設定 > エンドユーザー リストア > ReCenter および AVA ユーザー用のエンドユーザー リストア設定 ページで、サポートされているサービスのバックアップ データの回復またはエクスポートを ReCenter または AVA ユーザーに許可するかどうかを選択し、ReCenter/AVA 経由でチーム / グループ / Power BI バックアップ データのリストアまたはエクスポートを実行できるエンドユーザーの権限を定義できます。ReCenter または AVA のユーザーに対して、バックアップ データの共有リンクの回復を許可するかどうかも選択することができます。また、Azure ストレージを使用する BYOS サブスクリプションを持っている場合、アーカイブ層のバックアップ データのリストアをテナント内の ReCenter または AVA のエンドユーザーに許可するかどうかも構成できます。
エンドユーザー リストア 設定は、アプリケーション管理者またはサービス プロバイダーのみが利用できます。
•エンドユーザーによるリストアを許可しない場合は、ReCenter または AVA のユーザーに対して、バックアップ データの回復を許可する スイッチをオフにします。また、Exchange Online、OneDrive、SharePoint Online、Microsoft 365 グループ、Teams、Teams チャット、Power BI、Power Automate については、エンドユーザーによるリストアまたはエクスポートを個別に無効にすることもできます。Power BI はエンドユーザー リストアにのみ対応し、Teams チャットおよび Power Automate はエンドユーザー エクスポートにのみ対応します。
•エンドユーザー リストアを有効にすると、チームおよびグループに対してリストアまたはエクスポートを実行できるユーザーと、ReCenter/AVA から Power BI レポートをリストアできるユーザーのロールを選択することができます。
Azure ストレージを使用する BYOS サブスクリプションを持っている場合、このページで すべての ReCenter および AVA のユーザーに対して、アーカイブ階層に保存されているアーカイブ済みデータのリストアを許可する スイッチが利用することができます。すべての ReCenter および AVA のユーザーがアーカイブ層でバックアップ データをリストアできるようにするには、このスイッチをオンにします。Cloud Backup for Microsoft 365 は、アーカイブ層のバックアップ データのエクスポートに対応していないことに注意してください。
リストア ジョブは、まずリストア用のアーカイブ層のバックアップ データ セットをリストアします。そのため、リストア ジョブに時間がかかり、追加料金が発生する場合があります。詳細については、この Microsoft 記事 を参照してください。
*注意: サブスクリプションが独自のストレージ (BYOS サブスクリプション) の使用から AvePoint 既定のストレージの使用に更新された場合、この設定は使用できなくなり、エンドユーザーはアーカイブ層に保存されたバックアップ データを独自のストレージからリストアできなくなります。この場合、Cloud Backup for Microsoft 365 インターフェイスからリストアを実行することができます。
既定では、エンドユーザーが ReCenter または AVA でバックアップ データをリストアする場合、SharePoint Online、OneDrive およびチーム / グループの共有リンクはリストアされません。共有リンクのリストアを有効にするには、ReCenter または AVA のユーザーに対して、共有リンクの回復を許可する スイッチをオンにします。
*注意: 2022 年 11 月以降の OneDrive バックアップ サイクルに対して、共有リンクは常にリストアされ、ReCenter または AVA のユーザーに対して、共有リンクの回復を許可する 設定で制御することはできません。