連絡先の指名プロファイル] カードをクリックします。

環境の連絡先の指名プロファイルを定義するには、リボン上で [作成] > [環境連絡先の指名プロファイル] をクリックして 環境連絡先の指名プロファイルの作成 を開き、以下の設定を構成します。

1.   プロファイル名 環境連絡先の指名プロファイルの名前を入力します。

2.   説明 環境連絡先の指名プロファイルの説明を入力します (必須ではありません)

3.   サブ連絡先が存在しない場合に連絡先の指名タスクをトリガーする このチェックボックスを選択すると、環境にサブ連絡先が存在しない際に連絡先の指名タスクがトリガーされます。

4.   ユーザー選択フィルター プロファイル ドロップダウン リストからユーザー選択フィルター プロファイルを選択します。フィルター設定は、指名タスクで共有メールボックス連絡先のユーザー選択フィールドに適用されます。ユーザー選択フィルター プロファイルを選択した後、[プロファイル詳細の表示] をクリックして、プロファイルの詳細を表示します。

また、作成 (Button: Create) ボタンをクリックするか、管理 > プロファイル & テンプレート > ユーザー選択フィルター プロファイル に移動して、ユーザー選択フィルター プロファイルを作成することもできます。詳細については、ユーザー選択フィルター プロファイルの構成 を参照してください。

5.   メイン連絡先およびサブ連絡先の両方が非アクティブ状態になった場合、指名タスクの割り当て先としてユーザーまたはグループを指定します テキスト ボックスにユーザーまたはグループ (Microsoft 365 グループ、配布グループ、セキュリティ グループ、メールが有効なセキュリティ グループ) の名前を入力します。環境の管理者 / 環境のシステム管理者を指す $オブジェクトの管理者 ロールを、連絡先指名タスクの割り当て先として指定することもできます。メイン連絡先とサブ連絡先の両方が非アクティブになった場合、指名タスクがメイン連絡先またはサブ連絡先の指名を担当する指定したユーザーに割り当てられます。

環境の連絡先のいずれかが非アクティブになった場合、プロファイルが環境に適用された以下の自動指名プロセスに注意してください。

    メイン連絡先が非アクティブ状態になり、サブ連絡先がアクティブ状態である場合、指名タスクがサブ連絡先に送信されます。サブ連絡先は、メイン連絡先およびサブ連絡先を割り当てることができます。

    サブ連絡先が非アクティブ状態になり、メイン連絡先がアクティブ状態である場合、指名タスクがメイン連絡先に送信されます。メイン連絡先は、メイン連絡先およびサブ連絡先を割り当てることができます。

6.   メイン連絡先およびサブ連絡先の両方が非アクティブ状態になった場合、以下のユーザーに通知する かどうかを選択することができます。通知を有効にすると、ユーザー、グループ (Microsoft 365 グループ、配布グループ、メールが有効なセキュリティ グループ) を追加することができます。$オブジェクトの管理者 ロールを指定して、通知を受信する環境管理者または環境システム管理者を選択することもできます。

7.   メール設定 指名タスクが割り当てられた際に、以下のメール通知を有効にするかどうかを選択します。この通知を有効にすると、ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択することができます。

    指名タスクが割り当てられる場合に指名されたユーザーに通知する

    環境が割り当てられた場合にメイン連絡先に通知する

    環境が割り当てられた場合にサブ連絡先に通知する

8.   期間 以下の設定を構成して、連絡先指名タスクの割り当て先が連絡先指名タスクを完了するための期間と通知を定義します。

    指名されたユーザーのタスクの完了期間を指定する テキスト ボックスに数値を入力して、時間の単位として 日間週間、または か月間 を選択します。

    指名タスクの失効前に、指名されたユーザーに通知を送信する を選択することができます。通知を有効にすると、ドロップダウン リストから通知プロファイルを選択することができます。

    指名タスクが指定した期間内に完了しなかった場合のエスカレーションを有効にする かどうかを選択する。エスカレーションを有効にすると、ドロップダウン リストから環境の自動エスカレーション プロファイルを選択するか、作成 (Button: Create) ボタンをクリックして自動エスカレーション プロファイルを作成します。エスカレーション プロファイルの作成方法については、環境の自動エスカレーション プロファイルの構成 を参照してください。

9.   管理者の連絡先 管理者の連絡先となるユーザー、Microsoft 365 グループ、配布グループ、メールが有効なセキュリティ グループを指定します。連絡先指名プロセスの実行を担当する管理者を指定する必要があります。

指名タスクの期限切れになったか、エラーが発生した場合は、管理者の連絡先に通知する かどうかを選択できます。この通知を有効にすると、ドロップダウン リストからメール テンプレートを選択することができます。

10. [保存] をクリックしてすべての構成を保存します。