FLY は、SharePoint Online/OneDrive for Business、Microsoft Teams、Microsoft 365 Groups 移行用に、SharePoint データの移行方法を定義するための複数のカスタム機能を提供します。機能を使用するには、以下の情報を参照してください。
•PackageCountCapacity - 高速移行におけるアイテムのパッケージ サイズ上限を定義します (アイテム数で計算します)。既定のパッケージ サイズの上限である 250 件のアイテムで、変更しないことをお勧めします。詳細については、Microsoft の ベスト プラクティスと特別な注意事項 記事を参照してください。
•PackageSizeCapacity - 高速移行におけるアイテムのパッケージサイズ上限を定義します (アイテム サイズで計算します)。既定のパッケージサイズの上限である 250 MB は、変更しないことをお勧めします。詳細については、Microsoft の ベスト プラクティスと特別な注意事項 記事を参照してください。
(移行ジョブは、PackageCountCapacity と PackageSizeCapacity のどちらが先に使用するかに依存します。)
•ExcludeHiddenLists - 移行における隠しリストを除外するかどうかを定義します。
既定値が True であり、移行における隠しリストは除外します。隠しリストを移行する場合は、移行ポリシーの カスタム機能 セクションで ExcludeHiddenLists=False を構成します。
•ExcludeMasterPageGallery - 移行におけるマスター ページ ギャラリーを除外するかどうかを定義します。
既定値が True であり、マスター ページ ギャラリーは移行から除外します。マスター ページ ギャラリーを移行する場合は、移行ポリシーの カスタム機能 セクションで ExcludeMasterPageGallery=False を構成します。
•ExcludeListTemplateGallery - 移行におけるリスト テンプレート ギャラリーを除外するかどうかを定義します。
既定値が True であり、リスト テンプレート ギャラリーは移行から除外します。リスト テンプレート ギャラリーを移行する場合、移行ポリシーの カスタム機能 セクションで ExcludeListTemplateGallery=False を構成します。
•ExcludeStyleLibrary – 移行におけるスタイル ライブラリを除外するかどうかを定義します。
既定値が True であり、スタイル ライブラリは移行から除外します。スタイル ライブラリを移行する場合は、移行ポリシーの カスタム機能 セクションで ExcludeStyleLibrary=False を構成します。
•ExcludeContentAndStructureReports - 移行における コンテンツと構造のレポート リストを除外するかどうかを定義します。
既定値が True であり、コンテンツと構造のレポート リストは移行から除外します。コンテンツと構造のレポート リストを移行する場合は、移行ポリシーの カスタム機能 セクションで ExcludeContentAndStructureReports=False を構成します。
•DefaultSiteTemplate – 移行元サイト テンプレートが移行先で無効である場合、移行先でサイトの作成作成に使用する既定のサイト テンプレートを定義します。
既定では、STS#3 サイト テンプレートは既定のサイト テンプレートとして使用されます。移行ポリシーの カスタム機能 セクションで DefaultSiteTemplate=site template ID を構成し、site template ID を目的のサイト テンプレート ID に置き換えることで、別のサイト テンプレートを使用することができます。
•DefaultPageLayout - 移行元ページのレイアウトが移行先で無効な場合、移行先でページの作成に使用される既定のページレイアウトを定義します。
既定では、DefaultLayout.aspx を既定のページレイアウトとして使用します。移行ポリシーの カスタム機能 セクションで DefaultPageLayout=page layout を構成し、page layout を目的のページ レイアウトの名前に置き換えることで、異なるサイトページ レイアウトを使用するように選択することができます。
•DisableAnyoneWithLink - 'リンクを持つすべてのユーザー' を移行するかどうかを定義します。
既定値は True であり、'リンクを持つすべてのユーザー' は移行しません。リンクを移行する場合は、移行ポリシーの カスタム機能 で DisableAnyoneWithLink=False を構成します。
•RestoreManagedNavigationSetting - 管理されたナビゲーション設定を移行するかどうかを定義します。
既定値が False であり、管理されたナビゲーション設定は移行しません。FLY は移行先設定を保持します。移行元設定を移行する場合は、移行ポリシーの カスタム機能 セクションで RestoreManagedNavigationSetting=True を構成します。
•ValidateFileSize - 移行元からダウンロードしたファイルのファイル サイズが実際のファイル サイズと一致する場合に検証を実行するかどうかを定義します。
既定値が True であり、検証を実行します。(移行ポリシーの カスタム機能 セクションで ValidateFileSize=False を構成することで、ファイルサイズの検証を実行しないことを選択できます)。
この機能を有効にすると、以下の機能文字列が動作します。
o ValidateFileSizeErrorInByte - エラー範囲を定義します。既定値が 5 バイトです。エラー範囲が 5 バイトを超過する場合、ファイルの検証が失敗することを意味します。移行ポリシーの カスタム機能 セクションで ValidateFileSizeErrorInByte=number を構成し、number を目的の数値に置き換えることで、別のエラー範囲を定義することができます。
o ValidateFileSizeRetryCount - 検証の再試行回数を定義します。既定の値が 2 です。1 回目でエラー範囲が上記で定義した上限を超過した場合、2 回目の検証を試行することを意味します。移行ポリシーの カスタム機能 セクションで ValidateFileSizeRetryCount=number を構成し、number を目的の数値に置き換えることで、再試行回数を定義することができます。
•ManagedMetadataMigrationPolicy - 移行元の管理されたメタデータ データの移行範囲を定義します。
既定値が 2 であり、移行元用語セットと関連付けられる親用語セット、および用語セット内のすべての用語のみが移行されます。移行ポリシーの カスタム機能 セクションで ManagedMetadataMigrationPolicy=number を設定し、number を以下のいずれかに置き換えることで、異なる範囲を定義することができます。
o 0 - 関連する移行元の管理されたメタデータ サービスを移行しない
o 1 - 移行元用語および関連付けられる親用語のみを移行する
o 2 - 移行元用語セットと関連付けられる親用語セット、および用語セット内のすべての用語のみを移行する
o 3 - 関連付けられる管理されたメタデータ サービス全体を移行する (関連する移行マッピングがサイト コレクション レベルに存在することを確認します。)