バックアップ データの電子情報開示ページでは、Exchange Online メールボックスのすべてのバックアップ データからメールを検索することができます。必要なバックアップ データが見つかったら、検索結果ページから直接データの復旧、エクスポート、削除のジョブを実行することができます。この機能を有効化するには、AvePoint サポートまでお問い合わせください。また、この機能は追加のコストが必要です。
*注意: 新しくバックアップされたデータまたは削除されたコンテンツのインデックスを更新するには、さらに時間がかかる可能性があります。そのため、バックアップ / 削除ジョブの直後に実行された検索が正確でない場合があります。また、ストレージを変更したことがある場合、電子情報開示は現在のストレージ内のバックアップからのみ検索することができます。
メールを検索して必要な操作を実行するには、以下の説明を参照してください。
1. この機能を初めて使用するには、電子情報開示のアクティブ化 ボタンをクリックして有効にします。
2. メールの検索 エリアでは、現在 サービス タイプ リストで使用可能なオプションは Exchange Online のみです。
3. 件名、送信元、送信先、送信日 で検索条件を設定します。
•件名 ボックスで複数のキーワードを入力し、セミコロン (;) で区切ります。
•送信元 ボックスと 送信先 ボックスは、複数のユーザーの入力をサポートしています。複数を入力する場合、セミコロン (;) で区切ってください。
•送信日時 に構成した時間範囲は 1 年を超えることはできません。その時間範囲内に送信・受信されたメールを検索することができます。
4. 詳細設定 を使用して、コンテナー、メールボックス アドレス、フォルダー名、メールに添付ファイルの有無など、検索範囲をフィルターすることができます。
5. [検索] をクリックします。
6. 検索結果ページでは、最新のバックアップ サイクル内の検索結果が表示されます。検索結果は最大で 2000 件のアイテムを表示できます。表の上のリンクをクリックすると、別のバックアップ サイクルで検索結果を確認することができます。また、検索条件を更新して検索結果を調整することができます。
7. 検索結果で、メールに対して実行できる操作は以下のとおりです。
•ファイル リストのダウンロード – 検索結果を XLSX ファイルとしてローカル コンピューターにダウンロードします。ZIP ファイルを解凍し、Excel で XLSX ファイルを開くと、メールの件名、復旧ポイント、送信元、送信先など、検索結果のすべてのレコードが表示されます。
•リストア – メールを元の場所にリストアします。詳細については、Exchange Online データのリストア を参照してください。
•エクスポート – 選択したバックアップ データをエクスポートします。エクスポート ジョブが開始されます。ジョブ モニター に移動して、ジョブ進行状況を確認し、エクスポートされたコンテンツをダウンロードすることができます。詳細については、エクスポートされたデータのダウンロード を参照してください。
•削除 – 選択したバックアップ データを削除します。確認ウィンドウで、選択したバックアップ データは完全に削除されることを理解しています オプションを選択し、[OK] をクリックして削除を確認する必要があります。