ストレージ場所の変更

自分のストレージ場所を使用するには、弊社営業担当に連絡してサブスクリプションの更新を依頼してから、以下の説明を参照してください。自分のストレージ場所を使用しない場合、Cloud Backup はデータを引き続き AvePoint がホストする既定のストレージに保存します。

1.   ストレージ場所 ページで [自分のストレージに変更する] リンクが使用可能です。[自分のストレージに変更する] リンクをクリックすると、ポップアップ ウィンドウが表示されます。

2.   ポップアップ ウィンドウで、既定ストレージ場所に保存されている既存のバックアップ データの処理方法を選択する必要があります。

    現在 AvePoint ストレージに保存されているバックアップ データを 90 日間保持する ストレージの変更後、既定ストレージ場所内のバックアップ データは 90 日間保持されます。データ削除の 7 日前にメール通知が送信されます。データを移行する場合、AvePoint サポートまでお問い合わせください。有効になっている各バックアップ タイプの次回のバックアップ ジョブから、バックアップ データは構成されるカスタム ストレージ場所に保存されます。

    AvePoint ストレージからすべてのバックアップ データを削除する バックアップ データは既定ストレージ場所から削除され、前のバックアップ データを使用してリストアを実行することができなくなります。ストレージ場所の変更から数秒後に、有効になっているバックアップ タイプのバックアップ ジョブが開始されます。オブジェクト タイプの新しいバックアップ スケジュールは、該当するバックアップ ジョブの開始後にスタートします。バックアップ データは、カスタム ストレージ場所に保存されます。

3.   [OK] をクリックして設定を保存し、カスタム ストレージ場所を構成します。

*以下のことに注意してください。

    自分のストレージを使用しており、各サービス タイプに個別のストレージ場所を構成する場合は、AvePoint サポート チームまでお問い合わせください。ストレージ ページに、以下のスクリーンショットが表示されるように構成が表示されます。各有効になっているバックアップ サービスのストレージを構成することができます。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

自動的に生成された説明

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

自動的に生成された説明

    Microsoft Azure BLOB ストレージを使用しており、かつストレージ アカウントの上限に達している場合は、バックアップおよびリストアに向けて Microsoft Azure BLOB ストレージのストレージ アカウントを追加することができます。ストレージが既に追加された場合、ストレージ ページでストレージ情報を表示することができます。

*注意: まずは Microsoft Azure サポートに連絡して、現在使用しているストレージ アカウントの最大容量の増加を依頼することをお勧めします。

    新たなストレージ場所を追加するには、別の Azure ストレージ アカウントが必要です。現在、追加できる補充のストレージ アカウントは 1 件のみで、これは Azure BYOS を使用しているお客様のみ実行可能です。新しいストレージ場所を保存すると、その新しいストレージは、その後の増分バックアップ ジョブやリストア ジョブのバックアップ データの保存に使用されます。Cloud Backup サービスは、レガシ ストレージ場所への書き込みは行いません。ストレージ構成の詳細については、ストレージ情報 Microsoft Azure Blob ストレージ セクションを参照してください。

4.   ストレージ情報を構成します。ストレージ情報の構成の詳細については、ストレージ情報 を参照してください。  [検証テスト] をクリックして入力した情報を有効であるかどうかをテストします。テストが正常に完了する場合、[適用] をクリックして自分のストレージを適用します。

*注意: 既定ストレージからカスタム ストレージへの変更は、元に戻すことのできない操作です。カスタム ストレージは保存されると、別のカスタム ストレージに変更できません。

AvePoint 既定のストレージまたは自分のストレージを使用する場合、データ保持設定をバックアップ データに適用して、ストレージのコストを節約することができます。保持期間に近づいたバックアップ データが存在すると、データ保持の通知 を管理者グループまたはサービス プロバイダーの管理者グループに送信します。Microsoft 365 範囲の次の完全スナップショットが作成されると、保持設定を満たす旧バックアップ データのプルーニングが開始されます。

    データを既定のストレージに保持する場合は、AvePoint アカウント マネージャーに連絡してサブスクリプションを更新し、保持設定に追加することができます。ただし、データの保持期間を延長すると、バックアップの料金が増加する可能性があることに注意してください。保持設定を満たすバックアップ データを AvePoint ストレージから削除せずに、将来の潜在的なリストアのためアーカイブする場合は、エクスポート要求を送信して、有料サービスとして既定のストレージからデータをエクスポートすることができます。詳細については、データ エクスポート サービスの概要 を参照してください。

    サブスクリプションが BYOS タイプの場合、全体設定 > 保持ポリシー に移動して、保持設定を更新することができます。データの保持期間を延長すると、バックアップの料金が増加する可能性があります。