2022 9 月リリース版

リリース日: 2022 9 5

一般的な更新

    組織が Entrust を使用している場合、自動検出 Power Platform オブジェクト (環境、Power AppsPower Automate など) をスキャンするスキャン プロファイルを構成することが可能になりました。Power Platform オブジェクトのスキャン時に、サービス アカウント プロファイル認証方法とアプリ プロファイル認証方法の両方が利用可能です。サービス アカウント プロファイル認証方法を使用する場合、アカウントが Microsoft 365 グローバル管理者ロールを持っている必要があります。アプリ プロファイル認証方法を使用する場合、アプリ管理 に移動して、Entrust が要求する権限を持つ委任アプリのアプリ プロファイルを構成する必要があります。

    組織の Cloud Backup for Microsoft 365 エンタープライズ サブスクリプションで Multi-Geo 機能が有効になっている場合、Microsoft 365 テナントの新しい地域場所は世界中の AvePoint データ センターでサポートされていることを確保するため、自動検出 > データ センター マッピング に移動して、Microsoft 365 地域の場所と AvePoint データ センター間のマッピングを手動で追加することが可能になりました。マッピングを構成する前に、テナントでサービス アカウント プロファイルまたはアプリ プロファイルが構成されていることを確認してください。データ センター マッピングを構成するには、ステップ 1: Microsoft 365 地域場所のマッピングの構成 およびステップ 2: Microsoft 365 テナントでの中央場所の定義 を完了する必要があります。保存されたマッピングは変更できなく、環境内の異なる地域場所間の境界の作成に使用されます。

    組織の Cloud Backup for Microsoft 365 エンタープライズ サブスクリプションで 電子情報開示をバックアップする 機能が有効になっている場合、この情報が サブスクリプション情報 に表示されるように変更されました。

    Cloud Backup for Azure サービスが、次のデータ センターで利用可能になりました: カナダ中部 (トロント)ドイツ中西部 (フランクフルト)西ヨーロッパ (オランダ)イギリス南部 (ロンドン)

    組織が Cloud Backup for Azure を使用しているが、サービス アカウント プロファイルまたは Microsoft 365 アプリ プロファイルを持っていない場合、AvePoint Online Services でユーザー招待用の Cloud Backup for Azure サービス アプリを構成することが可能になりました。

    組織の Fly エンタープライズ サブスクリプションで テナント検出を有効化する 機能が含まれている場合、この情報が サブスクリプション情報 に表示されるように変更されました。

アプリ管理の新機能

    AvePoint FLY アプリが更新され、次の Microsoft Graph API アプリケーション権限が追加されました: TeamsTab.Read.AllTeamsTab.CreateSchedule.ReadWrite.AllReports.Read.All

    組織で Entrust を使用している場合、アプリ プロファイル認証方法で Power Platform オブジェクトをスキャンするには、アプリ管理 に移動して、Entrust が要求する権限を持つ委任アプリのアプリ プロファイルを構成することが必要になりました。

    組織が Cloud Backup for Microsoft 365 を使用している場合、Planner データを保護するために、AvePoint Online Services Administration 委任アプリに、Microsoft Graph API 委任されたアクセス許可 User.Read.All が付与されていることが必要になりました。組織が Fly を使用している場合、AvePoint Online Services Administration 委任アプリに、Teams 移行用の次の Microsoft Graph API 委任されたアクセス許可が付与されていることが必要になりました: TeamsTab.Read.AllTeamsTab.CreateSchedule.ReadWrite.All

自動検出の新機能

    自動検出 スキャン プロファイル で、詳細モードのスキャン プロファイルを実行する際のジョブ パフォーマンスが改善されました。詳細モードのスキャン プロファイルを実行する最初のジョブは完全スキャン ジョブですが、それ以降のジョブはオブジェクトの最終更新日時に基づく増分スキャン ジョブにすることが可能になりました。

    組織の Cloud Backup for Microsoft 365 エンタープライズ サブスクリプションで Multi-Geo 機能が有効になっている場合、自動検出 > コンテナー で、Microsoft 365 ユーザー タブ配下のコンテナーを表示する際に、表示方法 ドロップダウン リストから 地域の場所 ビューを選択することが可能になりました。