TG-TenantMailboxProvisionTimeout

問題:

グループ / チームは Microsoft 365 グループ / Teams の移行ジョブで移行できませんでした。以下のエラーが報告されました。

•    TG-TenantMailboxProvisionTimeout

詳細:

このエラーは、グループのメールボックスの初期化がタイムアウトしたことを示します。グループ / チームのメールボックスが作成されてから、Fly Server API によってグループ / チームのメールボックスを取得可能になるまで、多少の遅延があります。

推奨事項:

既定では、Fly Server は移行中に移行先のグループのメールボックスの取得を 10 回試行します。既定の取得回数 (10) は要件を満たさない場合、以下の説明を参照して取得回数をカスタマイズすることができます。

•    Fly Server 4.9 またはそれ以前のバージョンである場合、…\FLY\Agent\Bin\O365GroupMigration.exe.config ファイルに <add key="EnsureGroupWaitTimes" value="" /> ノードを追加し、value="" 属性値としてカスタムの整数を入力します。

•    Fly Server 4.10 またはそれ以後のバージョンである場合、移行ポリシーに EnsureGroupWaitTimes=" " カスタム機能文字列を追加し、カスタム整数を文字列の値として構成します。

また、Fly Server は毎回、既定間隔に従って、移行先グループ メールボックスを取得します。1 回目の間隔は 10 秒、2 回目の間隔は 20 秒、その後の各間隔は 10 秒ずつ増加します。取得間隔をカスタマイズするには、以下の説明を参照してください。

•    Fly Server 4.9 またはそれ以前のバージョンである場合、…\FLY\Agent\Bin\O365GroupMigration.exe.config ファイルに <add key="RetryIntervalTime" value=""/> ノードを追加し、value="" 属性値としてカスタムの整数を入力します。

•    Fly Server 4.10 またはそれ以後のバージョンである場合、移行ポリシーに RetryIntervalTime=" " カスタム機能文字列を追加し、カスタム整数を文字列の値として構成します。

例えば、文字列の値として 20 に設定する場合、1 回目の間隔は 20 秒になり、2 回目の間隔は 40 秒になり、その後の各間隔は 20 秒ずつ増加します。