指名プロセスは、サイト コレクションのメイン連絡先およびサブ連絡先を指定するために使用される、自動化されたプロセスです。指名タスクは、指名されたユーザーに割り当てられ、該当するユーザーは、サイト コレクションに対して責任を持つサイト コレクションのメイン連絡先の役割を引き受けるかどうかを決定します。メイン連絡先となったユーザーは、指名プロセスの過程で、サブ連絡先となるユーザーを指定することができます。
指名プロセスが サイト コレクション レポート で手動開始することができます。サイト コレクション ポリシーで、自動化された所有権指名プロセスを有効にすることもできます。サイト コレクションのメイン連絡先またはサブ連絡先のアカウントが無効化された場合、連絡先指名の自動プロセスが開始されます。
設定 の 指名プロセスの管理 では、指名プロセスのステージの選択・表示、および最終 3 ステージの候補者人数の構成を実行することができます。前ステージの候補者がサイト コレクションのメイン連絡先となることを拒否した場合、または候補者が期間内に指名タスクを処理しなかった場合、指名タスクは次のステージの候補者に割り当てられます。いずれかの候補者がサイト コレクションのメイン連絡先となることを承諾する (申し立てる) と、指名プロセスが完了します。
指名プロセスの管理 ウィンドウで、以下のステージを選択します (複数選択可能)。
•サイト コレクションのメイン連絡先 – 指名タスクは現在のサイト コレクションのメイン連絡先に割り当てられます。
*注意: サイト コレクションのサブ連絡先を候補者として選択する場合、サイト コレクションのメイン連絡先の選択は必須となります。
•サイト コレクションのサブ連絡先 – 指名タスクは現在のサイト コレクションのサブ連絡先に割り当てられます。
•サイト コレクションのメイン管理者 – 指名タスクは現在のサイト コレクションのメイン管理者に割り当てられます。
•サイト コレクション管理者グループ内の管理者 – 既定の人数は 3 名です。テキスト ボックスに 1 ~ 10 の間の数値を入力することができます。AvePoint Cloud Governance は指定した人数のサイト コレクション管理者を候補者としてランダムに選択します。
•特定の権限を持っているユーザー – 既定の人数は 3 名です。テキスト ボックスに 1 ~ 10 の間の数値を入力することができます。ドロップダウン リストから フル コントロール または 投稿 を選択します。AvePoint Cloud Governance はサイト コレクションに対して指定の権限を持っているユーザーから、指定した人数のユーザーを候補者としてランダムに選択します。
•特定の権限を持っているユーザー – 既定の人数は 3 名です。テキスト ボックスに 1 ~ 10 の間の数値を入力することができます。ドロップダウン リストから フル コントロール または 投稿 を選択します。AvePoint Cloud Governance はサイト コレクションに対して指定の権限を持っているユーザーから、指定した人数のユーザーを候補者としてランダムに選択します。
候補者数の構成の完了後、リボン上で [保存] をクリックして変更を保存します。
ユーザーが前の指名ステージでサイト コレクションのメイン連絡先と指名されることを拒否した場合、後続の指名ステージで候補者としてランダムに選択されたとしても、指名タスクはこのユーザーに割り当てられません。このユーザーの代わりに別のユーザーがランダムに選択されます。ユーザーが前の指名ステージで指名タスクを処理しない場合、後続の指名ステージでこのユーザーが候補者としてランダムに選択されると、指名タスクは再度このユーザーに割り当てられます。
前ステージの候補者が期間内に指名タスクを完了しなかった場合、タスクが期限切れとなり、処理できなくなります。Cloud Governance が新しい非アクティブ サイト コレクション連絡先状態のスキャン ジョブの実行後、新しいタスクが生成され、割り当てられます。