対応しているストレージ タイプのストレージ構成の詳細については、以下のセクションを参照してください。
AvePoint は既定で HTTPS (SSL) 通信を使用して Amazon S3 ストレージにアクセスし、バックアップ データを S3 S3 Glacier Instant Retrieval に自動的に保存します。2025 年 2 月リリース以前の既存のバックアップ データは、S3 標準ストレージ クラスに保持されます。バックアップ データを S3 標準 / S3 Glacier Instant Retrieval から S3 標準 IA、SS3 1 ゾーン IA、S3 Intelligent-Tiering に移動できます。Cloud Backup for Microsoft 365 はこれらのストレージ クラスのバックアップ データをリストアすることが可能です。ただし、S3 Intelligent-Tiering を使用している場合は、アーカイブ アクセス層をアクティブ化することはお勧めしません。アーカイブ アクセス層をアクティブにすると、90 日間にアクセスされていないデータ オブジェクト ファイルがアーカイブされ、Cloud Backup は Amazon S3 ストレージ内のアーカイブされたデータにアクセスすることができません。
Amazon S3 ストレージ場所を構成するには、以下の説明を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから Amazon S3 を選択します。
2. バケット名 – アクセスするバケットの名前を入力します。
以下のことに注意してください。
•入力した名前は、既存のバケットと一致する必要があります。利用可能なバケットがない場合は、バケットの作成 を参照してバケットを作成してください。
•アカウントに適用されている Amazon S3 ストレージのバケット ポリシーに、以下の必要な権限が含まれていることを確認してください。
o 読み取り: GetObject
o リスト: ListBucket
o 書き込み: DeleteObject; PutObject; DeleteObjectVersion
3. アクセス キー ID – 指定したバケットへのアクセスに使用するアクセス キー ID を入力します。AWS アカウントから アクセス キー ID を表示することができます。
*注意: AWS アカウントには AmazonS3FullAccess ポリシーが割り当てられている必要があります。
4. シークレット アクセス キー – 指定したバケットへのアクセスに使用するシークレット キー ID を入力します。AWS アカウントから シークレット アクセス キー を表示することができます。
5. ストレージの地域 – ドロップダウン リストからこのバケットの ストレージの地域 を選択します。使用可能な地域は以下のとおりです。
米国東部 (バージニア北部) |
米国東部 (オハイオ) |
アメリカ西部 (北カリフォルニア) |
アメリカ西部 (オレゴン) |
カナダ (中部) |
EU (アイルランド) |
EU (フランクフルト) |
EU (ロンドン) |
アジア太平洋 (シンガポール) |
アジア太平洋 (東京) |
アジア太平洋 (シドニー) |
アジア太平洋 (ソウル) |
アジア太平洋 (ムンバイ) |
南アメリカ (サンパウロ) |
|
6. 拡張パラメーター – 必要に応じて、以下の拡張パラメーターを入力します。複数のパラメーターを入力する場合は、キーボードで Enter キーを押して、パラメーターを区切ってください。パラメーターを追加する方法については、以下の説明を参照してください。
•RetryInterval – ネットワーク接続が中断した際のリトライ間隔をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 (単位はミリ秒) の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryInterval=30000 は 30,000 ミリ秒ごとに再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 30000 ミリ秒です。
•RetryCount – ネットワーク接続が中断した際の再接続回数をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryCount=6 はネットワーク接続が中断した際に最大 6 回まで再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 6 です。
•CustomizedMetadata – カスタマイズされたメタデータ、もしくはユーザーによって追加されたメタデータを使用可能にするかどうかを構成します。既定では、カスタマイズされたメタデータ、およびユーザーによって追加されたメタデータはすべて使用可能です。
•CustomizedMode=Close – この物理デバイスでは、カスタマイズされたメタデータ、もしくはユーザーによって追加されたメタデータのいずれも使用できません。
•CustomizedMode=SupportAll – この物理デバイスでは、カスタマイズされたメタデータ、およびユーザーによって追加されたメタデータがすべて使用可能です。
•CustomizedMode=CustomizedOnly – この物理デバイスでは、ユーザーによって追加されたメタデータのみが使用可能です。
•CustomizedRegion – 物理デバイスのカスタム領域を構成します。例えば、CustomizedRegion=s3.us-gov-west-1.amazonaws.com を入力して GovCloud アカウントを構成します。
Amazon S3 互換ストレージ場所を構成するには、以下の説明を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから Amazon S3 互換ストレージ を選択します。
2. バケット名 – アクセスするバケットの名前を入力します。
以下のことに注意してください。
•入力した名前は、既存のバケットと一致する必要があります。利用可能なバケットがない場合は、バケットの作成 を参照してバケットを作成してください。これは一般的なガイダンスであり、精確な手順は特定の製品によって異なる場合があります。必要な追加構成については、特定の製品のマニュアルを参照してください。
•アカウントに適用されている Amazon S3 互換ストレージのバケット ポリシーに、以下の必要な権限が含まれていることを確認してください。
o 読み取り: GetObject
o リスト: ListBucket
o 書き込み: DeleteObject; PutObject; DeleteObjectVersion
3. アクセス キー ID – 指定したバケットへのアクセスに使用するアクセス キー ID を入力します。
4. シークレット アクセス キー – 指定したバケットへのアクセスに使用するシークレット キー ID を入力します。
5. エンドポイント – データの保存先へ接続する際に使用する URL を入力します。
*注意: https:// で始まる URL を入力することをお勧めします。
6. 拡張パラメーター – 必要に応じて、以下の拡張パラメーターを入力します。複数のパラメーターを入力する場合は、キーボードで Enter キーを押して、パラメーターを区切ってください。パラメーターを追加する方法については、以下の説明を参照してください。
•SignatureVersion – 既定では、Cloud Backup は V4 認証を使用してストレージにアクセスします。V2 認証を使用する場合は、拡張パラメーターに SignatureVersion=V2 を追加します。
•RetryInterval – ネットワーク接続が中断した際のリトライ間隔をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 (単位はミリ秒) の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryInterval=30000 は 30,000 ミリ秒ごとに再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 30000 ミリ秒です。
•RetryCount – ネットワーク接続が中断した際の再接続回数をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryCount=6 はネットワーク接続が中断した際に最大 6 回まで再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 6 です。
•CustomizedMetadata – カスタマイズされたメタデータ、もしくはユーザーによって追加されたメタデータを使用可能にするかどうかを構成します。既定では、カスタマイズされたメタデータ、およびユーザーによって追加されたメタデータはすべて使用可能です。
•CustomizedMode=Close – この物理デバイスでは、カスタマイズされたメタデータ、もしくはユーザーによって追加されたメタデータのいずれも使用できません。
•CustomizedMode=SupportAll – この物理デバイスでは、カスタマイズされたメタデータ、およびユーザーによって追加されたメタデータがすべて使用可能です。
•CustomizedMode=CustomizedOnly – この物理デバイスでは、ユーザーによって追加されたメタデータのみが使用可能です。
自分の Microsoft Azure BLOB ストレージ (BYOS サブスクリプション) を使用しており、バックアップ データがどのように Azure BLOB ストレージに保存されるかについて関心がある場合は、ストレージ を参照してください。
Microsoft Azure BLOB ストレージ場所を構成するには、以下の説明を参照してください。
*注意: Cloud Backup インターフェイスにストレージ アカウントを追加する前に、AvePoint のエージェントがストレージにアクセスできることを確認してください。詳細については、AvePoint エージェント サーバーによるストレージ アカウントへのアクセスの許可 を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから Microsoft Azure BLOB ストレージ を選択します。
2. アクセス ポイント – BLOB ストレージ サービスの URL を入力します。既定の URL は https://blob.core.windows.net です。
3. コンテナー名 – アクセスするコンテナーの名前を入力します。
4. アカウント名 – 指定したコンテナーへのアクセスに使用するアカウント名を入力します。
5. アカウント キー – 指定したコンテナーへのアクセスに使用するアカウント キーを入力します。
6. CDN 有効 – Microsoft Azure コンテンツ配信ネットワーク (CDN) が有効になっている場合、CDN 有効 チェックボックスを選択します。
7. 拡張パラメーター – 必要に応じて、以下の拡張パラメーターを入力します。複数のパラメーターを入力する場合は、キーボードで Enter キーを押して、パラメーターを区切ってください。パラメーターを追加する方法については、以下の説明を参照してください。
•RetryInterval – ネットワーク接続が中断した際のリトライ間隔をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 (単位はミリ秒) の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryInterval = 30000 は、30,000 ミリ秒ごとに再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 30000 ミリ秒です。
•RetryCount – ネットワーク接続が中断した際の再接続回数をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryCount=10 はネットワーク接続が中断された際に最大 10 回まで再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 6 です。
•CustomizedMetadata – カスタマイズされたメタデータ、もしくはユーザーによって追加されたメタデータを使用可能にするかどうかを構成します。既定では、カスタマイズされたメタデータ、およびユーザーによって追加されたメタデータはすべて使用可能です。
•CustomizedMode=Close – この物理デバイスでは、カスタマイズされたメタデータ、もしくはユーザーによって追加されたメタデータのいずれも使用できません。
•CustomizedMode=SupportAll – この物理デバイスでは、カスタマイズされたメタデータ、およびユーザーによって追加されたメタデータがすべて使用可能です。
•CustomizedMode=CustomizedOnly – この物理デバイスでは、ユーザーによって追加されたメタデータのみが使用可能です。
FTP ストレージ タイプを使用してベスト プラクティスを取得するために、注意事項および提供するストレージ情報については、以下を参照してください。
•ディスクに対して高速な読み取りと書き込み機能を備える高性能のコンピューターを FTP サーバーとして使用します。
•FTP サーバーにインストールされている他のソフトウェアが同じポートを使用し、データのアップロードとダウンロードに影響を与えないように、6000 番より上位のポートを FTP サーバーのポートとして使用します。
•FTP デバイスのパッシブ モードにのみ対応しています。
•FTP デバイスで SSL/TLS の有効化をサポートしていません。高レベルのデータ転送セキュリティと暗号化が必要な場合、SFTP サーバーの使用をお勧めします。Cloud Backup for Microsoft 365 は、SFTP デバイスの使用にも対応しています。詳細については、AvePoint サポート チームまでお問い合わせください。
•使用する FTP サーバーが内部ネットワーク環境にあり、内部ネットワークと外部ネットワークの間にファイアウォールがある場合、すべてのポート (FTP サーバーの接続ポートおよび動的ポート範囲内のすべてのポート) がファイアウォールを通過できることを確認してください。
•FTP サーバーが IP アドレスを使用してアクセス制御を設定している場合、AvePoint Online Services インターフェイスから予約された IP アドレスをダウンロードし、ファイアウォールの許可リストに追加する必要があります。詳細については、予約された IP アドレスのリストのダウンロード を参照してください。
以下の説明を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから FTP を選択します。
2. ホスト – FTP サーバーの IP アドレスを入力します。
3. ポート – この FTP サーバーへの接続に使用するポートを入力します。既定のポートは 21 です。
4. ユーザー名 – この FTP サーバーへの接続に使用するユーザー名を入力します。
5. パスワード – 指定したユーザー名のパスワードを入力します。
6. 拡張パラメーター – 必要に応じて、以下の拡張パラメーターを入力します。複数のパラメーターを入力する場合は、キーボードの Enter キーを押してパラメーターを区切ってください。パラメーターを追加する方法については、以下の説明を参照してください。
•verifyindexdbsize=false – 既定では、クラウド バックアップ ジョブはインデックスをアップロードする際にインデックス データベース ファイル サイズを確認します。FTP サーバーがデバイス上のファイル サイズの取得をサポートしていない場合は、このパラメーターを使用できます。インデックス データベースが失われる危険性があるため、このパラメーターの使用を推奨しません。
•IsRetry – 物理デバイスへのデータの書き込みに失敗した場合に再試行するかどうかを決定します。
o IsRetry=true を入力すると、物理デバイスへのデータの書き込みに失敗した場合に再試行されます。
o IsRetry=false を入力すると、物理デバイスへのデータの書き込みに失敗した場合に再試行されません。
•RetryInterval – ネットワーク接続が中断した際のリトライ間隔をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 (単位は秒) の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryInterval=30 は 30 秒ごとに再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 30 秒です。
•RetryCount – ネットワーク接続が中断した際の再接続回数をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryCount=60 はネットワーク接続が中断された際に最大 60 回まで再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 6 です。
SFTP ストレージ場所を構成するには、以下の説明を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから SFTP を選択します。
2. ホスト – SFTP サーバーの IP アドレスを入力します。
3. ポート – この SFTP サーバーへの接続に使用するポートを入力します。既定のポートは 21 です。
4. ルート フォルダー – アクセスするルート フォルダーを入力します。
5. ユーザー名 – ルート フォルダーへのアクセスに使用するユーザー名を入力します。
6. 認証方法 – パスワード または 公開キー を認証方法として選択します。
•パスワード – ルート フォルダーへのアクセスに使用するユーザーのパスワードを入力します。
•秘密キー – ルート フォルダーへのアクセスに使用する秘密キーおよび応する秘密キーのパスワードを入力します。
7. 拡張パラメーター – 必要に応じて、以下の拡張パラメーターを入力します。複数のパラメーターを入力する場合は、キーボードの Enter キーを押してパラメーターを区切ってください。パラメーターを追加する方法については、以下の説明を参照してください。
•IsRetry – 物理デバイスへのデータの書き込みに失敗した場合に再試行するかどうかを決定します。
o IsRetry=true を入力すると、物理デバイスへのデータの書き込みに失敗した場合に再試行されます。
o IsRetry=false を入力すると、物理デバイスへのデータの書き込みに失敗した場合に再試行されません。
•RetryInterval – ネットワーク接続が中断した際のリトライ間隔をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 (単位は秒) の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryInterval=30 は 30 秒ごとに再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 30 秒です。
•RetryCount – ネットワーク接続が中断した際の再接続回数をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryCount=60 はネットワーク接続が中断された際に最大 60 回まで再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 6 です。
以下の説明を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから Dropbox を選択します。
2. ルート フォルダー名 – Dropbox で作成され、データの保存に使用するルート フォルダーの名前を入力します。
3. トークン パスワード – [トークンの取得] をクリックします。ポップアップ ウィンドウに Dropbox アカウントのメール アドレスおよびパスワードを入力して Dropbox にログインすると、トークンがこのポップアップ ウィンドウに表示されます。表示されたトークンを トークン パスワード テキスト ボックスに入力します。
4. 拡張パラメーター – 必要に応じて、以下の拡張パラメーターを入力します。複数のパラメーターを入力する場合は、キーボードで Enter キーを押して、パラメーターを区切ってください。パラメーターを追加する方法については、以下の説明を参照してください。
•RetryInterval – ネットワーク接続が中断した際のリトライ間隔をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 (単位はミリ秒) の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryInterval = 30000 は、30,000 ミリ秒ごとに再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 30000 ミリ秒です。
•RetryCount – ネットワーク接続が中断した際の再接続回数をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryCount=10 はネットワーク接続が中断された際に最大 10 回まで再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 6 です。
IBM Storage Protect -S3 ストレージ場所を構成するには、以下の説明を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから IBM Storage Protect -S3 を選択します。
2. バケット名 – アクセスするバケットの名前を入力します。
*注意: 入力した名前は、既存のバケットと一致する必要があります。
3. アクセス キー ID – 指定したバケットへのアクセスに使用するアクセス キー ID を入力します。
4. シークレット アクセス キー – 指定したバケットへのアクセスに使用するシークレット キー ID を入力します。
5. エンドポイント – データの保存先へ接続する際に使用する URL を入力します。
*注意: URL は、http:// または https:// で開始する必要があります。
6. 拡張パラメーター – 必要に応じて、以下の拡張パラメーターを入力します。複数のパラメーターを入力する場合は、キーボードで Enter キーを押して、パラメーターを区切ってください。パラメーターを追加する方法については、以下の説明を参照してください。
•Allow_Insecure_SSL – 既定では、ストレージ クライアントは、整合性を確保するために、HTTPS トランスポートを介して公開された信頼できる証明機関によって発行された SSL 証明書を期待します。ストレージ サーバー側の自己署名証明書は、証明書の検証に合格できません。自己署名証明書を使用する場合は、拡張パラメーター で Allow_Insecure_SSL を true に設定し、証明書の検証をバイパスすることができます。
•SignatureVersion – 既定では、Cloud Backup は V4 認証を使用してストレージにアクセスします。V2 認証を使用する場合は、拡張パラメーターに SignatureVersion=V2 を追加します。
•RetryInterval – ネットワーク接続が中断した際のリトライ間隔をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 (単位はミリ秒) の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryInterval=30000 は 30,000 ミリ秒ごとに再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 30000 ミリ秒です。
•RetryCount – ネットワーク接続が中断した際の再接続回数をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryCount=6 はネットワーク接続が中断した際に最大 6 回まで再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 6 です。
•CustomizedMetadata – カスタマイズされたメタデータ、もしくはユーザーによって追加されたメタデータを使用可能にするかどうかを構成します。既定では、カスタマイズされたメタデータ、およびユーザーによって追加されたメタデータはすべて使用可能です。
•CustomizedMode=Close – この物理デバイスでは、カスタマイズされたメタデータ、もしくはユーザーによって追加されたメタデータのいずれも使用できません。
•CustomizedMode=SupportAll – この物理デバイスでは、カスタマイズされたメタデータ、およびユーザーによって追加されたメタデータがすべて使用可能です。
•CustomizedMode=CustomizedOnly – この物理デバイスでは、ユーザーによって追加されたメタデータのみが使用可能です。
•Cert_thumbprint – S3 サーバーの自己署名入り証明書を持っており、かつ特定の拇印での証明書の検証のみを合格する場合、拇印をパラメーターの値として入力します。
IBM Cloud Object Storage ストレージ場所を構成するには、以下の説明を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから IBM Cloud Object Storage を選択します。
2. バケット名 – アクセスするバケットの名前を入力します。
*注意: 入力した名前は、既存のバケットと一致する必要があります。利用可能なバケットがない場合は、バケットの作成 を参照してバケットを作成してください。
3. アクセス キー ID – 指定したバケットへのアクセスに使用するアクセス キー ID を入力します。
4. シークレット アクセス キー – 指定したバケットへのアクセスに使用するシークレット キー ID を入力します。
5. エンドポイント – データの保存先へ接続する際に使用する URL を入力します。
*注意: URL は、http:// または https:// で開始する必要があります。
6. 拡張パラメーター – 必要に応じて、以下の拡張パラメーターを入力します。複数のパラメーターを入力する場合は、キーボードで Enter キーを押して、パラメーターを区切ってください。パラメーターを追加する方法については、以下の説明を参照してください。
•SignatureVersion – 既定では、Cloud Backup は V4 認証を使用してストレージにアクセスします。V2 認証を使用する場合は、拡張パラメーターに SignatureVersion=V2 を追加します。
•RetryInterval – ネットワーク接続が中断した際のリトライ間隔をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 (単位はミリ秒) の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryInterval=30000 は 30,000 ミリ秒ごとに再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 30000 ミリ秒です。
•RetryCount – ネットワーク接続が中断した際の再接続回数をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryCount=6 はネットワーク接続が中断した際に最大 6 回まで再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 6 です。
•CustomizedMetadata – カスタマイズされたメタデータ、もしくはユーザーによって追加されたメタデータを使用可能にするかどうかを構成します。既定では、カスタマイズされたメタデータ、およびユーザーによって追加されたメタデータはすべて使用可能です。
•CustomizedMode=Close – この物理デバイスでは、カスタマイズされたメタデータ、もしくはユーザーによって追加されたメタデータのいずれも使用できません。
•CustomizedMode=SupportAll – この物理デバイスでは、カスタマイズされたメタデータ、およびユーザーによって追加されたメタデータがすべて使用可能です。
•CustomizedMode=CustomizedOnly – この物理デバイスでは、ユーザーによって追加されたメタデータのみが使用可能です。
既定で、AvePoint はバックアップ データをアーカイブ ストレージ クラスに自動保存し、ストレージ コストを削減します。ストレージ クラスを変更するリクエストは失敗し、追加コストが発生する可能性があるため、ストレージで AutoClass 機能を有効にすることは推奨しません。
以下のことに注意してください。
•中国の 21Vianet が運営するデータ センターで Cloud Backup for Microsoft 365 を使用している場合、Google Cloud Storage はサポートされていません。
•Google Cloud Storage に以下の権限が必要です。権限の詳細については、Cloud Storage に適用される IAM 権限 参照してください。
o storage.buckets.get
o storage.objects.list
o storage.objects.create
o storage.objects.delete
o storage.objects.get
IBM Storage Protect -S3 ストレージ場所を構成するには、以下の説明を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから Google Cloud Storage を選択します。
2. バケット名 – アクセスするバケットの名前を入力します。
*注意: 入力した名前は、既存のバケットと一致する必要があります。利用可能なバケットがない場合は、バケットを作成する を参照してバケットを作成してください。
3. サービス アカウント キー (.json) – 参照 ボタンをクリックして、Google Cloud Storage プラットフォームで生成された JSON 形式のサービス アカウン トキー ファイルを選択して、アップロードします。サービス アカウントおよびサービス アカウント キーを作成するには、サービス アカウントを作成する および サービス アカウント キーの作成 を参照してください。