設定の構成

選択したノードに対して、ルール以外に、ルールと設定 ワークスペース内の設定を構成する必要もあります。

*注意: 既存のプロファイルを再利用する オプションを使用して、選択したノードにアーカイバ プロファイルを構成して適用した場合、これらの設定は、プロファイルで定義されている設定を引用しているため、編集不可能です。

アーカイバ ジョブ設定を構成する場合、設定 配下の以下の操作を実行してください。

1.   ワークフロー ワークフロー定義を含む チェックボックスを選択・選択解除することにより、アーカイブするオブジェクトのワークフローの管理方法を定義します。チェックボックスを選択して既存の移動元ワークフローの定義をアーカイブします。

2.   Managed Metadata Service Managed Metadata Service を含む チェックボックスを選択すると、コンテンツに関連付けられている Managed Metadata Service 全体をアーカイブすることができます。インプレース リストアを実行してアーカイブ済みコンテンツをリストアする際に、バックアップされた Managed Metadata Service は自動的にリストアされます。

*注意: Managed Metadata Service のアーカイブにより、アーカイブされるコンテンツのアーカイブ時間とサイズが増える可能性があります。この設定は OneDrive for Business 内のコンテンツに適用することはできません。

*注意: アーカイバを使用して Managed Metadata Service をリストアする場合、用語ストア管理者 権限が割り当てられていることを確認してください。詳細については、Managed Metadata Service のリストア を参照してください。

3.   Information Rights Management (IRM) 設定 SharePoint 管理センター設定の Information Rights Management (IRM) セクションの 構成で指定した IRM サービスを使う オプションが選択されている場合、以下の説明に従ってこのセクションの設定を構成します。

    スーパー ユーザーに対してファイルの暗号化解除を許可する チェックボックスを選択し、このチェックボックスの下に表示される [サーパー ユーザーの構成] リンクをクリックしてテナント用のスーパー ユーザーを構成します。構成したスーパー ユーザーは、IRM 保護ファイルがバックアップの一部としてダウンロードされ、別の場所へのリストア ジョブによってリストアされる場合にファイルの暗号化解除に使用されます。スーパー ユーザーの構成の詳細については、スーパー ユーザーの構成 を参照してください。

*注意: スーパー ユーザーが構成されていない場合、対称キーの期限が切れている場合、またはスーパー ユーザーが正しく構成されていない場合、IRM 保護ファイルのバックアップは失敗となります。

    スーパー ユーザーに対してファイルの暗号化解除を許可する チェックボックスを選択解除すると、バックアップしたコンテンツは暗号化の状態のままでリストアされます。リストア、されたデータにアクセスできるユーザーはサービス アカウントとスーパー ユーザーのみです。

Information Rights Management (IRM) 設定を無効にする チェックボックスは、以下の条件の両方を満たすプロファイルを編集する場合にのみ表示されます。

    このプロファイルは 2017 11 19 日以前に作成されたものです。

    プロファイルで Information Rights Management (IRM) 設定を無効にする チェックボックスが選択されています。

Information Rights Management (IRM) 設定を無効にする チェックボックスが選択されている場合、各リストやライブラリの IRM 設定はリスト・ライブラリのバックアップ中、一時的に無効となります。バックアップ完了後、IRM 設定は再び有効になります。このバックアップ データは、別の場所へのリストア ジョブによってリストアされる際に暗号化されません。ストレージ場所に対する権限を持つすべてのユーザーがデータを表示できる潜在的なリスクが存在します。スーパー ユーザーに対してファイルの暗号化解除を許可する場合は、Information Rights Management (IRM) 設定を無効にする チェックボックスを選択解除します。

*注意: スーパー ユーザーに対してファイルの暗号化解除を許可する チェックボックスを選択してプロファイルを保存すると、Information Rights Management (IRM) 設定を無効にする チェックボックスは次回表示されなくなります。

4.   通知 実行したアーカイバ ジョブの通知方法を選択します。ドロップダウン リストから目的の通知プロファイルを選択するか、[通知プロファイルの新規作成] をクリックして新しい通知プロファイルを作成します。通知プロファイルの作成の詳細については、ユーザー通知設定 を参照してください。

5.   スケジュール 以下のスケジュール オプションのいずれかを選択します。

    スケジュールなし アーカイバ ジョブをただちに実行します。

    手動でスケジュールを構成する カスタム スケジュールを構成し、スケジュールに従ってアーカイバ ジョブを実行します。指定のスケジュールに従って、パラメーターを入力します。

6.   スケジュール設定 手動でスケジュールを構成する オプションを選択すると、以下の設定が表示されます。

a.   開始時刻 スキャンを開始する日時を設定します。開始時刻の下のタイム ゾーン リンクをクリックすると、タイム ゾーンを変更することができます。

*注意: 開始時刻を現在の時刻より前に設定することはできません。

b.   間隔 スキャンの間隔を構成します。テキスト ボックスに 0 以上の整数を入力し、ドロップダウン リストから間隔の単位である 日間週間か月間 を選択します。

c.   終了時刻なし スキャンの繰り返し実行は手動で終了されるまで続行されます。

d.   指定した 回発生したら終了する スキャンは指定した回数の実行後に終了します。

e.   終了時刻 スキャンの再実行を終了する日時を設定します。

スケジュール設定の構成後、間隔 の右側の カレンダー ビュー をクリックしてスケジュールをカレンダー内で日単位、週単位、月単位でプレビューすることができます。