保持ポリシーの構成

AvePoint 既定のストレージまたは自分のストレージを使用する場合、データ保持設定をバックアップ データに適用して、ストレージのコストを節約することができます。保持期間に近づいたバックアップ データが存在すると、データ保持の通知 は管理者グループまたはサービス プロバイダーの管理者グループに送信されます。Teams チャット サービスは保持ポリシーに対応しないことに注意してください。

    データを既定のストレージに保持する場合は、AvePoint アカウント マネージャーに連絡してサブスクリプションを更新し、保持設定を追加することができます。ただし、データの保持期間を延長すると、バックアップの料金が増加する可能性があることに注意してください。保持設定を満たすバックアップ データを AvePoint ストレージから削除せずに、将来の潜在的なリストアのためアーカイブする場合は、エクスポート要求を送信して、有料サービスとして既定のストレージからデータをエクスポートすることができます。詳細については、データ エクスポート サービスの概要 を参照してください。

    サブスクリプションが BYOS タイプの場合、設定 > 保持 > データの保持設定 に移動して、保持設定を更新することができます。データの保持期間を延長すると、バックアップの料金が増加する可能性があります。

ストレージを既定の AvePoint ストレージから BYOS に、または BYOS から既定のストレージに変更する場合、保持ポリシーに関する変更はバックアップ データ全体に適用されます。つまり、以前のストレージに存在するレガシ バックアップ データは、データ保持期限になると削除されます。

BYOS サブスクリプションまたは既定の AvePoint ストレージを無制限の保持サブスクリプションで購入されたお客様は、保持ポリシーをサービス タイプ毎にコンテナー レベルで構成することができます。BYOS ライセンスの既定の保持期間は 1 年間であることに注意してください。Microsoft 365 範囲の次の完全スナップショットが作成されると、保持設定を満たす旧バックアップ データのプルーニングが開始されます。

サービスおよびコンテナーに対して、1 年未満 (30 ~ 365 ) の保持期間を構成することができます。日単位の保持ポリシーを有効にするには、AvePoint サポートまでお問い合わせください。

以下のことに注意してください。

    日単位の保持は、Teams のチャネル会話および設定、Viva Engage メッセージに適用されません。Power BIPower AutomatePower Apps は日単位の保持に対応しないことに注意してください。

    日単位の保持ジョブは、バックアップ サイクルに関係なく、Microsoft 365 から削除されたデータが構成された期間内にのみ存在します。バックアップ データは破棄され、回復できなくなります。データが Microsoft 365 に存在するが、保持期間内に復旧ポイントが存在しない場合、保持期間を超過した可能性のある最後の復旧ポイントが保持されます。ただし、このコンテンツを検索してリストアする場合、復旧ポイントは構成された保持期間の開始日にのみ表示できます。

*注意: BYOS お客様の場合、日単位の保持ポリシーはストレージ コストを削減するために設計されていません。バックアップ データは破棄され、削除のマークが付けられますが、ストレージ内のデータ サイズをただちに削減するわけではありません。また、長期ストレージ要件を管理するために、利用不可能と判断されたデータを完全に削除する年単位タスクがあります。

    AvePoint サポートに連絡して日単位の保持ポリシーを無効にする場合、保持ポリシーはサブスクリプションの保持ポリシーに従ってリセットされます。Cloud Backup インターフェイスに移動して、保持ポリシーを再度カスタマイズする必要があります。

特定のサービス タイプの保持期間を更新したり、コンテナー別に固有の保持ポリシーを設定したりするには、以下の説明を参照してください。

1.   設定 > 保持 > データの保持設定 に移動します。

2.   すべてのサービス タイプのバックアッ プデータに既定の保持期間を適用するには、すべてのサービス用の既定保持期間を設定する オプションを選択し、下のボックス内の数字を更新します。保存ポリシーに設定できる保存期間は、購入した保持年数を超過できないことに注意してください。サブスクリプションに無制限のデータ保持契約が含まれている場合、各サービスのデータ保持期間をカスタマイズすることができます。特定のサービス タイプのデータの保持期間が終了する前に、メール通知をテナント所有者にメールを送信します。

3.   各サービスの保持ポリシーを構成する オプションを選択すると、有効化されたすべてのサービス タイプが表示されます。Teams チャット サービスは保持ポリシーに対応しないため、Teams チャットのすべてのバックアップ データはサブスクリプションの有効期限まで保持されます。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション, Teams

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4.   保持期間 列の各サービス タイプの数値を更新して、特定のサービス タイプに対し既定の保持期間を定義することができます。

5.   そのサービス タイプの特定のコンテナーに保持ポリシーを定義する場合は、コンテナーのカスタマイズ 列のスイッチをオンにします。コンテナー レベルの保持期間のカスタマイズ 画面が表示されます。*注意:

6.   特化する保持設定 セクションでは、今後作成される新しいコンテナーおよび現在すべてのコンテナーにも含まれていないオブジェクトの既定の保持期間を更新することができます。テーブル内の特定のコンテナーの 保持期間 列内の数値を更新します。現在、日単位の保持ポリシーはコンテナー レベルでサポートされています。

7.   コンテナー レベルの保持期間のカスタマイズ 画面で [保存] をクリックし、該当するサービス タイプの保持ポリシーへの変更を保存するか、[キャンセル] をクリックして画面を閉じます。

8.   他のサービス タイプに対してコンテナー レベルの保持ポリシーをカスタマイズするには、手順 5 から 7 の操作を繰り返してください。

9.   データの保持設定 の下の [適用] をクリックして、設定を更新します。