アカウント管理では、セキュリティ グループで権限を管理することができます。多様な管理ニーズに対応するため、管理者はカスタム権限範囲を持つセキュリティ グループを作成することができます。これにより、バックアップ、リストア、エクスポートなど、各サービスの特定の機能を細かく制御することができます。セキュリティ グループに追加された標準ユーザーは、グループ権限を自動継承します。
管理者 グループは AvePoint Cloud Backup for IaaS + PaaS のすべての権限を持っている Built-in グループです。このグループの削除または権限の更新を実行することはできません。
*注意: AvePoint Online Services のサービス管理者として指定されたユーザーおよび AvePoint Cloud Backup for IaaS + PaaS のアプリケーション管理者として指定されたユーザーは、管理者 グループに自動的に同期されます。ユーザーがアプリケーション管理者から標準ユーザーに降格された場合、Cloud Backup for IaaS + PaaS はこのユーザーを 管理者 グループから自動削除しません。このユーザーにアプリケーションに対するフル コントロールを付与しない場合、管理者 グループからそのユーザーを手動削除する必要があります。
ユーザー権限を効率的に管理するには、一連のユーザーのセキュリティ グループを作成して、グループ権限を構成することができます。このグループ内のユーザーは、グループ権限を自動継承します。
セキュリティ グループを作成するには、以下の説明に参照してください。
1. 設定 > アカウント管理 に移動します。
2. [作成] をクリックします。
3. セキュリティ グループの作成 パネルで、以下の設定を構成します。
•名前 – このセキュリティ グループの名前を入力します。
•説明 – 必要に応じて、このセキュリティ グループの説明を入力します。このフィールドは必須ではありません。
•ユーザー / グループの招待 – このグループに追加するユーザーまたはグループのメール アドレスを入力します。このグループに追加するユーザー / グループは、Cloud Backup for IaaS + PaaS に対する標準ユーザー以上の権限を持っている必要があります。AvePoint Online Services で標準ユーザーを追加する方法については、ユーザーの追加 を参照してください。
•権限の付与 – このグループがアクセスできるサービスの横にあるスイッチをオンにし、地域・テナント・機能 (例: バックアップ、リストア、エクスポート) を選択して特定の権限を付与します。
*注意: 地域セクションは、Azure VM・Amazon EC2・Azure ストレージ・Azure SQL バックアップ・Azure SQL ネイティブ バックアップ監視サービスで必要です。
4. [保存] を選択してこのセキュリティ グループを保存するか、[キャンセル] を選択して保存をせずにこのパネルを閉じます。