Azure BLOB ストレージ場所を構成する前に、以下のことに注意してください。
•サポートされている Azure アカウントの種類は、標準 パフォーマンス タイプの ストレージ と ストレージ V2 です。ストレージ アカウントの作成に関する詳細については、Microsoft 記事 ストレージ アカウントを作成する を参照してください。
• Azure ストレージ アカウントを Cloud Backup インターフェイスに追加する前に、AvePoint 製品がストレージにアクセスできることを確認する必要があります。詳細については、AvePoint エージェント サーバーによるストレージ アカウントへのアクセスの許可 を参照してください。
• Microsoft Azure BLOB ストレージを使用して Azure VM および Azure ストレージ のバックアップ データを保存している場合、ストレージ アカウント > 設定 > 構成 > コピー操作の許可されるスコープ に移動して、ストレージ プロファイルによって使用されているストレージ アカウントのコピー操作の許可されるスコープが以下のように適切に構成されていることを確認してください。
o 同一 Microsoft Entra テナントに存在するストレージ アカウントの場合、同じ Microsoft Entra テナント内のストレージ アカウントから オプションを選択できます。
o 異なる Microsoft Entra テナントに存在するストレージ アカウントの場合、任意のストレージ アカウントから オプションを選択してください。
•ストレージ コストを削減するには、2023 年 10 月のリリース後に生成されたバックアップ データは、保持期間が 45 日を超過している場合、自動に Microsoft Azure ストレージのコールド階層に保存されます。
以下の説明を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから、Microsoft Azure BLOB ストレージ を選択します。
2. アクセス ポイント – BLOB ストレージ サービスの URL を入力します。既定の URL は https://blob.core.windows.net です。
3. コンテナー名 – アクセスするコンテナーの名前を入力します。
*注意: 入力した名前は、既存のコンテナーと一致する必要があります。
4. アカウント名 – 指定したコンテナーへのアクセスに使用するアカウントの名前を入力します。
5. アカウント キー – 指定したコンテナーへのアクセスに使用するアカウント キーを入力します。
6. 拡張パラメーター – 必要に応じて、以下の拡張パラメーターを入力します。複数のパラメーターを入力する場合は、セミコロン (;) を使用してパラメーターを区切ります。パラメーターを追加する方法については、以下の説明を参照してください。
• RetryInterval – ネットワーク接続が中断した際のリトライ間隔をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 (単位はミリ秒) の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryInterval=30000 は 30,000 ミリ秒ごとに再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 30000 ミリ秒です。
• RetryCount – ネットワーク接続が中断した際の再接続回数をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryCount=10 はネットワーク接続が中断された際に最大 10 回まで再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 6 です。
7. [保存] をクリックして、ストレージを保存します。保存すると、ストレージ パスを変更できなくなります。また、地域のバックアップ データを保存するためにストレージが適用されると、ストレージ プロファイルを削除することもできません。