グループの作成サービスを構成すると、ビジネス ユーザーが使用するグループの作成サービス要求のテンプレートを定義することができます。このサービスによって作成される Microsoft 365 グループの設定をカスタマイズし、ビジネス ユーザーがこのサービスを要求する際に使用できるオプションを構成することもできます。
設定 内の 要求の管理 グループで [サービス] をクリックすると、サービスの作成・管理を開始します。グループの作成サービスは、グループ / チーム / コミュニティの作成サービスと統合されています。サービスを作成する際に、グループ / チーム / コミュニティの作成 サービス タイプを選択します。
• Cloud Governance サービス要求によって新規作成されるすべての Microsoft 365 グループは、AvePoint Online Services スキャン ルールに基づく AvePoint Online Services コンテナー、AvePoint Cloud Management 既定のコンテナーの両方に登録されます。詳細については、スキャン プロファイルの管理 を参照してください。AvePoint Online Services スキャン プロファイルで使用しているサービス アカウントは、グループ チーム サイトの管理者として追加されます。
• AvePoint Cloud Governance アプリを自動的に有効にする 場合、テナントに Microsoft 365 サービス アカウント プロファイルが必要です。Microsoft 365 サービス アカウント プロファイルは AvePoint Online Services > 管理 > サービス アカウント で構成されます。Microsoft 365 サービス アカウント プロファイルの構成の詳細については、サービス アカウント プロファイルの管理 を参照してください。
•購読メンバー および 外部送信者 の設定を設定する場合、設定 > 偽装アカウント管理 で偽装アカウントを構成する必要があります。偽装アカウントは、Exchange Web Services API の起動に使用されます。
偽装アカウントがない場合、AvePoint Cloud Governance は Microsoft Graph API を使用してグループを管理します。以下の問題は、Microsoft Graph API の制限に起因することに注意してください。
o 複数のドメインを使用することはできません。グループは既定のドメインに作成されます。
o グループのプロビジョニング時に、Microsoft がグループ メールボックスに送信する招待メールの言語を変更することはできません。招待メールは英語で表示されます。
o グループの最終更新日時を取得することはできません。グループ チーム サイトの最終更新日時のみが取得可能です。
グループの作成 サービスの作成・編集画面で、以下の設定を構成します。
*注意: すべてのタイプのサービスに共通するサービス設定については、共通サービス設定 を参照してください。
1. ワークスペース タイプ – Microsoft 365 グループ を選択します。
2. テナント – 新規 Microsoft 365 グループの作成先となる Microsoft 365 テナントを選択します。Microsoft 365 テナントに、AvePoint Online Services で構成された Microsoft Entra ID アプリ プロファイルが存在する場合、テナントはここに表示されます。詳細については、アプリ プロファイルまたは Microsoft 365 サービス アカウント プロファイルの作成 を参照してください。
3. ユーザー選択フィルター プロファイル – 要求フォームで以下のユーザー選択フィールドで指定されたユーザーまたはグループを制限するユーザー選択フィルター プロファイルを選択します。
•グループのメイン連絡先
•グループのサブ連絡先
•グループの所有者
•グループのメンバー
モタン Cloud Governance 管理センター > 管理 > プロファイル & テンプレート でユーザー選択フィルター プロファイルを作成することができます。詳細については、
ユーザー選択フィルター プロファイルの構成
を参照してください。
4. 複数地域の場所 – このセクションは、Microsoft 365 テナントに Microsoft 365 の Multi-Geo 機能 サービス プランが存在する場合にのみ表示されます。新規 Microsoft 365 グループ のグループ チーム サイトを異なる地域の場所で作成するには、複数地域の場所でグループ チーム サイトのプロビジョニングを有効にする チェックボックスを選択します。複数地域の場所でのグループ チーム サイト プロビジョニングを有効化しない場合、グループ チーム サイトは中央の場所で作成されます。中央の場所とは、テナントが最初にプロビジョニングされた地域の場所です。
*注意: Microsoft 365 テナントに Microsoft 365 の Multi-Geo 機能 サービス プランが存在しますが、AvePoint Cloud Governance で偽装アカウントが構成されている (つまり、グループの管理に Exchange Web Services API が使用されています) 場合、このセクションは非表示となります。要求者の優先されるデータの場所 (PDL) は、グループ チーム サイトの保存先となる地域の場所を決定します。要求者が PDL プロパティを持っていない場合、グループ チーム サイトはテナントの中央場所に作成されます。偽装アカウントおよび Exchange Web Services API の詳細については、必須権限 を参照してください。
複数地域の場所でのグループ チーム サイトのプロビジョニングを有効化した後、以下のオプションのいずれかを選択します。
•特定の地域の場所を選択する – ビジネス ユーザーによる地域の場所の選択を許可する場合、またはこのサービスの要求で作成されるグループ チーム サイト用地域の場所を選択する場合は、このオプションを選択します。
o ビジネス ユーザーによる地域の場所の選択を許可する場合、表内の地域の場所を選択し、ビジネス ユーザー毎に割り当てる を選択します。ここで選択した地域の場所はすべてビジネス ユーザーが選択可能な対象となります。既定の地域の場所 ドロップダウン リストから地域の場所を選択することができます。選択した地域の場所は、要求フォームで既定オプションとして表示されます。
o このサービス要求で作成されるすべてのグループ チーム サイト用地域の場所を選択する場合、表内の地域の場所を選択し、IT 管理者毎に割り当てる を選択します。その後、ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•選択したユーザー ロールの優先されるデータの場所を使用して、地域の場所を決定する – 要求者またはグループ / チームのメイン連絡先の優先されるデータの場所 (PDL) プロパティに従って地域の場所を割り当てる場合、このオプションを選択し、ドロップダウン リストから $要求者 または $グループのメイン連絡先 を選択します。
*注意: 要求者またはグループのメイン連絡先が PDL プロパティを持っていない場合、グループ チーム サイトはテナントの中央場所で作成されます。
5. Outlook エクスペリエンス – Outlook クライアントからグループ / チームを非表示にする かどうかを選択します。このオプションを有効にすると、このサービスの要求を使用して作成される新しい Microsoft 365 グループは Outlook クライアントに表示されません。
6. Exchange グローバル アドレス一覧 – Exchange グローバル アドレス一覧からグループ / チームを非表示にする かどうかを選択します。このオプションを有効にすると、このサービスの要求を使用して作成される新しい Microsoft 365 グループは Exchange グローバル アドレス一覧に表示されません。
7. 招待メール – このサービス要求で作成される グループにユーザーを追加する際、ユーザーに招待メールを送信する かどうかを選択します。
8. プライバシー – 新規 Microsoft 365 グループのプライバシー設定を構成します。以下のプライバシー設定から選択するか、ビジネス ユーザーがこのサービス要求を送信する際に、設定の構成を可能にします。
•パブリック – 誰でもグループ / チーム コンテンツを参照できます – すべてのユーザーにグループ コンテンツが表示されます。
•プライベート – メンバーのみがグループ / チーム コンテンツを参照できます – グループ メンバーにのみグループ コンテンツが表示されます。
プライバシー設定を要求フォームに適用するか、ビジネス ユーザーがこのサービス要求を送信する際に、設定の構成を可能にするかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – ここで構成したプライバシー設定は、このサービスで作成されるグループに適用されます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービスの要求を送信する際に、プライバシー設定の構成を可能にします。
*注意: テナントで秘密度ラベルとの統合を有効にする場合、グループのプライバシー設定は適用された秘密度ラベルの設定によって管理され、ポリシーでの設定は不要になります。
9. 購読メンバー – Microsoft 365 グループ メンバーに対して、グループ スレッドやイベントのコピーを受信することを許可するかどうかを選択します。以下のオプションから選択します。
•スレッドやイベントのコピーをグループ / チーム メンバーの受信トレイに送信する – このオプションを選択すると、グループ メンバーがグループのスレッドやイベントのコピーを受信することができます。
•スレッドやイベントのコピーをグループ / チーム メンバーの受信トレイに送信しない – このオプションを選択すると、グループ メンバーがグループのスレッドやイベントのコピーを受信することができません。
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – ここで選択したオプションは、このサービスで作成されるグループに適用されます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービス要求を送信する際に、このフィールドの構成を可能にします。
*注意: 選択肢の中でこのオプションが選択不可能な状態である場合、テナントには偽装アカウントが構成されていないことを意味します。偽装アカウントは、設定 > 偽装アカウント管理 で構成できます。偽装アカウントがない場合、グループ メンバーはスレッドやイベントのコピーを受信できません。偽装アカウントの構成の詳細については、偽装アカウントの構成 を参照してください。
10. 外部送信者 – 組織外のユーザーに対し、Microsoft 365 グループへのメール送信を許可するかどうかを選択します。以下のオプションから選択します。
•外部送信者を許可する – このオプションを選択すると、組織外のユーザーがグループにメールを送信することができます。
•外部送信者を許可しない – このオプションを選択すると、組織外のユーザーがグループにメールを送信することができません。
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – ここで選択したオプションは、このサービスで作成されるグループに適用されます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービスの要求を送信する際に、外部送信者設定の構成を可能にします。
*注意: 選択肢の中でこのオプションが選択不可能な状態である場合、テナントには偽装アカウントが構成されていないことを意味します。偽装アカウントは、設定 > 偽装アカウント管理 で構成できます。偽装アカウントがない場合、組織外のユーザーはグループにメールを送信できません。偽装アカウントの構成の詳細については、偽装アカウントの構成 を参照してください。
11. グループ / チームに関連する通知の言語 – ここで設定した言語は、Microsoft から Microsoft 365 グループへ送信するメール通知用の言語です。言語を 1 件以上選択します。複数の言語を選択する場合は、既定の言語 ドロップダウン リストから既定の言語を選択する必要があります。
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – 既定の言語 ドロップダウン リストから選択した言語は、このサービスで作成されるグループに適用されます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービスの要求を送信する際に、言語の選択を可能にします。このサービスで選択した既定の言語は既定のオプションとなります。ビジネス ユーザーはこの言語を別の言語に変更することができます。
12. グループ / チームの秘密度ラベル – このサービスで作成される新しい Microsoft 365 グループの秘密度ラベルを選択します。複数の秘密度ラベルを選択する場合、既定の秘密度ラベル ドロップダウン リストから既定とする秘密度ラベルを選択します。また、ビジネス ユーザーにサービス要求フォームでグループに適用する秘密度ラベルを選択しないことを許可する場合は、なし を選択することができます。
このセクションは、モタン Cloud Governance 管理センターの 設定 > システム設定 > 秘密度ラベル でテナントに対して秘密度ラベルとの統合が有効になっている場合にのみ表示されることに注意してください。
ビジネス ユーザーに対し、要求フォームで秘密度ラベルの選択を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – サービスによって作成されるグループの秘密度ラベルを選択します。選択肢は以下のとおりです。
o ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する – 選択内容は要求フォームに表示され、ユーザーは秘密度ラベルを変更できません。
o ビジネス ユーザーから隠す – 秘密度 セクションは要求フォームに表示されません。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーは要求フォームでグループの秘密度ラベルを選択する必要があります。
13. ハブ サイト – Microsoft 365 グループ プロビジョニングと同時に作成されるグループ チーム サイトに対して、ハブ サイトを有効にするかどうかを選択します。ハブ サイトを有効にする場合、以下のオプションのいずれかを選択します。
•グループ チーム サイトをハブ サイトとして登録する
•グループ チーム サイトをハブ サイトに関連付ける
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – ここで設定した構成は、このサービスで作成されるグループ チーム サイトに適用されます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービスの要求を送信する際に、ハブ サイトを有効にするかどうかの選択を可能にします。
14. グループ / チーム分類 – このサービスで作成される新規 Microsoft 365 グループに適用する分類を 1 件以上選択します。複数の分類を選択する場合は、既定のグループ / チーム分類 ドロップダウン リストから既定の分類を選択する必要があります。
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – 既定のグループ / チーム分類 ドロップダウン リストから選択した分類は、このサービスで作成されるグループに関連付けられます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービスの要求を送信する際に、サービスで選択した分類からの分類選択を可能にします。このサービスで選択した既定の分類は既定のオプションとなります。ビジネス ユーザーはこの分類を別の分類に変更することができます。
以下の点に注意してください。
•テナントで秘密度ラベルとの統合が有効になる場合、グループ / チーム分類 セクションが非表示になり、構成が不要です。
•モタン Cloud Governance 管理センター > システム設定 > グループ / チームの詳細設定 でグループの分類を作成することができます。詳細については、グループ / チームの詳細設定の構成 セクションを参照してください。Microsoft PowerShell を使用することでグループの分類を作成することもできます。詳細については、Microsoft 記事 組織内の Microsoft 365 グループの分類を作成する を参照してください。
15. タイム ゾーン – チェックボックスを選択し、ドロップダウン リストからグループ チーム サイトの標準タイム ゾーンを選択します。
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – ここで選択したタイム ゾーンは、グループ チーム サイトに適用されます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーに対して、タイム ゾーンの選択を許可します。
16. ロケール – チェックボックスを選択し、ドロップダウン リストからグループ チーム サイトのロケールを選択します。選択したロケールは、グループ チーム サイトの数字、日付、時刻の表示方法を指定します。
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – ここで選択したロケールはグループ チーム サイトに適用されます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーに対して、ロケールの選択を許可します。
17. グループ チーム サイト テンプレート – このフィールドは、Microsoft 365 環境にカスタム チーム サイト テンプレートが構成されている場合にのみ表示されます。ドロップダウン リストからカスタム サイト テンプレートを選択します。
*注意: カスタム サイト テンプレートの詳細については、Microsoft 記事 https://docs.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/dev/declarative-customization/site-design-overview を参照してください。
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – ここで選択したサイト テンプレートは、このサービスで作成されるグループ チーム サイトに適用されます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーに対して、サイト テンプレートの選択を許可します。
18. 画面右側の矢印アイコンをクリックして次の手順に進みます。
19. グループ / チームのメイン連絡先 – グループのメイン連絡先は、このサービスで作成される新規 Microsoft 365 グループを管理するユーザーとなります。テキスト ボックスにユーザー名を入力し、メイン連絡先となるユーザーを割り当てます。Enter キーを押して名前が有効であるかどうかを確認します。
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – ここで割り当てたグループのメイン連絡先は、このサービスで作成されるグループに関連付けられます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービスの要求を送信する際に、グループ メイン連絡先の割り当てを可能にします。
グループ / チーム プロビジョニングが完了した際に連絡先に通知する かどうかを選択します。通知を有効にする場合、ドロップダウン リストから通知メールのメール テンプレートを選択します。
20. グループ / チームのサブ連絡先 – グループのサブ連絡先は、このサービスで作成される新規 Microsoft 365 グループのメイン連絡先が通知に応答できない場合、グループを管理するユーザーとなります。テキスト ボックスに、サブ連絡先となるユーザーのユーザー名を入力します。Enter キーを押して名前が有効であるかどうかを確認します。
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – ここで割り当てたグループのサブ連絡先は、このサービスで作成されるグループに関連付けられます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービスの要求を送信する際に、グループ サブ連絡先の割り当てを可能にします。
グループ / チーム プロビジョニングが完了した際に連絡先に通知する かどうかを選択します。通知を有効にする場合、ドロップダウン リストから通知メールのメール テンプレートを選択します。
21. グループ / チーム所有者 – テキスト ボックスに新規 Microsoft 365 グループの所有者として割り当てられるユーザー名を入力します (複数選択可能)。Enter キーを押して名前が有効であるかどうかを確認します。テキスト ボックスに、グループの所有者として以下のロールを入力することもできます。
• $要求者
• $要求者のマネージャー
• $グループ / チーム / コミュニティ / 共有メールボックス / リソース メールボックス / Power Platform オブジェクトのメイン連絡先
• $グループ / チーム / コミュニティ / 共有メールボックス / リソース メールボックス / Power Platform オブジェクトのサブ連絡先
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – このサービスで割り当てたユーザーまたはロールは、このサービスで作成されるグループの所有者となります。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービスの要求を送信する際に、グループ所有者の割り当てを可能にします。ビジネス ユーザーの入力を必須にする チェックボックスを選択する場合、ビジネス ユーザーがサービス要求で所有者を割り当てる必要があります。
22. グループ / チーム メンバー – 以下のいずれかの方法を選択してグループ メンバーを割り当てます。
•グループ / チーム メンバーを手動で選択する – このサービス経由で作成される新規 Microsoft 365 グループのメンバーを追加します。テキスト ボックスに Microsoft 365 ユーザー名・Microsoft 365 グループ名・セキュリティ グループ名を入力します (複数選択可能)。Enter キーを押して名前が有効であるかどうかを確認します。テキスト ボックスに、グループのメンバーとして以下のロールを入力することもできます。
o $要求者
o $要求者のマネージャー
o $グループ / チーム / コミュニティ / 共有メールボックス / リソース メールボックス / Power Platform オブジェクトのメイン連絡先
o $グループ / チーム / コミュニティ / 共有メールボックス / リソース メールボックス / Power Platform オブジェクトのサブ連絡先
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
o IT 管理者毎に割り当てる – このサービスで割り当てられたユーザーまたはロールは、このサービスで作成されるグループのメンバーとなります。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示されます。
o ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービスの要求を送信する際に、グループ メンバーの割り当てを可能にします。ビジネス ユーザーの入力を必須にする チェックボックスを選択する場合、ビジネス ユーザーがサービス要求でメンバーを割り当てる必要があります。
•グループ / チーム メンバーを動的に取得するルールを定義する – このオプションを選択すると、サービスでグループ メンバーシップ動的ルールを定義するか、ビジネス ユーザーに要求フォームでの動的ルールの定義を許可します。ルールを満たす Microsoft 365 ユーザーは、自動的にグループのメンバーとなります。ここで以下の設定を構成することができます。
o 論理オプション – 複数のルールをリスト追加する場合、ドロップダウン リストから AND または OR を選択します。AND を選択する場合、グループ メンバーはすべてのルール条件に基づいて追加されます。OR を選択する場合、グループ メンバーはいずれかのルール条件に基づいて追加されます。詳細については、以下の例を参照してください。
CI OR C2 AND C3 のような論理順序で複数のルールをリストに追加しました。条件 C1 または条件 C2 のいずれかに該当し、かつ条件 C3 に該当するユーザーがグループ メンバーとして追加されます。
o カテゴリ – 動的グループ メンバーシップ ルールのカテゴリを選択します。
§ 連絡先情報
§ ライセンス
§ 組織
o ルール – ドロップダウン リストから動的メンバーシップ ルールを選択します。
o 条件 – 次の値に等しい、次の値を含む、完全に一致する から特定値との関係条件を定義します。
o 値 – ルールの値を入力します。ユーザーのプロパティがその値に該当するユーザーがグループに追加されます。要求者による値の定義を許可する かどうかを選択することができます。
*注意: 動的メンバーシップ ルールとして グループの割り当て を選択し、条件として 所属する を選択した場合、ルールに複数の値を入力することができます。
ルールをリセットする場合、[設定のクリア] をクリックし、上記のルール設定を再設定します。ルールの構成後、[リストに追加] をクリックして、リストに追加します。リスト内のすべてのルールを削除する場合、[テーブルのクリア] をクリックします。
要求フォームで 要求者による動的ルールの追加または削除を許可する かどうかを選択できます。
以下の点に注意してください。
o 動的メンバーシップ機能は、Cloud Governance によって構築されます。Cloud Governance は、Microsoft Entra の動的メンバーシップ機能を利用しません。そのため、動的メンバーシップを使用するグループが Cloud Governance 要求で作成された後、Microsoft Entra および Microsoft 365 管理センターで表示されているグループ メンバーシップ タイプが 動的 ではなく、割り当て済み となります。
o 動的メンバーシップのルールを満たしているが、Microsoft Entra でブロックされている非アクティブなユーザーは、グループ メンバーとして追加することができます。ルールを満たしているが、Microsoft Entra で削除された非アクティブなユーザーは、グループに追加することはできません。
グループのメンバーをグループのメンバーでないユーザーから隠すためのメンバーシップの非表示を有効にする かどうかを選択することもできます。メンバーシップの非表示を有効にすると、ユーザーが Outlook でグループ連絡先カードを表示する際、グループのメンバーでない場合はメンバーを見ることができません。
*注意: プライベート グループのメンバーシップのみを非表示にすることができます。このサービスを使用して作成されるプライベート グループがメンバーシップの非表示を有効にすると、このプライベート グループはパブリック グループに変更することができません。
ビジネス ユーザーに対し、要求フォームでこのオプションの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – 有効化または無効化されたグループ メンバーシップの非表示は、このサービスで作成されるグループ / チームに適用されます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーに対して、グループ メンバーシップの非表示を有効にするかどうかの選択を許可します。
23. グループ / チーム ポリシー – 該当するチェックボックスを選択して、このサービスに適用するポリシーを選択します (複数選択可能)。複数のポリシーを選択する場合は、既定ポリシー ドロップダウン リストから既定のポリシーを選択する必要があります。
ビジネス ユーザーに対して、要求フォームでこのフィールドの構成を許可するかどうかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
• IT 管理者毎に割り当てる – 既定ポリシー ドロップダウン リストから選択したポリシーは、このサービスで作成されるグループに関連付けられます。ビジネス ユーザーに読み取り専用として表示する または ビジネス ユーザーから隠す を選択します。
•ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ビジネス ユーザーがこのサービスの要求を送信する際に、サービスで選択したポリシーからのポリシー選択を可能にします。このサービスで選択した既定のポリシーは既定のオプションとなります。ビジネス ユーザーはこのポリシーを別のポリシーに変更することができます。
また、要求者によるグループ / チーム リース期間の構成を許可する かどうかを選択することもできます。
24. 画面右側の矢印アイコンをクリックして次の手順に進みます。
25. AvePoint Cloud Governance アプリとアプリ パーツ – Microsoft 365 グループの作成中に、AvePoint Cloud Governance アプリを自動的に有効化するかどうかを選択します。このアプリにより、Microsoft 365 エンド ユーザーは、グループ チーム サイトのインターフェイスから離れることなく、AvePoint Cloud Governance に簡単にアクセスすることができます。
Cloud Governance パネル アプリ パーツをグループ チーム サイトのホームページに自動追加する かどうかを選択します。
*注意: Cloud Governance パネルがサイト情報カードにアップグレードされました。サイト情報カードは、グループ チーム サイトに追加される拡張機能であり、所有権、メタデータ、利用可能なサービス要求など、グループまたはチームの主要情報を表示するウィンドウとして表示されます。グループ チーム サイトにサイト情報カードを追加する詳細については、サイト情報カードの管理 を参照してください。
AvePoint Cloud Governance アプリのみを追加する場合、またはアプリ カタログにアップロードされた Cloud Governance パネル拡張が正常に機能することを確認するには、AvePoint Cloud Governance アプリを自動的に有効化する チェックボックスを選択し、Cloud Governance パネル アプリ パーツをグループ チーム サイトのホームページに自動的に追加する チェックボックスの選択を解除します。そうでない場合、Cloud Governance パネルを追加すると、サイトが空白のページになります。詳細については、Cloud Governance ポータルをサイトに追加した後、個人用 SharePoint サイトに空白のページが表示される原因 を参照してください。
*注意: Cloud Governance パネルの表示言語はグループ チーム サイトの表示言語に依存します。グループ チーム サイトの表示言語が、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語のいずれかではない場合、パネルは英語で表示されます。
26. グループ / チームの名前と ID – Microsoft 365 グループの名前または ID にルールが必要である場合、オプションであるグループ / チーム名を構築する および グループ / チーム ID ルールを設定する のいずれかまたは両方を有効にしてください。それ以外の場合、チェックボックスを選択解除すると、ビジネス ユーザーが目的のコンテンツをグループ名およびグループ ID として入力することができます。
•グループ / チーム名を構築する – このチェックボックスを選択する場合、以下の説明を参照してグループ名を構築します。
i. グループ名のプレフィックス・サフィックスの [追加] をクリックします。
ii. ドロップダウン リストから テキスト、メタデータ、属性 をルールとして選択し、選択したルールの値を定義します。
*注意: ルールの設定に使用できるメタデータ タイプは、1 行テキスト、選択肢、ユーザーまたはグループ、管理されたメタデータ、Microsoft Entra プロパティです。
iii. グループ名の構築に使用するルールを複数追加する場合は、上記の手順を繰り返します。
このサービスで作成される Microsoft 365 グループの名前を定義するか、ビジネス ユーザーに対し、ルール内のプレフィックス / サフィックスに基づいてグループ名を定義することを許可するかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
o IT 管理者毎に割り当てる – ここで設定したプレフィックス / サフィックスが、このサービスによって作成される Microsoft 365 グループのグループ名の構築に使用されます。グループ名は、ビジネス ユーザーに読み取り専用状態で表示されます。
o ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ここで設定したプレフィックス / サフィックスが読み取り専用状態でビジネス ユーザーに表示されます。プレフィックス / サフィックス以外に、ビジネス ユーザーが追加のコンテンツを入力してグループ名を構築することができます。ビジネス ユーザーの入力を必須にする チェックボックスを選択する場合、ビジネス ユーザーがグループ名にコンテンツを追加する必要があります。
•グループ / チーム ID ルールを設定する – このチェックボックスを選択すると、プレフィックス / サフィックス / シーケンス番号を使用して グループ / チーム ID を構築する か、グループ / チーム名からグループ / チーム ID を自動的に入力し、ビジネス ユーザーに対してグループ / チーム ID を非表示にする かを選択できます。
グループ / チーム名からグループ / チーム ID を自動的に入力し、ビジネス ユーザーに対してグループ / チーム ID を非表示にする オプションを有効にすると、グループ ID は、要求フォームには表示されません。グループ ID は、グループ名に従って設定されます。
プレフィックス、サフィックス、シーケンス番号を使用して グループ / チーム ID を構築する 場合、以下の手順を実行してください。
i. グループ ID のプレフィックス・サフィックスの [追加] をクリックします。
ii. ドロップダウン リストから テキスト、メタデータ、属性 をルールとして選択し、選択したルールの値を定義します。
*注意: ルールの設定に使用できるメタデータ タイプは、1 行テキスト、選択肢、ユーザーまたはグループ、管理されたメタデータ、Microsoft Entra プロパティです。
iii. グループ ID の構築に使用するルールを複数追加する場合は、上記の手順を繰り返します。
iv. グループ / チーム ID の末にシーケンス番号を自動追加する オプションを選択することができます。シーケンス番号ルール入力の例については、以下の表を参照してください。
シーケンス番号 |
注記 |
{01} |
グループ ID の末にあるシーケンス番号は 01 から 99 までの数値で増加します。 |
{01*} |
グループ ID の末にあるシーケンス番号は 01 から 999999999 までの数値で増加します。 |
このサービスで作成される Microsoft 365 グループの ID を定義するか、ビジネス ユーザーに対し、ルール内のプレフィックス / サフィックスに基づいてグループ ID を定義することを許可するかを選択します。選択肢は以下のとおりです。
o IT 管理者毎に割り当てる – ここで設定したプレフィックス / サフィックスが、このサービスによって作成される Microsoft 365 グループのグループ ID の構築に使用されます。グループ ID は読み取り専用状態でビジネス ユーザーに表示されます。
o ビジネス ユーザー毎に割り当てる – ここで設定したプレフィックス / サフィックスが読み取り専用状態でビジネス ユーザーに表示されます。プレフィックス / サフィックス以外に、ビジネス ユーザーが追加のコンテンツを入力してグループの ID を構築することができます。ビジネス ユーザーの入力を必須にする チェックボックスを選択する場合、ビジネス ユーザーがグループ ID にコンテンツを追加する必要があります。
•グループ / チーム名の重複を許可しない – このチェックボックスを選択する場合、このサービスで要求を送信する要求者は、既存のグループと同一名を使用するグループを作成することはできません。
27. 要求 / タスクの詳細ページ内のリンク – Microsoft 365 グループと同時に作成される Planner、サイト、ファイル、会話、ノートブック のリンクを表示するかどうかを選択します。
28. サービス設定の構成完了後、以下のオプションのいずれかを選択します。
•画面左側の矢印アイコンをクリックすると、前の手順に戻って構成を確認・変更することができます。
• [保存] をクリックすると、構成をすべて保存し、サービス管理 画面に戻ります。
• [保存してアクティブ化] をクリックすると、構成をすべて保存し、このサービスをアクティブにします。この作業の完了後、ユーザーはこのサービス要求を送信できるようになります。
• [キャンセル] をクリックすると、構成を保存せずに サービス管理 画面に戻ります。