対応フォームの構成

対応フォーム管理 では、要求者が要求を開始する際に、最適なサービスにガイドする対応フォームを構成することができます。対応フォームでは、指定の質問の追加・質問の順序の定義・質問の論理関係のカスタマイズ・回答条件の追加・要求者に表示するサービスの選択を実行することができます。

*注意: 対応フォーム管理 機能は Internet Explorer 8 で使用することはできません。この機能を使用する場合は、Google Chrome もしくは Internet Explorer 9 以上を使用することをお勧めします。

設定 内の 要求の管理 グループで [対応フォーム管理] をクリックすると、対応フォーム管理 設定にアクセスすることができます。

対応フォームの作成・編集画面で、以下の設定を構成します。

1.   名前と説明 作成する対応フォームの名前を入力します。必要に応じて説明を入力します。

2.   言語 この対応フォームで使用する言語を選択します。要求を開始する際に、使用されている言語に従って対応フォームをフィルターすることができます。

3.   対応フォームのカテゴリ 対応フォームの管理に使用するカテゴリです。ドロップダウン リストから既存のカテゴリを選択するか、[新規作成] をクリックして カテゴリの作成 画面で新しいカテゴリを構成することで、この対応フォーム用のカテゴリを新規作成します。

4.   対応フォームの権限 この対応フォームにアクセスできるユーザーを決定します。以下のオプションのいずれかを選択します。

    すべてのユーザーがこの対応フォームを使用できるようにする すべてのユーザーがこの対応フォームを表示することができます。

    この対応フォームにアクセスできるユーザーの条件を定義する 特定の条件を満たすユーザーがこの対応フォームにアクセスすることができます。以下の説明を参照してください。

i.    条件 ドロップダウン リストから以下のオプションのいずれかを選択します。

§ ローカル ユーザーまたは Microsoft 365 ユーザー / グループ AvePoint Online Services ローカル ユーザー、Microsoft 365 ユーザー、Microsoft 365 グループがこの対応フォームにアクセスすることができます。

§ Microsoft Entra プロパティ Microsoft Entra プロパティ値が指定の値と一致するユーザーは、この対応フォームにアクセスすることができます。

ii.   条件値を構成します。

§ ローカル ユーザーまたは Microsoft 365 ユーザー / グループ を選択する場合、許可値 フィールドにユーザー名またはグループ名を入力します。Enter キーを押して名前が有効であるかどうかを確認します。

§ Microsoft Entra プロパティ を選択する場合、Microsoft 365 テナントを選択してから、Built-in またはカスタム Microsoft Entra プロパティを選択し、テキスト ボックスにプロパティ値を入力します。

iii.  [リストに追加] をクリックすると、条件をテーブルに追加します。[設定のクリア] をクリックすると、条件の構成をリセットします。

条件をテーブルに追加した後、以下のアクションを実行することもできます。

§ [テーブルのクリア] をクリックすると、追加した条件をテーブルから削除します。

§ 編集 (Button: Edit) ボタンをクリックして条件を編集します。

§ 削除 (Button: Delete) ボタンをクリックして条件をテーブルから削除します。

iv.   この対応フォームにアクセスするユーザーは、上記の条件すべてを満たす必要がある チェックボックスを選択することもできます。ビジネス ユーザーがすべての条件を満たす場合にのみ、対応フォームにアクセスできます。

5.   画面右側の矢印アイコンをクリックして次の手順に進みます。

6.   質問 この対応フォームの質問を定義します。

    新しい質問を作成するには、[質問の追加] をクリックして、質問の追加 画面で以下の設定を構成します。

i.    質問 指定の質問を入力し、ドロップダウン リストラジオ ボタン管理されたメタデータ から回答タイプを選択します。

ii.   メタデータにマップ 質問をサービス上のメタデータにマッピングするかどうかを選択します。メタデータにマップする チェックボックスを選択すると、質問への回答は、要求フォームでマッピングされたメタデータ フィールド値として自動設定されます。チェックボックスを選択する場合、以下のオプションのいずれかを選択します。

§ この質問を新規メタデータとして保存する 上で入力した質問を新しいメタデータとして保存します。テキスト ボックスにメタデータ名を入力する必要があります。今後の参照に向けて説明を入力します。

§ 既存のメタデータから選択する 質問をドロップダウン リストから選択した既存のメタデータにマッピングします。

iii.  回答設定 質問への回答を定義します。複数の選択肢を入力する際は改行して入力してください。既定の回答を定義することもできます。

*注意: 質問を既存のメタデータにマッピングする場合、このフィールドは表示されません。

iv.   [保存] をクリックすると、質問が保存されます。

    作成済み質問を編集するには、質問名の後ろの 編集 (Button: Edit) ボタンをクリックして、質問の編集 画面で設定を変更します。

    質問名の後ろの 削除 (Button: Delete) ボタンをクリックすると、作成済み質問が削除されます。

7.   画面右側の矢印をクリックして次のステップに移動し、以下の説明に従って論理図を構成します。

8.   指定の質問を、画面左側から画面右側の 開始 ポイントへドラッグします。

9.   質問の回答下にある矢印の下へ別の質問をドラッグして、論理関係を定義します。

複数の質問を追加する場合は上記の手順を繰り返します。除去 (Button: Remove) ボタンをクリックすると、論理図から質問を削除します。

*注意: 同じ質問を画面右側の複数の論理フローへ追加することができますが、1 つの質問を 1 つの論理フローに複数回追加することはできません。

10. 各論理フローのエンドポイントに指定のサービスをドラッグします。

画面左側の作成済み質問とサービスは検索可能です。質問 または サービス の下のテキスト ボックスに、質問名またはサービス名のキーワードを入力し、検索 (Button: Search ) ボタンをクリックして検索します。

11. 論理フローに対して適切なサービスがない場合、[自動的にエンド ポイントを追加する] をクリックして、すべてのポイントを サービスなし で終了します。サービスなし エンドポイントを使用する場合、カスタム メッセージを表示することができます。このメッセージは、要求者が正しいソリューションを検索する場合または要求者を特定のページにリダイレクトする場合に使用されます。

a.   サービスなし エンドポイントの横の 編集 (Button: Edit) ボタンをクリックすると、エンド ポイント ウィンドウが表示されます。エンド ポイント タイプ カスタム メッセージ または カスタム リンク から選択します。

カスタム メッセージ を選択する場合、対応フォームの回答に合致するサービスが存在しない際に要求者に表示するメッセージを入力します。

カスタム リンク を選択する場合、アドレスを入力します。対応フォームの回答に合致するサービスが存在しない際に、要求者はこのページにダイレクトされます。

b.   テキスト ボックスに要求者に表示するメッセージを入力します。

c.    リボン上で [保存] を選択すると、構成が保存されます。

12. 対応フォーム設定の構成完了後、以下のオプションのいずれかを選択します。

    画面左側の矢印アイコンをクリックすると、前の手順に戻って構成を確認・変更することができます。

    [下書きとして保存] をクリックすると、対応フォームを下書きとして保存し、対応フォーム管理 画面へ戻ります。

    [保存してアクティブ化] をクリックすると、構成をすべて保存し、この対応フォームをアクティブにします。

    [キャンセル] をクリックすると、構成を保存せずに 対応フォーム管理 画面に戻ります。