AvePoint はバックアップ データを S3 標準ストレージ クラスに自動保存することに注意してください。バックアップ データは S3 標準から S3 標準-IA、S3 One Zone-IA、または S3 インテリジェント ティアリングに移動でき、Cloud Backup for Google Workspace はこれらのストレージ クラスのバックアップ データをリストアすることができます。ただし、S3 Intelligent-Tiering を使用している場合は、アーカイブ アクセス層をアクティブ化することはお勧めしません。アーカイブ アクセス層をアクティブ化すると、90 日間アクセスがないデータ オブジェクト ファイルがアーカイブされ、Cloud Backup for Google Workspace は Amazon S3 ストレージ内のアーカイブ済みデータにアクセスすることはできません。
Amazon S3 を構成するには、以下の説明を参照してください。
1. ストレージ タイプ – ドロップダウン リストから Amazon S3 を選択します。
2. バケット名 – アクセスまたは作成するバケットの名前を入力します。
3. アクセス キー ID – 指定したバケットへのアクセスに使用するアクセス キー ID を入力します。AWS アカウントからアクセス キー ID を表示することができます。
4. シークレット アクセス キー – 指定したバケットへのアクセスに使用するシークレット キー ID を入力します。AWS アカウントからシークレット キー ID を表示することができます。
5. ストレージの地域 – ドロップダウン リストからこのバケットの ストレージの地域 を選択します。
6. 詳細設定 – 拡張パラメーターを構成する場合、詳細設定 オプションを選択します。拡張パラメーター の構成方法については、以下の説明を参照してください。複数のパラメーターを入力する場合、セミコロン (;) でパラメーターを区切ってください。
• RetryCount – ネットワーク接続が中断した際の再接続回数をカスタマイズします。ここでは、0 ~ 2147483646 の間の正の整数で指定することができます。例えば、RetryCount=6 はネットワーク接続が中断した際に最大 6 回まで再接続することを意味します。
このパラメーターを構成しない場合、既定の値は 6 です。
•RetryMode – 正常に完了されていない要求のリトライ モードをカスタマイズします。このパラメーターが構成されていないか、構成されたものが正しくない場合、Legacy は既定の値として適用されます。値を Standard または Adaptive に設定することもできます。Standard はすべての SDK で一貫している標準的な要求リトライ戦略を表します。Adaptive は Standard 戦略を基に、クライアント側のレート制限による輻輳制御を導入した実験的な要求リトライ戦略を表します。
7. [保存] をクリックして、カスタム ストレージ場所を保存します。