ライブラリの作成 サービスでは、ビジネス ユーザーが使用するライブラリ プロビジョニング サービス要求のテンプレートを定義することができます。このサービスで作成されるライブラリの設定をカスタマイズし、ビジネス ユーザーがこのサービスを要求する際に使用できるオプションを構成することもできます。
以下の設定はライブラリの作成サービスの既定設定であり、構成する必要があります。
•ライブラリの名前と説明 – ライブラリの名前と説明を入力します。
ライブラリ名の設定方法を決定するには、ドロップダウン リストから以下のいずれかのオプションを選択します。
o ビジネス ユーザーによるこのフィールドの構成を必須にする – ビジネス ユーザーは要求フォームでライブラリ名を指定する必要があります。
o このフィールドを読み取り専用としてビジネス ユーザーに表示する – ライブラリ名を指定します。指定した名前をビジネス ユーザーに読み取り専用状態で表示されます。
o このフィールドをビジネス ユーザーに非表示にする – ライブラリ名を指定します。指定した名前をビジネス ユーザーに表示されません。
ライブラリ説明の設定方法を決定するには、ドロップダウン リストから以下のいずれかのオプションを選択します。
o ビジネス ユーザーにこのフィールドの構成を許可する – ここでライブラリの説明を指定できます。ビジネス ユーザーは要求フォームでライブラリの説明をカスタマイズすることができます。
o ビジネス ユーザーによるこのフィールドの構成を必須にする – ビジネス ユーザーは要求フォームでライブラリの説明を指定する必要があります。
o このフィールドを読み取り専用としてビジネス ユーザーに表示する – ここでライブラリの説明を指定します。指定した説明はビジネス ユーザーに読み取り専用状態で表示されます。
o このフィールドをビジネス ユーザーに非表示にする – ここでライブラリの説明を指定します。指定した説明はビジネス ユーザーに表示されません。
•範囲 – サービス要求の範囲として SharePoint Online 環境を選択します。
o 範囲から選択する – サービス要求の範囲として 1 件または複数コンテナー / サイトを選択します。[追加] をクリックして ツリーからの範囲の選択 パネルを開き、データ ツリーからコンテナー / サイトを選択し (複数選択可能)、[追加] をクリックして選択したコンテナー / サイトをテーブルに追加します。
パネルでは、検索ボックスにコンテナー / サイトのキーワードを入力して、コンテナー / サイトを検索することもできます。
o 手動で URL を入力する – テキスト ボックスにサイト コレクション URL を入力し、[追加] をクリックして URL をテーブルに追加します。複数の URL を追加することができます。
o 前のサービスから継承する – 前のステップで既にチームの作成サービスをフローに追加した場合、このオプションを選択して、チームの作成サービスで構成されたテナントをサービス要求の範囲として使用できます。
既定設定の以外に、追加 () ボタンをクリックして、必要に応じて以下のいずれかの設定をライブラリの作成サービスに追加し、構成を完了します。
•ドキュメントのバージョン履歴 – このライブラリのファイルを編集するたびにバージョンを作成するかどうかを指定します。
o 送信されたアイテムに対してコンテンツの承認を必須にする– はい または いいえ を選択することで、新しいファイルまたは既存ファイルへの変更が承認されるまで、下書きの状態にしておくかどうかを指定します。
o このライブラリのファイルを編集するごとにバージョンを作成する
§ バージョンを管理しない – このライブラリ内のファイルを編集するときにバージョンを作成しません。
§ メジャー バージョンを作成する (例: 1、2、3、4) – このライブラリ内のファイルを編集するたびにメジャー バージョンを作成します。
保存するバージョン数を制限することができます。メジャー バージョン数を制限するには、次の数のメジャー バージョンを保存する オプションのテキスト ボックスに数値を入力します。
§ メジャーとマイナー (下書き) バージョンを作成する (例: 1.0、1.1、1.2、2.0) – このライブラリ内のファイルを編集するたびにメジャーとマイナー バージョンを作成します。
保存するバージョン数を制限することができます。メジャー バージョン数を制限するには、次の数のメジャー バージョンを保存する オプションのテキスト ボックスに数値を入力します。次の数のメジャー バージョンの下書きを保存する チェックボックスを選択して、テキスト ボックスに数値を入力すると、メジャー バージョンの下書きを保存することができます。
ドロップダウン リストから以下のいずれかのオプションを選択して、ドキュメント バージョン履歴の設定方法を決定します。
o ビジネス ユーザーにこのフィールドの構成を許可する – ここでドキュメントのバージョン履歴設定を設定できます。ビジネス ユーザーは要求フォームで設定を変更することができます。
o このフィールドを読み取り専用としてビジネス ユーザーに表示する – ここでドキュメントのバージョン履歴設定を設定します。設定した内容はビジネス ユーザーに読み取り専用状態で表示されます。
o このフィールドをビジネス ユーザーに非表示にする – ここでドキュメントのバージョン履歴設定を設定します。設定した内容はビジネス ユーザーに表示されません。
•ライブラリ テンプレート – ライブラリ テンプレートが 管理 > プロファイル & テンプレート > ライブラリ テンプレート で有効化されている場合、サービス要求で選択可能なライブラリ テンプレートを追加することができます (複数追加可能)。
[追加] をクリックして ライブラリ テンプレートの追加 パネルを開き、ライブラリ テンプレートを選択し (複数選択可能)、[追加] をクリックして選択したテンプレートをテーブルに追加します。既定のテンプレート となるライブラリ テンプレートを選択する必要があります。
ドロップダウン リストから以下のいずれかのオプションを選択して、ライブラリ テンプレートの構成方法を決定します。
o ビジネス ユーザーによるこのフィールドの構成を必須にする – ビジネス ユーザーは要求フォームで選択可能なテンプレートからライブラリ テンプレートを選択する必要があります。
o このフィールドを読み取り専用としてビジネス ユーザーに表示する – ここでライブラリ テンプレートを選択します。選択したテンプレートはビジネス ユーザーに読み取り専用状態で表示されます。
o このフィールドをビジネス ユーザーに非表示にする – ここでライブラリ テンプレートを選択します。選択したテンプレートはビジネス ユーザーに表示されません。
•ライブラリ URL – ビジネス ユーザーに要求フォームでのライブラリ URL の指定を許可するか、ルールを設定してライブラリ URL を構築します。
URL を構築する チェックボックスを選択しない場合、ビジネス ユーザーは要求フォームでライブラリ URL を指定することができます。このチェックボックスを選択する場合、[追加] をクリックしてルールを追加し、メタデータまたは ライブラリ名 などのルール値を選択してライブラリ URL を構築します。
複数のルールを追加する場合、URL でルールの値を接続するための文字を 1 件以上指定することができます。文字を定義しないと、ルールの値はスペースで接続されます。
ドロップダウン リストから以下のいずれかのオプションを選択して、ライブラリ テンプレートの構成方法を決定します。
o ビジネス ユーザーによるこのフィールドの構成を必須にする – ここで構成した URL ルールはライブラリ URL の生成時に使用されます。要求フォームで、生成したライブラリ URL は既定の URL としてビジネス ユーザーに表示されます。ビジネス ユーザーは URL を変更することができます。構築ルールに基づいて既定の URL 生成されなかった場合、ビジネス ユーザーはライブラリ URL を指定する必要があります。
o このフィールドを読み取り専用としてビジネス ユーザーに表示する – ここで構成した URL ルールはライブラリ URL の生成時に使用されます。要求フォームでは、生成されたライブラリ URL は読み取り専用状態でビジネス ユーザーに表示されます。
o このフィールドをビジネス ユーザーに非表示にする – ここで構成した URL ルールはライブラリ URL の生成時に使用され、ビジネス ユーザーに表示されません。
•ライブラリ URL の検証 – ドロップダウン リストからテキスト検証ルールを選択します。ライブラリ URL は、テキスト検証ルールで設定された正規表現で検証されます。
•ナビゲーション – はい または いいえ を選択することで、このライブラリ / リストをサイトのトップ リンク バーに表示するかどうかを選択します。
ドロップダウン リストから以下のいずれかのオプションを選択して、ナビゲーションの設定方法を決定します。
o ビジネス ユーザーにこのフィールドの構成を許可する – ここでナビゲーションを設定します。ビジネス ユーザーは要求フォームで設定を変更することができます。
o このフィールドを読み取り専用としてビジネス ユーザーに表示する – ここでナビゲーションを設定します。設定はビジネス ユーザーに読み取り専用状態で表示されます。
o このフィールドをビジネス ユーザーに非表示にする – ここでナビゲーションを設定します。設定はビジネス ユーザーに表示されません。
•権限管理 – ビジネス ユーザーによるライブラリの権限継承の解除を許可します。以下のアクセス許可レベルの要求を禁止する かどうかを選択できます。このチェックボックスを選択すると、アクセス許可レベル範囲から除外するアクセス許可を選択することができます。ビジネス ユーザーがユーザー / グループに権限を付与する場合、選択したアクセス許可レベルがサービス要求に表示されません。