ユーザーをリストアにする方法については、以下の説明を参照してください。
*注意: 一時削除されたユーザーをリストアする前に、Cloud Backup for Azure サービス アプリにはグローバル管理者ロールが割り当てられていることを確認してください。
1. リストア ページに移動し、[Microsoft Entra ID] タイルをクリックします。
2. [復旧ポイント] タイルをクリックします。
3. リストア ウィザードでは、カレンダーにすべてのデータ復旧ポイントが表示されます。バックアップ データが一部のみ存在するジョブを含める オプションを選択することで、カレンダーに完了 (実行中に例外あり) 状態のジョブを表示するかどうかを選択することができます。
4. データ復旧ポイントにマウス カーソルを移動すると、ジョブの詳細 (ジョブ状態、ジョブ開始日時、範囲名、範囲 ID、ジョブ ID、バックアップ サイズ、バックアップ オブジェクト数) が表示されます。カレンダーで使用するデータ復旧ポイントをクリックします。
5. オブジェクト タイプ フィルターから ユーザー を選択します。名前 または ユーザー プリンシパル名 を使用して、ユーザーを検索することができます。列を管理してユーザーの表示を調整することもできます。
6. リストアするユーザーを選択し、[リストア] ボタンをクリックします。プロパティの表示 ステップでグループ情報を表示して、[次へ] をクリックします。ユーザー プロパティをダウンロードし、ダウンロードしたパッケージ内のスクリプトを使用してユーザーをオンプレミスの Active Directory に自動追加することも選択できます。詳細については、ユーザー プロパティのダウンロード を参照してください。
*注意: 複数のユーザーを選択する場合、以下の説明を参照して、ユーザーのリストア パネルでリストア オプションを直接構成することができます。
7. リストア オプション ステップで、リストを展開して選択したすべてのユーザーを表示し、ユーザーのリストア先を選択し、競合の処理方法として マージする・上書きする・スキップする を選択します。
競合が発生した際に、マージする が選択されている場合、バックアップ データが新しいアイテムの追加をサポートするプロパティのリストア先に追加されます。固有値を持つ既存のプロパティは、バックアップ データに置き換えられます。上書きする が選択されている場合は、競合するオブジェクトがリストア先から削除され、バックアップ データがリストアされます。スキップする が選択されている場合、バックアップ データのリストアがスキップされ、リストア先オブジェクトがそのまま保持されます。
8. バックアップ データを元の場所にリストアすることを選択した場合、パスワード フィールドに完全に削除されるユーザーの既定のパスワードを入力し、これらのユーザーが最初にサインインする際にパスワードの変更を強制するかどうかを選択することができます。このリストア ジョブの説明を入力し、[次へ] をクリックして 概要 ページに移動して、リストア設定およびリストアに選択したユーザーを表示します。設定の確認後、[リストア] をクリックします。バックアップ データを別の場所にリストアすることを選択した場合は、リストアされたデータを保持する場所を構成する必要があります。以下のステップを続行します。
9. 今後参照のため、このリストア ジョブの説明を入力することができます。
10. [次へ] をクリックします。
11. リストア先 ステップで、リストア先アプリ プロファイルを選択します。グループのリストア オプションとして マージする を選択した場合に、復旧ポイントでバックアップされたリレーションシップのプロパティを対象グループに追加できるように、詳細設定 オプションを構成します。
12. パスワード フィールドに、完全削除するユーザーの既定のパスワードを入力し、これらのユーザーが初回サインインする際にパスワードの変更を要求するかどうかを選択できます。
13. [次へ] をクリックします。
14. 概要 ステップでリストア設定を確認し、[リストア] をクリックしてリストア ジョブを実行します。