アーカイバ ジョブを実行してデータを VEO ファイルにエクスポートする際、コンテンツがルールで構成したエクスポート先のルール条件を満たす各サイト コレクションに対してフォルダーが作成されます。ルール条件を満たすコンテンツは VEO ファイルとして該当のフォルダーにエクスポートされます。VEO ファイルの一部のメタデータを記録するための Manifest.xml ファイルもフォルダーにエクスポートされます。フォルダーは以下の形式で命名されます。JobID_Suffix (000 から始まる) 例: AR20160711114512686584A0_000。
ArchiverSettings.config ファイルを構成すると、アーカイバ ジョブでエクスポート先の複数のフォルダーからエクスポートされた VEO ファイルを、構成した設定に基づいて 1 件または複数のフォルダーにマージすることが可能になります。マージしたフォルダー内の VEO ファイルのメタデータを記録するための Manifest.xml ファイルもマージされます。
1. ArchiverSettings.config ファイルを検索して、メモ帳で開きます。
2. 以下のノードを構成して、VEO ファイルをマージするための設定をカスタマイズします。
• <archiverVEOMerge enable =" "> – エクスポート先の複数のフォルダー内の VEO ファイルを、1 件または複数のフォルダーにマージするかどうかを選択します。
o 値を True に設定してこの機能を有効にします。その後、以下のノードを構成します。既定の値は True です。
o 値を False に設定してこの機能を無効にします。
• <isDeleteOldFile> </isDeleteOldFile> – VEO ファイルを新規フォルダーにマージした後、元のフォルダーから削除するかどうかを選択します。
o 値を True に設定して、マージ後に VEO ファイルを元のフォルダーから削除します。フォルダーも同時に削除されます。
o 値を False に設定して、マージ後に元のフォルダー内の VEO ファイルを保持します。既定の値は False です。
• <fileSize> </fileSize> – このノードを構成して、サイズによって VEO ファイルをマージします。小数点以下 2 桁まで対応します。サイズの単位は GB です。既定では、合計サイズが 1 GB の VEO ファイルは 1 件のフォルダーにマージされます。
• <fileNumber> </fileNumber> – このノードを構成して、VEO ファイルの数によって VEO ファイルをマージします。既定では、300 件の VEO ファイルは 1 件のフォルダーにマージされます。
*注意: 上記の 2 件のノードが両方構成されている場合、2 件の条件のいずれかが満たされると、2 番目のフォルダーが作成されます。
• <folderName>Merged Folder</folderName> – マージ済み VEO ファイルを保存するために作成されるフォルダーのプレフィックスを定義します。フォルダーは以下の形式で命名されます。Prefix_JobID_Suffix (000 から始まる)。例: Merged Folder_AR20160711114512686584A0_000
3. ファイルへの変更を保存して閉じます。
4. VEO のマージ機能が有効である場合、アーカイブ ジョブが Manifest.xml および VEO ファイルのマージを完了した後、VEO マージ ジョブが自動的に開始します。
*注意:この構成ファイルで構成した設定が無効である場合、VEO マージ ジョブの実行には既定設定が使用されます。